「空挺ドラゴンズ」9話感想!美しい朝焼け空の最後のデート

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アニメ「空挺ドラゴンズ」観てますか?

 

空挺ドラゴンズ(1) (アフタヌーンコミックス)

 

長かったクオーン市ともお別れを告げるときがやってきた。

 

ジローとカーチャ……二人の別れに注目です。

 

 

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巨大龍の大解体

 

 

巨大龍の解体作業……千剖士達も多数参加しての共同作業ということで、とても大掛かりな作業になっていましたね。

 

千剖士たちの流儀に習って、解体を始める前に祈りを捧げてから作業を始めるわけですが……休暇にきたはずだと言うのに、巨大龍を狩った後は、無報酬での解体作業とかさすがにちょっと可哀想。

 

一方でミカとヴァナベルはというと、千剖士をして「いい腕してる」と言わしめる仕事っぷりを見せていた……そんな二人にちょっと自慢げなタキタが微笑ましい……でも龍の脳内でヒーヒー言ってたな(笑)

 

それにしてもミカは龍が絡むと一生懸命働くなぁ……龍が絡まないとタキタにも邪険に扱われるくらいのダメ人間になっちゃうけれど。

 

とはいえ、今回の巨大龍はこれまで捕獲した龍とは比べ物にならないくらい大きいので、解体にはまだまだ時間がかかりそう……クィン・ザザ号がこんなに長期間に渡って一つの町に滞在することってなかなかないんじゃないかな。

 

 

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釜煮戦争…うちはベーコン派なんだよ

 

 

クオーン市の郷土料理「釜煮」には、家の数だけこだわりがあるようでしたね。

 

ヨシさんと町の人との持ちつ持たれつな和やかな会話もつかの間、「釜煮」を作ろうとした矢先にあちこちから横槍が入りまくるわけですが……カーチャの酒場の女主人も漏れなく横槍を入れていましたね。

 

大胆に開かれた胸元に私が目線を奪われてる間に、女主人は釜煮の主導権を奪い取ってしまっていた……どうやら彼女はベーコン派らしい。

 

どいつもこいつも自分の釜煮が一番だと思いこんでいるんですね……ただ、その割には龍肉の部位に対するこだわりは薄く、いろんな部位をごった煮にするのがクオーン流だそうで……こだわりの基準がよくわからん。

 

とりあえず部外者はそっと見守るのが吉のような気がします。

 

 

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もうほとんど祭り

 

 

巨大龍の被害により祭りどころではなくなってしまったものの……みんなで協力して解体作業に取り組むうちにいつの間にかお祭りのようになっていましたね。

 

特に賑やかしに大いに貢献していたのが、クィン・ザザ号の飲んだくれども。

 

立て続けの労働に不平不満をぶちまけながらも、食欲はとても旺盛で、お酒にいつも飢えている……そんな彼らの一喜一憂する様が、カーチャにとてもよく受ける。

 

はたから見てると、クィン・ザザ号の連中はなんだかいつも楽しそう……時折飛び交うヤジや嘆き声が妙に笑いを誘うんですよね。

 

個人的にはヨシさんが作ってくれたカツレツのワンシーンがお気に入り……ミカって前フリなしで突然食べるから誰も防げないんですよね……ゾンビか。

 

そして気がつくとお祭りのようになっていたという。

 

 

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美しい朝焼け空の最後のデート

 

 

ジローとカーチャの朝焼け空でのデートがとても印象的でしたね。

 

街から一歩も出たことがないというカーチャの言葉を覚えていたジローは、謝礼代わりに受け取ったオートジャイロでカーチャを空の散歩へと連れ出すのですが……このシーン、音楽と背景との融合がとても絶妙。

 

そして雰囲気たっぷりな中でのジローとカーチャの二人の距離感がさらに絶妙なんですよ。

 

どうしても越えられないもどかしさと、別れが近づいている寂しさ、そして二人が内に秘めた強い衝動を押し殺す様子がとにかくひたすらエモい。

 

この二人、一緒に過ごした時間はとても短いんだけど、お互いに惹かれ合っている姿を見ていると、全然そんな気がしないんですよね。

 

そんな二人の朝焼け空の最後のデート……いろいろな意味で鳥肌が立つような美しいシーンだったように思います。

 

 

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別れの○○

 

 

ジローとカーチャ……お別れのキスをするのかと思いきや……まさかのお別れの散髪してましたね。

 

カーチャの思わせぶりな雰囲気に思わずドキドキしてしまったけど……さすがに衆人環視の中でキスするわけなかったか…ちぇっ。

 

とはいえ、別れの間際にカーチャに散髪してもらえる状況もなかなかにレアですよね……ハサミを貸し出すヴァナベルも妙に感慨深そうだったし。

 

一方で、タキタはナナミお姉さんにすっかり気に入られて、妹さながらに別れを惜しんでいましたね……タキタは誰からも好かれるからなぁ。

 

ミカのほうは、ウラ爺のいう「先人の知恵」とやらにすっかりと騙されて、巨大龍の肉を食いそびれ、折檻しそうになってましたね……毒が抜けきる3年後にリベンジすることを期待する。

 

そしてカーチャに散髪してもらったジローは、すっかり男らしくイメージチェンジ……ひそかにジローの髪の束を大切に持つカーチャの姿がたまらなくいじらしかったですね。

 

今回は別れの散髪となってしまったけれど……いつかジローがカーチャを迎えにくることを願ってやみません。

 

 

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まとめ

 

アニメ「空挺ドラゴンズ」第9話「炊き出しの釜煮と龍のカツレツ」を視聴した感想について書きました。

 

長い長いクオーン市編も今回で終わりとなりましたね。

 

巨大龍捕獲にともなう被害は甚大で、クィン・ザザ号も補給と修理以外はほとんどタダ働きということになってしまったけれど、街の人たちと力を合わせての巨大龍の解体作業と食事のひとときはお祭りと比べても遜色ないような活気にあふれていた。

 

ジローとカーチャ……結局二人は最後まで気持ちを伝えることはできなかったけど、二人の心は言葉など必要としないくらい通い合っていたと思う。

 

今のカーチャにはきっと街を離れられない事情があるのでしょうね……けれどもジローならいつかきっとカーチャを迎えにくることでしょう。

 

次回もとても楽しみです。

 

以上、アニメ「空挺ドラゴンズ」第9話の感想でした!

 

アニメ『空挺ドラゴンズ』感想一覧 2020年1月~3月

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