アニメ「聖女の魔力は万能です」観てますか?
「聖女の魔力は万能です」は「小説家になろう」連載中の同名小説をアニメ化したもの。
人気ジャンルの異世界ものでありながら、全体的に落ち着いた雰囲気が特徴的で、主人公が日本のOLというのも個人的にはポイント高いですね。
というわけで、今回はアニメ「聖女の魔力は万能です」第1話「召喚」の感想について書きますね~。
異世界召喚は突然に
毎度のことながら、異世界からの召喚は突然で理不尽なものですよね。
今回、聖女として異世界に召喚されることとなった、小鳥遊聖(以下「セイ」)もそのパターンの一人。
深夜11時を過ぎてから会社を退社して、誰もいない自宅に「ただいま」と帰ってきた途端に召喚という……ほんとお疲れさんですよ。
しかも今回の召喚はセイとは別にもうひとり、御園愛良(以下「アイラ」)という年下の少女も召喚されたわけですが……どういうわけか、異世界の王子カイルはアイラだけを「聖女」として扱い、セイのことは完全無視。
確かにセイの見た目は地味かもしれないけど(個人的にはすごく好みです)
王宮関係者から「瘴気」と「聖女」に関する説明をされるも、元の世界に帰る方法についてはまったく考慮されていない……日本のOLなめんなよ。
研究員に私はなる
結局、元の世界に戻ることができないセイは、王宮内にて放置プレイされ、暇を持て余し、机に突っ伏す毎日を過ごす。
日本で深夜まで残業していたセイからすると、この束の間の暇暇生活は、退屈極まりないものなんでしょうね。
そりゃそうか、スマホもネットもないですからね。
さいわい、周りの人達はとても親切で、セイの要望には極力善処してくれる。
とはいえ、一人暮らしをしていたこともあるから、一人で羽根を伸ばす時間も大事。
ふと訪れたラベンダー畑で、好奇心いっぱいになるセイの様子が微笑ましかった。
そして親切な研究員ジュードと出会ったことをきっかけに、薬用植物研究所に住み込みで働くこととなるんですね。
もともと興味のある分野であることもあるんでしょうけど、いつまでも王宮内で机に突っ伏してるわけにもいきませんからね。
1.5倍ポーションを大量生産する女
晴れて研究員になったセイさん……今度はポーションを大量に生産していましたね。
しかも効果は1.5倍。
ただし、これは誤差で済むレベルを超えているため、市場に出すわけには行かない。
作る手順は同じなのに、どういうわけかセイのポーションだけが1.5倍。
そしてセイは気がつくとそんな1.5倍ポーションを大量に生産してしまうという……日本のOLは本当に働き者ですね。
そのうち深夜まで残業することになるのかもしれない。
1.5倍ポーションの驚異の回復力
瘴気から生まれたサラマンダーにより甚大な被害をもたらされた第三騎士団。
本来ならば「聖女」であるはずのアイラが出向くのが筋なのでしょうが、カイル王子の判断により凄惨な現場は見せられないと、アイラはかなり手厚く庇護されているようでしたね。
一方、研究所のほうでは大量のポーションが必要とのことで、ありったけのポーションを持って現場に駆けつけることとなる。
大量のポーション、と聞けば真っ先に思い浮かぶのがセイが大量につくった1.5倍ポーションですよね。
しかも、こっそり作った中級、上級ポーションもある。
実際、セイの1.5倍ポーションの効果は非常に高く、治療を受けた兵士からはおおいに感謝されていた。
ただ、とりわけ重症である団長のホークは、いつ力尽きてもおかしくない状況だった。
セイはこっそりと1.5倍上級ポーションを取り出すと、ホークの口に流し込むものの……今の彼にはポーションを飲み込む力もない。
それでもあきらめずに叱咤激励するセイの声に、ホークも反応するんですね。
頑張ってポーションを飲み込んだ結果、あれほど重症だったホークが光に包まれ全ての傷が治ってしまう。
セイの隠し在庫が役に立った瞬間ですね。
そしてこの団長は、研究所の所長ヨハンの古い友人でもあるという。
なんとも胸のすく展開ですよね。
ここからセイは聖女街道まっしぐらとなるのでしょうか。
次の展開がとても気になる……次回がとても楽しみですね。
以上、アニメ「聖女の魔力は万能です」第1話「召喚」を視聴した感想でした!
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