アニメ「無職転生~異世界行ったら本気だす~」観てますか?
今回の意味深なタイトルは、まさに「無職転生」という作品のセンシティブな部分を直撃するものだったりします。
ルディの見事な落とし所と、父パウロの強引な決断、そして新たに登場する獣人ギレーヌに注目です。
おとん、何しとん!? 浮気しとん
ルディのおとんことパウロがやらかしていましたね。
ゼニスの妊娠については純粋にめでたいけど、リーリャの妊娠はしゃれにならない。
一歩間違えばグレイラット家崩壊の可能性すらある。
年齢的にお盛んなのは大変結構……けれども妻以外の女性に手を出すのはよろしくない。
そんなカオスな状況の中、生殺与奪の権を握っていたのはもちろんゼニス……とはいえ、今回は中身アラフォーなルディが見事な立ち回りをしてみせた。
パウロにあらぬ濡れ衣をかぶせ罪を重くする一方で、家族が一気に二人増えることを喜び、下の子達がお互いに友達になるメリットを示唆することで、ゼニスの気持ちの緩和に成功。
結果的に、リーリャもグレイラット家の家族として迎え入れられることとなり、すべて丸く収まってた。
もしもルディがいなかったら……リーリャは母子ともども露頭で野垂れ死んでたかもしれない。
今回ばかりはルディの中身がアラフォーのおっさんで本当によかった。
「無職転生」は異世界だろうが関係なく、こういう生臭いシーンがしっかりと描かれているのが醍醐味の一つだと思うんですよね。
ただ、パウロばかりは本当にどうしようもない。
リーリャのハニートラップ
実はパウロの浮気って厳密には発情したリーリャのハニートラップだったんですね。
毎晩毎晩、夫婦の営みを聞かされ続けてきたリーリャは、ついに我慢の限界を迎え、わざとパウロに襲わせるよう画策するんですね。
実際、リーリャのボディはゼニスよりも迫力があり、パウロの理性はいとも簡単に吹き飛んでいた。
ただ、妊娠まではさすがに予測できなかったみたいですね。
幸い、ルディの采配のおかげでリーリャは無事母親となることができた。
ルディにとってはちょっとした恩返しをした、といったところでしょうか。
なにせ御神体(ロキシーのパンツ)のことを黙って見逃してもらった恩がありますからね。
逆にリーリャは今回の一件で、ルディに対する見方が大きく変わった。
グレイラット家の屋敷の中で、唯一ルディの本質を見抜いていたリーリャは、今回のルディの行動についても、すべて理解した上で適切な落とし所へと着地させたことを知っている。
それまではルディのことを不気味な「悪魔憑き」として認識していたリーリャも、さすがに今回の一件に恩を感じずにはいられなかった。
それにしても少し意外だったのが、今回のパウロのやらかし……リーリャも初めてじゃなかったんですね。
リーリャの初めては、メイドになるはるか前に、すでにパウロに奪われていたという……。
そう考えると、リーリャもなかなかいい性格してますよね。
ロキシー師匠からのお手紙
ロキシー師匠からルディにお手紙が届いていましたね。
能力が伸び悩むルディとは逆に、ロキシーは水王級の魔術師へと昇格……今ではシーローン王国の第7王子の家庭教師を務めているという。
この第7王子、ルディによく似ているそうだけど、さすがのルディも背後からロキシーの胸を揉むまではしないでしょう。
せいぜいパンツ盗んで御神体として奉るくらいですよ?
残念ながらロキシーにはしっかりとバレていた……しかも手紙を経由して父パウロにもバレてしまった。
ちなみに胸を揉んだ第7王子はロキシーの無詠唱魔法で火だるまにされていた……王族って燃やしてもいいものなの?
でも水王級の魔術師ともなると、パウロがいうには世界中を探しても指の数ほどしかいないという……これってとんでもなく凄いことですよね。
そんな凄いロキシーにラノア魔法大学すすめられた日には、さすがのルディも奮起するしかないでしょう。
何せルディにとってロキシーは特別な師匠ですからね。
共依存するルディとシルフィ
魔法の才能あふれるシルフィはその実力を伸ばす一方で、ルディと離れることを極端に恐れるようになるんですね。
ルディはルディで頭打ちになりつつある現状に頭を悩ませ、学校への進学を検討するも……シルフィの涙の懇願には抗うことができない。
それにしてもシルフィの涙のシーン、力入ってましたね……ついついリピートしたくなる。
ルディはシルフィと一緒に学校へ行くため、パウロに学費の件で交渉するのですが……さすがにシルフィの分まで学費を面倒見てもらうのは無理だった。
おそらくルディは最初から仕事をする方向へと落とし所を設定しいたのでしょうけど……このルディの判断は決してシルフィのためにはならない。
パウロは女関係に関しては控えめにいってもクズだけど、一応は子供を持つ親だけあって、ルディとシルフィの関係性についてはちゃんと危惧していたんですね。
また、パウロは対ルディに関して多少なりとも経験値を積んでおり……口では決して勝てない事がわかっているため、力づくでルディとシルフィを引き剥がしにかかっていましたね。
ルディもあまりに咄嗟のことだったので、魔術を駆使して全力で応戦……次から次へと繰り出す無詠唱魔法の数々に、パウロもかなり本気を出して戦っていましたね。
木刀でなければ、ルディを殺していたかもしれないほどに。
獣人ギレーヌ来た!
ルディの仕事の斡旋の一環で、獣人ギレーヌが登場していましたね。
ギレーヌはパウロとゼニスの昔なじみではあるものの……ことパウロに対する当たりは強く、ルディの妹ノルンについてもパウロに似なくて良かった、とさりげなくディスってた。
それにしてもギレーヌ、見た目のインパクトが強すぎる……というか露出しすぎてる。
ルディはパウロに力づくで気絶させられると、そのままギレーヌの馬車にドナドナされてしまってた。
馬車の中で目覚めたルディは遅まきながら自己紹介……なんともシュールな一幕でしたね。
ギレーヌの詳細については今回は残念ながら触れられていなかったけど、それは次回のお楽しみ、ですね。
まとめ
アニメ「無職転生~異世界行ったら本気だす~」第4話「緊急家族会議」を視聴した感想について書きました。
今回はパウロの浮気により、危うくグレイラット家が崩壊するところでしたが……ルディがうまく立ち回ることにより、家族が増えて結果オーライ。
一方で、ロキシーの手紙をきっかけにルディとシルフィの関係にも変化が訪れ、父パウロの強引な決断により、ルディは獣人ギレーヌに預けられることとなったわけですが……ここからの展開がまた面白いんですよね~。
次回がとても楽しみです。
以上、アニメ「無職転生~異世界行ったら本気だす~」第4話の感想でした!
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