池井戸潤「下町ロケット ゴースト」読んだ!感想とドラマへの期待

2018年7月20日に発売された池井戸潤の「下町ロケット ゴースト」を早速読みました。

家でゴロゴロとしながらKindleでサクッとダウンロード。

前半は家で、後半はコメダ珈琲で読みました。

今作も池井戸節が火を吹いていましたが、予想だにしない終わり方をしたものですから、少し悶々としている次第です。

そんな「下町ロケット ゴースト」の感想について書きました。

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「下町ロケット ゴースト」のあらすじは?

下町ロケット ゴースト

倒産の危機や幾多の困難を、社長の佃航平や社員たちの、熱き思いと諦めない姿勢で切り抜けてきた大田区の町工場「佃製作所」。
しかし、またしても佃製作所は予期せぬトラブルにより窮地に陥っていく。
いまや佃製作所のシンボルとなったロケットエンジン用バルブシステムの納入先である帝国重工の業績悪化、主要取引先からの非情な通告、そして、番頭・殿村に訪れた危機――。
そんな絶体絶命のピンチを切り抜けるため、佃が下した意外な決断とは・・・・・・。

経理部長・殿村の危機とは?

第2話 池井戸潤・直木賞受賞作~娘の愛で20億買収の危機を救えるか15分枠大SP

1作目の「下町ロケット」、2作目の「下町ロケット ガウディ計画」につづき、3作目となる今作「下町ロケット ゴースト」。

またしても絶体絶命のピンチに見舞われるわけですが、今作で一番の試練を受けることになるのは経理部長の殿村。

経理部長の殿村はもともとは銀行に籍を置きながら、佃製作所に出向していた外部の人間。

しかし、佃社長や社員達と一緒に仕事をする内に情が移り、正式に佃製作所の社員となったという経緯を持つ、ドラマ版においても高い人気を誇る登場人物でもあるんですよね。

クソ真面目で世渡りが下手、社長や社員にとって嫌がることでも会社のためを思い進言する。

嫌われ役になることが多い殿村ですが、今作「下町ロケット ゴースト」では、そんな殿村に対して追い打ちをかけるような試練が待ち構えているわけです。

ではどんな危機が待っているのか?

そのヒントはずばり「表紙」にあります。

気になる方はぜひ「下町ロケット ゴースト」を読みましょう!

新たな登場人物が魅力的

「下町ロケット ゴースト」には、今作のキーマンともいえる新たな登場人物が何人か登場します。

それぞれの人物ごとにワケありの過去があり、様々な人間関係のしがらみが、予想だにしない展開を見せるのですが、これがまた面白い。

新しい登場人物の中の一人に女性がいるのですが、この人物が今後どのような役割を果たしていくのか?個人的にはそのあたりの展開がとてもおもしろく感じました。

今までの「下町ロケット」シリーズにはいなかった人物像となっていて、かなり魅力的です。

ちなみにタイトルについている「ゴースト」も、この新しい登場人物に関わっているんですよ。

佃製作所の隠れた人材も登場

最終話 裏切り者は許さない日本プライドを持て!ロケットの夢・人工弁の夢を打ち上げろ!!

今作でも佃製作所はあらたな製品を開発することになるのですが、この製作にあたって今まであまり日の目を見ることがなかった、隠れた人材も登場します。

佃製作所には基本的に「できた人」が多いのですが、この隠れた人材は実力はあるものの、いわゆる人付き合いがあまり上手ではない、どちらかというと「いわくつき」の人物なのですが、ガウディ計画のときの若い二人と絡むことで、とても興味深い展開を見せてくれます。

個人的にはこういった人物は大好きだったりします。

どうなる?財前

第3話 池井戸潤・直木賞受賞作~新たな敵・帝国重工が牙をむく!~

帝国重工も業績悪化や社内抗争に伴って、不採算事業である「スターダスト計画」と、責任者である財前も窮地に立たされることに。

そしてこの財前のピンチになる「ある原因」は、新しい登場人物にも深い因縁があり、より大きなスケールの問題へと発展する予感がします。

そして、そんな財前もどうやら「表紙」のイラストに大きく関わってきそうです。

やっぱり頼れる神谷先生

親父の役目 四人目が生まれて思うこと

佃製作所に欠かせない頼れる顧問弁護士・神谷先生ですが、今作でもやはりメチャクチャ頼りになります。

一作目においては、まさに「救世主」といっても過言ではないような役割を果たしてくれましたが、今回もやはり頭のキレが冴え渡っています。

地上波ドラマでは恵俊彰さんが神谷弁護士を演じていましたが、10月に放送予定の「下町ロケット ゴースト」ではどのような演技を見せてくれるのか?

今からとても楽しみです。

でも佃社長が一番好きだ

第8話 佃&財前、まさかの敗北…逆襲を狙え!!

下町ロケットには多くの魅力的な人物が登場しますが、私はやっぱり佃社長が一番好きです。

元はといえばロケットのエンジン開発に携わっていた「技術畑」出身のバリバリの技術者でもある佃は、社長になってもその「技術者魂」を錆びつかせることなく、より磨きをかけてモノづくりに情熱を注ぎ込む姿は、架空の話だという部分を差し引いても、胸が熱くなります。

今作においても佃社長の「佃イズム」は健在で、過去に経験した数々の逆境を糧にして、泥臭くありながらも風格が増したように感じられました。

10月ドラマで阿部寛さんがどのような演技を見せてくれるのか、とても楽しみです。

「下町ロケット ゴースト」は次回作「下町ロケット ヤタガラス」で完結か

下町ロケット ゴースト

今回の「下町ロケット ゴースト」、読めばわかるんですが、今作だけでは完結しません。

唐突にプツッと終わるような感じになっているので、消化不良といえば消化不良、言い換えると「続きがめっちゃ気になる!」

確かに読んでいて思ったんですよね。

今回は「ページ数が少ないな」と。

そして気になる次回作のタイトルは「下町ロケット ヤタガラス」。

またしても意味深なタイトルとなっていますが、発売は2018年秋とのこと。

TBS日曜劇場のドラマ「下町ロケット ゴースト」は10月スタート。

おそらく同じタイミングで「下町ロケット ヤタガラス」が発売されるのでしょう。

そしてドラマは「下町ロケット ゴースト」と「下町ロケット ヤタガラス」を連続で全10話くらいで放送するのでしょうね。

ああ~待ち遠しいわ~!

とりあえずもう一回「下町ロケット ゴースト」を読み返したいと思います。

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