アニメ「無職転生~異世界行ったら本気だす~」観てますか?
今回はロキシーの里帰り。
ロキシーの心境の変化と、伏線の回収に注目ですよ。
ルイジェルド大人気
旅の道中でのルイジェルドが思わぬ形で人気でしたね。
北神流のオーベールの弟子と名乗る男に始まり、その後立て続けにルイジェルドに腕試しを挑むことになるのですが、これら一連の流れは決して不快なものじゃなかった。
魔大陸から遠ざかるにつれ、スペルド族への偏見も薄まったのか、挑戦者たちは純粋にルイジェルドの腕に感服し、破れた後も実に清々しいものだった。
また、この状況を利用してルディがルイジェルド人形を手渡す様子も微笑ましい。
なによりルイジェルド自身も、この挑戦者たちをこのましく思ったようで、とても柔らかな表情が印象的だった。
個人的にはルイジェルドの株が上がる描写に救われるような思いがした。
ルディのスペルド族名誉回復作戦は地道ながらも着実に成果を上げていってると信じたい。
ルディ、お前もか
再び船上の人となったデッドエンド……今度はエリスのみならずルディも船酔いしていましたね。
エリスが終始ゲーゲーする一方、負けじとゲーゲーするルディ……平気なのはルイジェルドただ一人。
デッドエンドの弱点は船か。
ヒールを求めるエリスの声も、今回ばかりはルディに華麗にスルーされていた。
ゲロに苦しむエリスも悪くない、とひそかに思った。
まさかのノコパラがド正論
ロキシーとの古馴染みであるノコパラ……おまゆうなド正論を吐いてましたね。
昔は一生懸命に背伸びしていたロキシーも今や水王級の魔術師へと成長……これもルディとの出会いにより身の程を知った結果なのか。
昔よりも落ち着いた様子を見せるロキシーに、ノコパラは随分と驚いていた。
とはいえ、ノコパラが「デッドエンド」という言葉を口にしたときは、ガクガクブルブル涙目になり今にも漏らしそうな勢いでしたが。
ただ、変わったのはロキシーだけじゃなくノコパラも同じ……今や三人の子を持つ父になったノコパラは家族を守るためならなんだってやる、という意外な気概を見せていた。
そんなノコパラが家族についてロキシーに諭すシーンは、至極まっとうではあったのだけれど……個人的には「お前がいうな」という気持ちのほうが強かったですね。
とはいえ、さすが古馴染みだけあって、ロキシーのことよくわかってる。
今回のノコパラの助言はロキシーにとって計り知れないものがあった。
ロキシーの里帰りたまらん
ロキシーの里帰りに少し胸が熱くなった。
ノコパラの影響を受け、ロキシーは久方ぶりの里帰りをするものの……念話のできない異端者であるロキシーにとって、この故郷は決して帰りたくなるものじゃなかったんですね。
特にアニメならではの念写の描写は疎外感が半端ない……本当に何考えてるかわからないんですもん。
おそらく他の種族とのコミュニケーションでは実際に声を出して会話するんでしょうけど……ロキシーの様子を見るからに、ミグルド族内では声を出すことは一切なかったように思われる。
久しぶりの両親との再会においても、到着早々に出ていこうとするくらい、ロキシーの心は冷めていた。
でも、両親はそうじゃなかった。
ノコパラの助言は正しかった。
ポロポロと涙を流す母……徐々に徐々に感情を表に出すロキシーの描写がとにかくグッときましたね。
また幼き日の思い出のお馬のおもちゃが目に滲みる……ロキシーもロキシーの両親も本当に素晴らしい。
そこに加えてデッドエンドの伏線回収。
ロキシーの弟子であるルディが二年前に訪れたこと、スペルド族のルイジェルドが仲間になっていること、そしてルディたちこそが「デッドエンド」の正体であること。
世間は広いようで狭い。
ロキシーとルディの師弟の再会は叶わなかったものの、今回のように間接的に縁がつながる描写も悪くないですよね。
それにロキシーの心配材料も一つ減った。
本当に大切なことにも気づけたことだし、ロキシーはまたひとつ大きく成長した(内面的に)
けれども、エリナリーゼ関連では相変わらず短期を起こしてまた財布を軽くしてたな。
ロキシーの旅はまだ終わらない。
個人的には次の里帰りがとても楽しみ……きっちり伏線張ってくれたしね!
次回もとても楽しみです。
以上、アニメ「無職転生」第18話「それぞれの旅」を視聴した感想でした!
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