「八男って、それはないでしょう!」11話感想!アマーリエの覚悟

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アニメ「八男って、それはないでしょう!」観てますか?

 

 

今回はバウマイスター家のお家騒動がヒートアップ。

 

ヴェルが領主になることを決意する一方で、長男クルトは徐々に破滅へ向かっていく。

 

そんなドロドロジメジメした中でも、光っていたのがアマーリエ……彼女の母としての覚悟に注目です。

 

 

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王宮公認のリストラ

 

 

今回のバウマイスター家のお家騒動は、アンデッド問題に便乗したリストラ作戦だったんですね。

 

現当主アルトゥル、次に続くクルトは広大な領地を開拓するだけの能力を持ち合わせておらず……良く言えば凡庸、実際は無能……そして中身はクズだった。

 

特に長男のクルトはヴェルに対する嫉妬心も強く、もはや正常な判断を失ってるとしか思えない。

 

また、一部の取り巻き以外の領民に対しては重税を課して搾取するなど、はっきりいって領主失格。

 

それに妻と子供達と一緒にいる場面の描写もないことから、実質的には家庭内別居状態にあるのかもしれない。

 

当然、領民達からの信頼も薄い……というかほとんど無い。

 

ヴェルが滞在すればするほど、領民はヴェルのほうへと傾いていく……そりゃそうですよね……今のヴェルは国の英雄なんですから。

 

ヴェルは師匠譲りの高い魔力を見込まれて、次から次へと依頼をこなし、莫大な財産を築いている。

 

つまり、領地の未開拓部分を開拓する力が十分にあるんですね。

 

片や無能のクズ領主、片や金持ち英雄冒険者……どこの誰がどう見たところで、八男一択しかないでしょ。

 

 

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アマーリエの覚悟

 

 

ヴェルが一番気にしているのは、クルト本人の失脚ではなく、残されたアマーリエとその子どもたちなんですね。

 

アマーリエ自身もその事については十分に自覚しており、子供達を連れて積極的にヴェルに取り入ろうとするなど、強かな一面を見せていた。

 

クラウスはそんなアマーリエを警戒するよう注意を呼びかけていたけれど、クラウスのほうが明らかに胡散臭くて信用できねえ……というか何考えてるかわからない。

 

アマーリエは自らの行動の真意をヴェルに正直に話していたし、何より子供達を守るために必死……それに彼女の覚悟はヴェルにも大きく影響を与えていた。

 

クルトのような男と結婚したことについては不運としか言いようがないものの……幸い二人の息子は素直でいい子に育ってる。

 

もうそれだけでアマーリエの人となりがわかりますよね。

 

そんな彼女が覚悟を決めているというのに、いつまでもうじうじと悩んでいる場合じゃない。

 

ある意味、今回の騒動の影の立役者はアマーリエなのかもしれませんね。

 

 

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次々とクルトから離れる取り巻きたち

 

 

クルトのそばには、何人かの取り巻きがいるのですが……覚悟を決めたヴェルによって次から次へと離れていっていましたね。

 

バザーを開いて魅力的な商品を販売して領民達の心を掴む一方で、取り巻き達には職人の修行のため、王都への資金を全面的に提供する……ここまでされてはクルトにつく理由がまるでなくなってしまう。

 

それに元々クルトの評判は領民達からすこぶる悪く、誰一人としてクルトを慕う者はいない……。

 

ヴェルとしては王宮の描いたシナリオではなく、もっと穏便なシナリオでクルトが死なないように配慮してはいるものの……。

 

自暴自棄になったクルトの暴走はルックナー会計監査長の横槍によりさらに加速……ヴェルが大嫌いなお家騒動はまさにピークを迎えようとしている。

 

 

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まとめ

 

アニメ「八男って、それはないでしょう!」第11話「板挟みって、それはないでしょう!」を視聴した感想について書きました。

 

ヴェルが活躍すればするほど、クルトが嫉妬に狂っていく……同じ家族だというのに、なんともドロドロジメジメとしたものが常に漂ってる印象でしたね。

 

ヴェルとしては、領主をする覚悟は固まったものの……クルトを死なせたくないし、アマーリエと子供達にも悪い影響を及ぼしたくない。

 

それに領民達をもっと豊かにもっと幸せにしていきたいし、王宮の意向に真っ向から逆らうのも避けたいところ。

 

今回はあのブランタークでさえ蜂蜜酒を我慢してまで、陰ながらヴェルの護衛についている……それだけの期待を賭けられている以上、ヴェルとしても応えないわけにもいきませんよね。

 

そんなヴェルの思惑とは裏腹に……長男クルトはどんどん悪い方へと突き進む……ほんとどうなんのコイツ?

 

次回がとても気になります。

 

以上、アニメ「八男って、それはないでしょう!」第11話の感想でした!

 

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