「わたし、定時で帰ります。」10話(最終回)感想!キレイな大団円

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ドラマ

ドラマ「わたし、定時で帰ります。」観てますか?

 

結衣流・働き方改革、ついに完結。

 

みんなが幸せになる最終回がここにあった。

 

 

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巧の闇が思ったよりも深かった

 

巧の突然の浮気告白により、巧と結衣はそれぞれの実家に帰り、距離を置くことに。

 

いっしゃん
いっしゃん

婚約中に浮気するとはいい度胸してますよね

 

浮気相手は同じベイシックオンの先輩とのこと。

 

いっしゃん
いっしゃん

例の星印の運用コンペの相手ですね

 

浮気相手の先輩とやらも、婚約していることを知っててちょっかい出してたようでしたし…ほんとろくでもない大人たちです。

 

結局、巧と結衣は婚約を解消し、お別れすることになってしまった。

 

じゃあ巧はその先輩と付き合っていくのか?

 

と思いきや、結局関係が続くことはなく、巧が下した最終決断は「一人がいい」という身も蓋もないものだった。

 

はじめて会ったときから結衣のことを好きだったそうだけど、その実裏ではかなり無理して結衣に合わせていた部分もあったみたいですね。

 

なまじで家事全般こなせるものですから、一人でいるほうが気楽でいいのかもしれませんね。

 

あれだけ仲良くしていたのに、結局一人でいることを選ぶあたりに、はたから見るだけではわからない巧の闇の深さを感じますね。

 

 

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福永の意外な一面!思わず共感してしまった

 

星印の新しい担当者は、かつて福永の会社の下請け会社に勤めていたとのこと。

 

福永は安い金額で仕事を受け、さらに安い金額で下請けに仕事を出す、というスタイルだったそうで、星印の担当者はそんな福永に対し不信感バリバリなんですね。

 

逆に、結衣と晃太郎の頑張りについてはしっかりと認めるなど、さすが元同業者だけあって、前の担当者とは違い、見る目はあるようです。

 

しかし、このままでは運用はベイシックオンに取られてしまう。

 

運用を任せるのに星印が出してきた条件は、福永をプロジェクトから外すこと。

 

結衣と晃太郎は福永外しの件で話し合うんですけど、このときに晃太郎が話す福永の過去話がとても意外なものだったんですね。

 

かつての福永は仕事を安請け合いするようなことはなく、社員を大切にする経営者だったとのこと。

 

リーマンショックで仕事が激減する中も、社員を守るため、自宅を売却し、家族と別れても、必死に仕事を受け続けてきたんですね。

 

仕事はないよりあったほうがいい…たとえどんなに金額が安くても。

 

いっしゃん
いっしゃん

その気持ち、わからなくはない

リーマンショック直後は本当に仕事が激減しましたからね。

 

けれども、福永のやり方では社員どころか会社を守り切ることもできず、結局は会社を売却することになってしまった…。

 

結衣にプロジェクトから外れるように言われてから、心情を吐露するシーンは、はじめて福永が人間らしく見えるとても印象深いものでした。

 

そんな福永に「もう頑張らなくていい」と声をかける結衣の優しさと、大事なことを人任せにせず自らプロジェクトを外れるように伝えた晃太郎の義理堅さも本当に良かった。

 

これで福永も少しは人間らしく生きていけるようになったんじゃないでしょうか。

 

 

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過労で倒れた最初で最後の男・石黒

 

連日の残業による疲労の蓄積、外注先の倒産、帰らない晃太郎、浮気問題で心痛の結衣…そして納期までの時間はあと僅か。

 

満身創痍のプロジェクトメンバーを助けたい結衣は、父の助言に従って、ウォーキング中の社長に直訴するんですね。

 

その結果、助っ人として駆り出されたのは管理部のスカジャン野郎・石黒(TKO木下)。

 

いっしゃん
いっしゃん

ネットヒーローズで過労で倒れた最初で最後の男だそうです

今は管理部だけど、昔は制作に携わっていて、めちゃくちゃ仕事が早かったらしい。

 

いっしゃん
いっしゃん

そして結衣と賤ヶ岳のかつての上司でもあった

仕事とは、仕事ができるヤツに集中するもの。

 

結果、当時の石黒は過労で倒れることになってしまった。

 

その出来事がきっかけとなり、社長が働き方改革を断行したおかげで、結衣のように「定時で帰る」ことが可能となったんですね。

 

だから石黒はネットヒーローズで過労で倒れた「最初」の男ではあるんだけれど、「最後」の男にならなければならない。

 

そんな石黒の仕事の早さこそ、ネットヒーローズの働き方改革に必要なのかもしれない。

 

 

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「東山さんと種田さん」から「結衣と晃太郎」へ

 

石黒が助っ人に加わるも、仕事をまったく休もうとしない種田。

 

そして結衣も休憩を取るといいつつも、こっそりとパソコンを持ち出して、休憩せずにこっそりと仕事をしてしまう…。

 

意識が朦朧としながらパソコンのキーボードをひたすら叩く描写、私も似たような経験があるので、見ていてドキドキしてしまいました。

 

結果的に、結衣は過労のあまり目を回して倒れてしまい、病院で一日半もの間眠り続けることとなった。

 

しかも、頭には3針の怪我。

 

倒れたところを発見してから、病院で目を覚ますまで、晃太郎はずっと付き添い続けたんですね。

 

本気で結衣を心配し、本気で結衣を怒り、本気で結衣を失うことを恐れた晃太郎。

 

そんな晃太郎が流す、結衣でさえ初めて見る本気の涙…。

 

二人して涙を流し合うこのシーン…最高に感動的でした。

 

いっしゃん
いっしゃん

涙を流しながら『泣いてねえし』と強がる晃太郎、最高

それぞれ、お互いの立場を経験したことにより、二人ははじめて本当に理解をしあえた。

 

もうお互いを「東山さん」「種田さん」という関係は必要ありませんね。

 

やっぱり二人は「結衣」と「晃太郎」と呼び合うのが一番しっくりきます。

 

半年後、実家でハレモノとなった結衣に、不器用なプロポーズをする晃太郎。

 

『前向きに検討させていただきます』と茶化して、上海飯店のハッピアワーへと走る結衣と、それを追いかける晃太郎の二人がとにかく最高だった。

 

いっしゃん
いっしゃん

なんて清々しい終わり方

 

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まとめ ~キレイな大団円~

 

ドラマ「わたし、定時で帰ります。」第10話(最終回)「定時の女が起こす奇跡!あなたは何の為に働いてますか?」を視聴した感想について書きました。

 

暗雲立ち込める中で始まった最終回は、蓋を開けてみるとすべてにキレイな決着をつける見事な大団円となっていましたね。

 

結衣と晃太郎は収まるべき鞘に収まった。

 

星印案件は社長が出張って追加費用請求の上、運用まで勝ち取った。

 

ブラック福永はホワイト福永へと変わり、なんだかんだでみんなが幸せになるという、とても素晴らしい最終回だったように感じました。

 

こんなに清々しい最終回、なかなかないと思う。

 

3ヶ月間、本当に楽しませていただきました。

 

以上、ドラマ「わたし、定時で帰ります。」第10話(最終回)の感想でした!

 

ドラマ『わたし、定時で帰ります。』感想一覧 2019年4月~6月

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