ドラマ「わたし、定時で帰ります。」3話感想!結衣の先輩力がキラリと光る

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ドラマ

ドラマ「わたし、定時で帰ります。」観てますか?

 

今回スポットが当たるのはSNS動画投稿で炎上させた新入社員・来栖くんです。

 

結衣の先輩力がきらりと光る秀逸エピソードとなっていましたよ。

 

というわけで今回は、

 

ドラマ「わたし、定時で帰ります。」
第3話
「私の部下が退職願!?働き方新時代への絆」

 

を視聴した感想について書きますね~。

 

 

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来栖の行動はたしかに痛い

 

来栖がやらかしたSNS動画投稿は下手をすると本当に会社が潰れるレベルのもの。

 

それにもかかわらず、拡散したのは友人で自分じゃないといって被害者ヅラする当事者意識の低さは見ていて本当に痛かった。

 

結果的に動画がいい方向にバズったから良かったものの、今回の来栖の行動は下手したら懲戒解雇ものです。

 

そして逆境になるとすぐに会社を辞めて逃げようとする。

 

この部分だけを切り取ってみると来栖は会社にとっては必要のない人材にしか見えませんよね。

 

しかし、今回の「わたし、今日は定時で帰ります。」はここからの巻き返しが本当に見事でした。

 

 

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種田と福永、対照的な上司像

 

今回の来栖のやらかしは、二人の対照的な上司(種田と福永)の違いをよくあわらしていましたね。

 

種田晃太郎(向井理)

 

動画拡散でバズったことにより、結果的にファイアーストロングの新商品の売上は伸びた。

 

けれども来栖のやったことは決して許されるモノではない。

 

種田(向井理)はそのことについて来栖をしっかりと叱った。

 

種田はオフィス内ではつねに周囲の状況を確認し、部下の一人一人をよく見ている。

 

結衣が苦しいときにはフォローもするし、失敗した来栖には新たなチャンスも与える。

 

種田のマネジメント能力の高さがよくわかりますね。

 

ただし、休日に電話で呼び出したり強引にフットサルに連れ出したりと、ワーカホリック特有の悪い一面も持ってる。

 

そこを除けば種田はかなりいい上司の部類に入るでしょうね。

 

 

福永清次(ユースケ・サンタマリア)

 

一方、福永はというと、来栖が会社をやめるといっていなくなったときには真っ先に自分の責任を回避。

 

結衣(吉高由里子)に責任をすべて押し付けた。

 

来栖復帰後は会社を辞められたら困るからといってあからさまなヨイショ、動画拡散がバズったときにはあろうことか褒めてしまった。

 

取引先には平気でウソを付き話を盛る。

 

トラブルが無いときは飲み物を差し入れしたりしてわりと好印象なんですけどね。

 

とはいえ、福永は結局のところ責任を取るべきときに取ろうとしない「無責任」な男。

 

責任を取らない上司はもはや上司とはいえない。

 

 

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三谷、上海飯店の常連入り

 

第1話で結衣と打ち解けて以降、エッジが薄れてマイルドになりつつある三谷。

 

気がつくと上海飯店の常連入りしてた。

 

常連客限定スキル『いつもの』も使えるようになり、クダを巻いて上手にストレスを発散する術も身につけたようです。

 

とてもいい傾向ですね。

 

いつもの常連、戸塚と篠原をほんのちょっぴり怯えさせてるようにも見えましたけど、三谷は今日も元気です。

 

 

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頼れる定時の女・東山結衣の先輩力

 

今回はいつも定時で帰る女・東山結衣(吉高由里子)が頼れる先輩力を存分に発揮します。

 

豆腐メンタルのデリケートな来栖は取り扱いがとても難しい。

 

なんとかなだめすかして会社に残るように説得するも、福永のブラック発言で凹み種田の有能っぷりに凹み顧客との打ち合わせで凹む。

 

来栖ハートが凹むたびに「辞表」やら「異動届」が飛び出してくる。

 

さすが日頃から「辞めよっかな~」と言ってるだけあるな。

 

来栖くんってば、実は有言実行の男だったのか。

 

けれども頼れる定時の女・結衣はそんな来栖を「面白い」という。

 

  • こまめにシュレッダーの掃除をする
  • 釣り堀で酔っ払って財布忘れて失踪する
  • 来栖のランダーの企画案が好き

 

結衣は来栖の悪い面だけでなく、いい面もよく見ていて、それら全部をひっくるめて「人として面白い」という。

 

予想外な結衣の言葉で来栖が面映い表情を見せるシーンがとてもあたたかくて印象的でしたね。

 

「欠点を克服しろ」とか「もっと努力しろ」とかではなく、ありのままの来栖君を受け入れる結衣の先輩力がとにかく突き抜けてました。

 

 

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受注にいたるプロセス描写がいい

 

今回はランダーのコンペを受注するまでのプロセス描写がとても良かった。

 

来栖が出した企画案は素直に面白い切り口だと思ったし、スポーツオンチ結衣のフットサルは本当に楽しそうでした。

 

フットサルでの経験来栖の企画案が融合した結果、結衣がたどり着いた答えは「原点回帰」。

 

ランダー設立当初の理念を取り入れた企画案は、最終プレゼンでは逆風気味だったものの、失言と思われた来栖のソール知識がランダー専務の心を掴み、今度はランダーの炎上動画が逆に追い風となった結果、見事受注に結びついた。

 

この受注に至るまでのプロセスがとても良く工夫されていて、今回は経済ドラマとしても充分に楽しめました。

 

受注後、種田が来栖にチャンスを与えたり、来栖が結衣にLINEで軽くドヤる描写も良かった。

 

最後に炎上動画で対応した休日分の代休を取ろうとする結衣のたくましさにはほれぼれしましたね。

 

フットサルも残業申請してやれ。

 

 

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まとめ

 

ドラマ「わたし、定時で帰ります。」第3話「私の部下が退職願!?働き方新時代への絆」を視聴した感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?

 

今回は、いつどこで炎上するかわからないSNS動画拡散を巧みに話に取り込みつつ、仕事受注に至るまでのプロセスと醍醐味を描き、新入社員・来栖を見事な先輩力でフォローした結衣のファインプレーが光る見応えのある回でしたね。

 

残念ながらちょっと残業してしまいましたけど、定時で帰る描写は相変わらず健在。

 

ひとり働き方改革を実践し続ける結衣に来週も注目せずにはいられません。

 

以上、ドラマ「わたし、定時で帰ります。」第3話の感想でした!

 

ドラマ『わたし、定時で帰ります。』感想一覧 2019年4月~6月

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