アニメ「ダイの大冒険」18話感想!情けには情けで返す戦士たち

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アニメ「ダイの大冒険」観てますか?

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険(2020) 

 

今回は復活したヒュンケルとクロコダインの活躍に注目です。

 

 

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ヒュンケル登場で目立つポップの小者ぶり

 

 

復活したヒュンケルの神々しい登場とは裏腹に、ヤキモチを焼くポップの小物っぷりが否応無しに目立ってましたね。

 

ポップにとってヒュンケルとは、アバンの兄弟子であること以上に、マァムの恋敵である一面のほうが強く……はっきりいってヒュンケルの再登場は心から歓迎できるものじゃない。

 

また、ヒュンケルに助けられ目覚めたマァムの反応も、ポップに見せる気の強い側面ではなく、ふだんあまり見せることのない女性らしいしおらしさがにじみ出ていて、ポップにとっては気が気じゃない状況でしたからね。

 

そんな愛憎渦巻く中、肝心のヒュンケルはというと涼しい顔して、ポップに薬草を投げつけるなど余裕の様子。

 

そうそうにポップとマァムを戦線から離脱させると、ひとりハドラーに立ち向かってるし、今までのポップの頑張りをすべて持ってかれたような印象さえ受けた。

 

ここでポップがもう少し毅然とした態度を取っていれば、もう少し印象も変わったんだろうけど……このあたりはポップもまだまだ修行が必要ということでしょうか。

 

 

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情けには情けで返す戦士たち

 

 

クロコダインがヒュンケルを助けるくだりが印象的でしたね。

 

ヒュンケルにとってクロコダインは六大軍団長の中においても、尊敬できる数少ない人物だったわけですが……ダイ達との戦いの際にはクロコダインを再び死の淵に追いやってしまった経緯がある。

 

一方でクロコダインは、ヒュンケルの武士の情けの手当を恩に感じているだけでなく、ヒュンケルという男は今のダイ達に必要不可欠と考えているんですね。

 

また、ヒュンケルの囚われた心を憂い涙を流したこともある……そのことについてはヒュンケルも恩義に感じているところがあり、死をもって贖罪とする考えを改めるきっかけにもなった。

 

情けには情けで返すクロコダイン。

 

涙には涙で応えるヒュンケル。

 

元魔王軍にはあるまじき武人っぷりに個人的にはかなり刺さるものがありましたね。

 

 

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改名「獣王会心撃」

 

 

クロコダインの奥義「獣王痛恨撃」が改名されて「獣王会心撃」になっていましたね。

 

武人としての誇りを取り戻すきっかけとなったダイたちに、クロコダインは恩を返すべく絶妙なタイミングで加勢。

 

目下の障害となる2つの塔のうち一つ、炎魔塔を獣王痛恨撃で見事に破壊したわけですが……ここでバダックが物怖じすることなくクロコダインに提言するんですね。

 

ここで生まれたのが「獣王会心撃」。

 

「つうこんのいちげき」から「かいしんのいちげき」へ……これで名実ともにクロコダインは味方として認定された……そう思わせるイベントだったように思います。

 

 

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ヒュンケル vs ハドラー

 

 

ヒュンケルとハドラーの対決……思っていた以上に実力が拮抗していましたね。

 

ハドラーはダイに重症を負わされて以降、大魔王バーンから更に強力な肉体を授かっており、コンディション的には過去最高に強い状況。

 

一方、ヒュンケルはクロコダインに助けられて以降、鎧の魔剣も復活し、おそらくは体力も全快になっているだろうことから、こちらもコンディションは万全と思われる。

 

お互いに切り結ぶ様子はほぼ互角に見えたものの、ハドラーの部下曰く、若干ハドラーが押され気味とのこと。

 

実際、剣技に関してはヒュンケルのほうに分があり、満を持してのブラッディー・スクライドはハドラーの心臓を的確に貫き、一瞬勝利したかに見えた。

 

けれども、残念ながらハドラーはまだ死んでおらず、油断していたところを今度はヒュンケルが胸を貫かれることに。

 

ハドラーって心臓2つあるんですね……。

 

ヒュンケルは串刺しにされた状態で、さらに鎧の中からメラゾーマで焼かれてた。

 

さすがのヒュンケルも万事休す状態となるわけですが……ここでハドラーがアバンと父バルトスのことを侮辱したことをきっかけに、闘気に目覚めるんですね。

 

ヒュンケルはミストバーン直伝の「暗黒闘気」は身につけてはいるものの……アバンの教えた「闘気」については一笑に付し修行に取り組むことはなかった。

 

なぜなら当時のヒュンケルはアバンへの憎しみをこじらせており、相手に敵意を向けずに発動させる「闘気」については不要と考えていたんですね。

 

けれども今のヒュンケルには守るべきものがある。

 

ここに来てアバンの教えを心から理解することにより、ヒュンケルは闘気を駆使した「グランドクルス」を発動……かつてアバンが放った「メガンテ」のような光を放つんですね。

 

ただ、それでもハドラーを倒すには至らず。

 

絶命したかに見えたヒュンケル……ハドラーは勝ち誇った顔で最後のトドメを刺そうとするのですが……。

 

ヒュンケルの兜部分にある魔剣が逆にハドラーの心臓を串指してた。

 

見せ方うまいな~。

 

大技で仕留めるのではなく、最後の最後、よもやよもやの最後の一突き。

 

身動きひとつ取れない状態からのヒュンケルの逆転劇は、さすがのハドラーも戦士としての実力を認めずにはいられなかったか。

 

見事な決着だったように思います。

 

ただ、最後に登場したミストバーンには不安を掻き立てられましたが……次回が気になるところですね。

 

以上、アニメ「ダイの大冒険」第18話「ヒュンケル対ハドラー」の感想でした!

 

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