「デカダンス」4話感想!ナツメの実力とクレナイスカウト

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アニメ「デカダンス」観てますか?

 

デカダンス

 

今回はいよいよナツメの本格実戦バトル。

 

組長の教えを忠実に実践するナツメの想像以上の実力に注目です。

 

 

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ナツメの実力

 

 

ナツメの実戦での実力が想像以上でしたね。

 

突然のガドル襲撃の中、パイプを探し求めるナツメは、訓練ではない初めての実戦を経験することになるんですね。

 

ナツメに先駆けて威勢のいいギア達がガドルに攻撃を仕掛けるも、ガドルの反撃を喰らってあっけなく殺されてしまう……ギアにとってはあくまでもただのゲームに過ぎないものの、ナツメにとっては全然ゲームなんかじゃない。

 

恐怖に支配されたナツメは訓練時のような動きができず、ガドルの前から一時撤退……そこで組長の教えを思い出し、なんとか呼吸を整えていた。

 

組長の教えはまさに実戦に即したもので、組長の教えを忠実に再現するナツメの戦闘はそこらへんのギアよりも動きがとってもキレていた。

 

特にパイプを助け出す瞬間なんて、組長ですら唖然としてる節ありましたからね。

 

訓練期間がそれほど長かったわけでもないのに、もうここまでの実力を身に着けていたなんて……ひょっとしたらナツメの戦士としての資質はギアの素体より高いのかも。

 

今のナツメの実力は、もうすでに上から数えたほうが早い可能性もありますね。

 

 

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クレナイスカウト

 

 

ナツメがクレナイから「かの力」にスカウトされていましたね。

 

クレナイといえばタンカー最強の戦士ということで、ナツメの憧れの存在でもあるわけですが、実際その実力は凄まじく、誰も仕留められないガドルも全く危なげなく仕留めてた。

 

そんなクレナイをしてナツメの戦闘には目を引きつけるものがあったようで、ナツメが部隊に所属していないことにも驚いていた。

 

そうなったらもうスカウトするしかないですよね……無所属の実力派新人ナツメ。

 

組長のスパルタ特訓を頑張ってきた成果が早くも結実した感じ。

 

紆余曲折はあったものの、ナツメはようやく戦士としてのスタートラインに立ったんですね。

 

 

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カブ様ラブなクレナイ様

 

 

クレナイってカブ様ラブな人だったんですね。

 

いつも凛々しいクレナイが、カブラギに対してあんなにお熱だったとは……カブラギからするとただのゲーム内キャラクターの一人に過ぎないのかもしれないけれど。

 

カブラギはかつてランカーに名を連ねるほどの戦士だったわけですが……実際に一線で戦っていたのは相当前のはず。

 

だからカブラギが戦士である事実を知っている人間は早々いないと思われる。

 

ひょっとしたらナツメの時と同じように偶然戦う姿を見かけたのかもしれない。

 

今回は思わぬ形でクレナイのカブ様ラブが発覚したわけですが……タンカー最強の女戦士がカブラギにグイグイ行く様子は見ていて思わずニヤけてくる。

 

おそらくこの二人がくっつくことはないんだろうけど、とりあえず個人的には応援してあげたくなりますね。

 

 

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クリア不可能イベント

 

 

デカダンスはあくまでも作られた「ゲーム」の世界ということで、オンラインゲームと同様、イベントが発生するんですね。

 

中でも今回のイベントはガドルの巣での最終決戦ということで、ギアの中のサイボーグ達やタンカーの人間達はおおいに盛り上がるわけですが…。

 

そのイベントの裏側にある真実はとても残酷なものだった。

 

カブラギはミナトからその真実についてあらかじめ聞かされるわけですが……このイベント、絶対にクリアできないものだそう……しかもAランク以下の戦士はことごとく死ぬという。

 

ということは……当然ナツメも死んでしまう。

 

カブラギ的にはランカーの戦士達が復活するイベントでもあるので、ある意味かつての栄光を取り戻すチャンスでもある。

 

けれども、今のカブラギはそんな事よりも、ナツメの命のほうが大事。

 

なんとかナツメの戦闘参加を思いとどまらせるよう説得するものの……人間にデカダンスの真実をすべて話すこともできず……結局、ナツメの浮遊装置を破壊するという理不尽な方法を取ることしかできなかった。

 

カブラギの気持ちもよく分かるけど……ナツメが涙する姿見てると胸が締め付けられるようだった。

 

ナツメ、めちゃくちゃ頑張ってきたからねぇ。

 

しかもパイプに牛乳のおすそ分けしにいくとこだったもんだから……なんだかやりきれないものがありますよね。

 

そりゃゲームだからイベントがあるのは当然だけど……こういう危険なイベントはギア達だけでやってくれ、と思わずにはいられない。

 

 

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世界ではなく自分を変えたい

 

 

 

今回のナツメは何かと試練に見舞われる場面が多かったものの……最終的に下した結論がとてもかっこよかったですね。

 

カブラギの来訪により、浮遊装置を破壊されたナツメは最終決戦への参戦断念をクレナイに伝えるのですが……ここでのクレナイの対応がとても大人なんですよね。

 

泣きはらしたナツメの顔から事情を察し、優しく言葉をかけるのですが……その中で「戦う理由」について言及するんですね。

 

クレナイはデカダンス内でのうのうと暮らすことを良しとせず、デカダンスの外の世界でガドルと戦うことで生きる実感を得ると同時に、そのことがカブラギにふさわしい女になるための道と信じている。

 

その事を受けてナツメは自分が戦う理由について見つめ直すことになるのですが……ナツメのこれまでの人生のフラッシュバックを見てると、ナツメはナツメで相当に思い悩んできたことがとても良くわかるんですよね。

 

幼い時に両親と右腕を失ってから、ナツメは随分と苦労してきたわけですが……その中でナツメは少しずつ少しずつ自分の自信を失ってきたんですね。

 

いつも明るく元気なナツメがまさか自信喪失状態だったとは。

 

だからナツメにとっての戦う理由はそんな嫌な自分を変えることにあったんですね。

 

世界じゃなくて自分を変える、失った自信を取り戻す。

 

このナツメの言葉には思わずハッとさせられるものがありましたね。

 

そしてまた一つナツメへの親近感がマシマシに。

 

ただ、カブラギ的には気が気じゃない……どうなる次回?

 

頼むからどうにかしてくれ。

 

 

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まとめ

 

アニメ「デカダンス」第4話「transmission」を視聴した感想について書きました。

 

今回はナツメの戦闘訓練の成果が丁寧な作画でいかんなく発揮されただけでなく、タンカー最強の女戦士クレナイの実力も披露されるなど、かなり見応えのある戦闘シーンに圧倒されてしまいました。

 

この戦闘が評価されてナツメは「かの力」への入隊がかなったものの……次の戦いはクリア不可能イベントという理不尽展開。

 

苦悩するカブラギの取った行動に、ナツメは更に苦悩させられるわけですが……逆にそのことがナツメの心の成長につながる展開には心動かされるものがありましたね。

 

次回がとても気になります。

 

以上、アニメ「デカダンス」第4話の感想でした!

 

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