アニメ「デカダンス」観てますか?
今回は巨大ガドル「オメガ」でデカダンスが大ピンチ!
ラストへ向けて加速する驚きの急展開に注目です。
フギンにリベンジ!
カブラギがフギンにリベンジしていましたね。
フギンの不意打ちによりカブラギ素体はやられ、残されたナツメも抵抗を試みるも、そもそもゲーム警察のフギン相手ではまったく勝ち目なんてない。
ギリギリを首をシメられ死を待つばかりと思いきや……対ガドル用の槍で今度はフギンが貫かれていた……射手はもうひとりのカブラギ素体。
とりあえずリベンジ成功。
といっても、リベンジしたのはあくまでもフギン素体ということで……フギン本体はあくまでもログアウトさせられただけに過ぎない。
ただ、今までフギンには散々痛い目に遭わされ続けてきたわけですから、素体とはいえ今回のリベンジはかなり胸のすく思いがしましたね。
ナツメのピンチも助けられたし……やっぱりカブラギは頼りになる。
共闘成立
フギン素体を排除したことにより、ナツメとカブラギが改めて共闘関係を結んでましたね。
すでにナツメはデカダンスが「作られた世界」であることを知っているため、カブラギの素体が変わっても少しの戸惑いを見せただけで、納得するのも早かった。
気絶から立ち直ったおりに、カブラギを義手でぶん殴ってましたが……共闘する条件としてさらに殴ろうと企むところに、ナツメらしいしたたかさがにじみ出てたと思います。
服を残して消えたパイプの回想では、愛くるしい姿が次々と映し出され、さすがのナツメもちょっと泣くかな……と思ってたけど、この件については意外にも冷静に受け止めていましたね。
個人的にはいまだにどこかからパイプが出てきそうな気がしてるんだけど……残念ながらそんなご都合展開はなさそうだなぁ……。
とはいえ、カブラギとナツメの共闘関係は無事に成立……デカダンスが終わる時が刻一刻と近づいているのを感じさせられました。
オメガ vs デカダンス
例の巨大化したガドル「オメガ」とデカダンスが戦っていましたね。
GGSこと「ガドル・ジェノサイド・システム」でガドルはすべて全滅したはずだったのですが……例の虐待されていたガドルはシステムの穴をついて自己増殖に成功していた。
その後、数々のギア素体を取り込んで巨大化した結果、システムから「オメガ」の名を頂戴し、ついにデカダンスと一騎打ちする運びとなったんですね。
ただ、今のデカダンスは動力炉を大きく破損しており、オキソンの量も不十分……60%出力のキャノンでオメガにダメージを与えるも……逆に受け止められて、ぶん殴られて、ぶっ飛ばされて、中の人々が大変なことになっていた。
これまで無敗を誇っていたデカダンスも、さすがに今の状態では「オメガ」に対抗できないか……。
エンド・オブ・デカダンス
デカダンス敗北後、今度ははるか上空のソリッドクエイク本社がオメガに攻撃を加えるのですが……。
オメガの進化速度はシステムの予想を超えており、超高度からの本社の強力ビーム砲もオメガの前には歯が立たず、逆に本社にダメージを与えられるなど、もはや収集がつかない状態になっていた。
しかもこのオメガ……無数のガドルの卵を内包していて、次から次へと無数のガドルを生み出していく……。
せっかく楽しく酔ってたクレナイも、気持ちを切り替え戦場へと出動してたけど……呑み過ぎのせいでおもくそゲロ吐いてましたね。
幸い、巨大ガドルはダメージ回復のため活動休止状態へと移行。
フギンはムニンに制御を預け、ついにはデカダンス世界を一度閉じる選択をする……空間を圧縮して中のものすべてを消し去ってしまうという恐ろしい方法で。
ギア素体についてはログアウトするだけでいいけれど……タンカー達人間は全員皆殺しですよコレ…。
システムから見たら、人間のことなんてほんとにどうでもいいんでしょうね……。
ジルはやっぱり開発者だった
謎多き女・ジルはやっぱりデカダンスの開発に携わっていたんですね。
しかももっとも重要なコア部分の。
今でこそバグ落ちしている彼女ですが、デカダンス開発当時はバグのない完璧な世界を求めていたとのこと。
ただし、ジルはバグが持っている可能性についても認めていて、バグがあるからこそ新しく生まれるものがあることを知っているんですね。
彼女に言わせればバグとは、ある一瞬を見ただけの第三者が勝手に「バグ」と認定しただけのことで……その明確な基準についてはそれこそシステムにでも聞いてくれってヤツですよ。
何事にも制御不能で不確定な要素は潜在的にありますからね……そう考えると今のシステムにはそのあたりへの懐が極端に狭いんでしょうね。
デカダンスがもう少しゆとりのある世界だったら……カブラギやジル達も随分と違った生活を送っていたかもしれませんね。
デカダンスにログインせよ!
まさかデカダンスを素体にしてログインする方法があったとは……さすが開発者ジルの発想は違いますね。
デカダンス本体にログインするためには「コア」へ直接赴く必要があるのですが……言葉足らずのカブラギにしては珍しく、上手にミナトを巻き込んでいましたね。
自分自身を見失っていたミナトからすると、今回のカブラギの行動は理解不能すぎたかもしれない……けれども今の達観したカブラギの姿には、自分に欠けている大事な何かを感じたのでしょうね。
結局、カブラギの策にまんまとはまり、結果的には快く味方に引き入れることに成功してた。
カブラギとミナトがそんな友情を見せる一方で……ナツメはサイボーグ本体達と偶然に出会ってた。
ジルをはじめとするカブラギの仲間たちを見て、ナツメも最初は少し戸惑うも……カブラギの仲間だと知ると、驚くほどすんなりとサイボーグ達と打ち解け合ってた。
ナツメ的にはサイボーグ達が「かわいい」らしい……確かにかわいいんだけどねっ。
酔っ払ったサイボーグ達の反応もまたいいんだわコレ……。
ギア素体なんかに頼らなくとも、お互い「素」の状態でコミュニケーション取るだけで「デカダンス」の世界って成り立つようにも思えてくる。
とはいえ、今はシステムによって閉じられようとしている世界を、カブラギデカダンスでなんとかするのが先決でしょう。
伝説のランカー・カブラギがデカダンスでどんなダンスを踊るのか…?
非常に楽しみでもあります。
まとめ
アニメ「デカダンス」第11話「engine」を視聴した感想について書きました。
今回は巨大化ガドル「オメガ」に戦いを挑んだデカダンスが敗れ、ゲームそのものが閉じられる危機へと陥ってしまいましたね。
その危機脱出プランとして、ジルの提案によりカブラギがデカダンスを素体にしてログインするという、まさかの展開へと発展していく……ラストへ向けての盛り上がり感がたまりませんでしたね。
次回がとても楽しみです!
以上、アニメ「デカダンス」第11話の感想でした!
- 第1話『Ignition』
- 第2話『Sprocket』
- 第3話『Steering』
- 第4話『transmission』
- 第5話『differential gear』
- 第6話『radiator』
- 第7話『driveshaft』
- 第8話『turbine』
- 第9話『turbocharger』
- 第10話『brake system』
- 第11話『engine』
- 「デカダンス」12話(最終回)感想!最高すぎる3年後の大団円第12話『decadence』
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