アニメ「ぼくたちは勉強ができない」観てますか?
「ぼくたちは勉強ができない」は週刊少年ジャンプで連載中のラブコメディです。
2019年4月6日からついにアニメ放送開始ということで、今回はその記念すべき第1話。
というわけで今回は、
第1話
「天才と[X]は表裏一体である」
を視聴した感想について書きますね~。
天才とバカは紙一重?いや表裏一体だった
主人公の唯我成幸(ゆいがなりゆき)は自他ともに認める努力型の秀才。
家の経済的な理由から特別VIP推薦を狙っている成幸にひょんなことからチャンスが訪れる。
交換条件として提示されたのは二人の天才少女を志望大学に合格させること。
数学・物理などの理系の天才「機械仕掛けの親指姫」こと緒方理珠(おがたりず)。
現代文・古文・漢文などの文系の天才「文学の森の眠り姫」こと古橋文乃(ふるはしふみの)。
緒方理珠は問題を見ただけで答えが瞬時にわかり、古橋文乃は居眠り後の10分で書いた小論文で先生を感動で泣かす。
そんな二人が志望する進路はまさかの逆得意分野。
緒方理珠は文系を、古橋文乃は理系を志望。
「逆だろアホー!」と叫ぶ成幸の反応は間違ってない。
さらにこの二人、志望分野に関する勉強がまったくできない。
極端なステ振りっぷりがすごい。
天才とバカは紙一重、というけれど、この二人の場合は天才とバカが表裏一体で見事に融合しているんです。
しかし、この設定こそが「ぼくたちは勉強ができない」の大きな魅力なんですよね。
二人そろって3点とかアホか
実力を見るために成幸が渡した問題集にまったく答えることができない二人の反応が面白い。
緒方理珠は問題が悪いと逆ギレ。
人の感情を「脳の構造」レベルで解こうとするのは間違っている。
そういうことじゃない
古橋文乃はというと「見ないで~」といってちっちゃくなってしまうし。
「虫けらにも満たない下賤な輩」by古橋
自己評価の低さがすごい。
でも否定できないかも…。
翌日、成幸から出されたテストの結果は次のとおり。
- 緒方理珠【3点】
- 古橋文乃【3点】
二人揃って3点とかアホかっ!
翌々日、翌々々日と同じ問題を出し続けるも、
3点→4点→5点…
なぜか二人そろって同じ点数をたどるという不思議。
一週間後の最終的な着地は2点。
「ミジンコでごめんね」と泣く古橋と、ずっとふてくされてる緒方が、どっちもかわいい。
天才どもが…!
緒方理珠は理系の天才。
古橋文乃は文系の天才。
だったら、二人お互いに教えあったらどうか?
そんな成幸の提案に対する二人の回答。
古橋「それは」
緒方「無理です」
緒方&古橋「何がわからないのかがわからなくて」
成幸「天才どもが…!」
天才どもが…!
天才どもにつける薬はない。
二人のボロボロの問題集で成幸スイッチオーン!
せっかくの天賦の才がもったいないと思う成幸は二人に得意分野での進路を薦める。
また見捨てられてしまった…そう感じた二人は成幸の前から去ってしまう。
問題集を忘れたまま。
二人のボロボロの問題集には付箋がたくさん貼られ、全ページ隅々まで書き込まれている。
古橋
ぜんぜんわかんない
くやしい
緒方
登場人物の気持ち
どうすれば
理解できる?
問題集に書き込まれた「二人の本気」が成幸の心のスイッチをオーン!
「できないヤツをわかってやれる男になれ」
親父の言葉を思い出す成幸はもう完全に「二人の本気」に本気ですね!
「ありがとう」の破壊力…!
翌日、二人に問題集を返した成幸はもう一度二人の覚悟について確認する。
やっぱり二人は本気だ…!
そんな本気の二人に成幸が渡したのは「アドバイスノート」。
びっしりと書き込まれたこのノートを二人のために一晩で作り上げたというのだから凄い。
「できない悔しさ」を知る成幸だからこそ二人のことがよくわかる。
いくら天才だって本当にやりたいことができないんじゃ幸せとはいえない。
成幸
お前らのこと幸せにしてみせるから
俺を信じて付き合ってくれ!
あの、これって…
言葉のチョイスを間違えた成幸、二人同時の愛の告白と受け取られてしまい、「最低&節操なし」の称号を獲得する。
その後、なんとか誤解を解いた成幸。
二人の「ありがとう」の破壊力が抜群だ。
図書室で「両手に花」にも程がある
右側に古橋、左側に緒方という「両手に花」状態で二人に勉強を教える成幸。
「文学の森の眠り姫」古橋のうたた寝でもたれかかられた成幸はその匂いにクラクラ。
「親指姫」緒方の立派な胸がムニュっと腕にあたってうらやましい…。
そんな限界状況の成幸を心配する二人の距離が近すぎてマジうらやましい…。
古橋の夢は天文学者になること
うどん屋の手伝いで緒方がさきに抜けた後、夜が暗くなるまで勉強を続けた成幸と古橋。
勉強の成果は「虫けら以下」だったそうですが。
そんな「虫けら以下」の古橋が帰り道の夜空を眺めるのは無くなったお母さんの星を見つけるため。
このことをきっかけに星を好きになった古橋の将来の夢は天文学者。
だから古橋は理系の道を志望する。
これは成幸も力の貸し甲斐があるってもんですよね。
なんせ古橋に「言質」取られちゃいましたから。
緒方の夢は人の感情を理解すること
古橋と別れた後、成幸はうどん屋の手伝いで先に帰った緒方がなぜか公園でひとりカードゲームで遊んでるのを発見。
しかも一人対戦。
緒方曰く「出前帰りの息抜き」とのこと。
緒方はカードゲームのようないわゆるアナログゲームが好きなのですが、まわりに嗜む相手がいないので一人多人数プレイで遊んでらっしゃるそうで。
対戦相手として名乗りを上げた成幸に対して、
唯我さん
私に勝つおつもりですか?
と凄む緒方がめっちゃ強そう。
結果は20戦20勝。
成幸の勝利。
緒方、めっちゃ弱かった。
私に勝つおつもりですか?
は、まったく真逆の意味で言ってたんですね。
緒方は対戦ゲームなどのような「人の感情が関与するもの」が苦手。
だからもっと「人の感情」を理解したい。
そのために「文系」の試験を乗り越え「心理学」を学びたい。
古橋に「天文学者」という夢があるように、緒方にも「心理学を学びたい」という夢があることを知った成幸は、これからは緒方の息抜きに付き合うことを約束。
まっすぐ素直な緒方の「よろしくお願いします」が可愛くてよかったです。
ブラコン妹がやべえぞ
ド貧乏自宅に帰宅した成幸を出迎えたのは、幼い双子の葉月(はづき)と和樹(かずき)。
食べられる草をゲットしてきたそうです。
エライぞ
この双子はいいとして、次に登場する妹・水希(みずき)のブラコン具合がやべえ。
兄・成幸についた「他の女の匂い」をその恐るべき嗅覚で察知。
匂いのポイントまで絞り込む精度はもはや警察犬並か。
かなり重度のブラコンの模様。やべえ。
葉月と和樹のツッコミも辛辣だ。
学校では内緒ですからね?
成幸の教室を訪れた古橋と緒方の天才凸凹ユニット。
成幸の友人から「親指姫」といわれブスっとふてくされる緒方は相変わらずかわいいな。
二人が教室を訪れたのは成幸に口止めをするため。
両手に花ふたたび。
両サイドから成幸の耳元でちょっと照れながらささやく二人がほんまかわいい。
まとめ
アニメ「ぼくたちは勉強ができない」第1話「天才と[X]は表裏一体である」を視聴した感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?
「理系の天才」緒方理珠は「文系のおバカ」。
「文系の天才」古橋文乃は「理系のおバカ」。
「天才とバカは紙一重」というものの、極端なステ振りをしたこの二人の場合は「天才とバカは表裏一体」。
そんな二人が進むと決めたのは「おバカ」のほうなもんですから、成幸の「超ハードモード」が早くも確定してしまった。
しかし「機械仕掛けの親指姫」緒方理珠と「文学の森の眠り姫」古橋文乃の二人の進路にかける思いは本気も本気。
二人の本気に思わず火が着く成幸がキラリと光ってましたね。
そんな成幸に緒方と古橋が打ち解けていく描写が尊かったな…。
次週は早くも第3のヒロイン・武本うるかも登場する模様。
これはいろいろと期待できそうな予感がする。(何がだ)
以上、アニメ「ぼくたちは勉強ができない」第1話の感想でした!
- 第1話『天才と彼はその[X]なる判定に銘々慮る』
- 第2話『先人の誇りは時に[X]どもの事情と背反す』
- 第3話『天才は変遷する季節と[X]模様に憂う』
- 第4話『時に天才は限定された[X]において奮闘する』
- 第5話『心尽くしの賜物は時に[X]の錯綜となる』
- 第6話『彼らは安んぞ面する[X]の志を知らんや』
- 第7話『人知れず天才は彼らの忖度に[X]する』
- 第8話『ゆく[X]の流れは絶えずして…』
- 第9話『最愛の星に[X]の名を(前編)』
- 第10話『最愛の星に[X]の名を(後編)』
- 第11話『祭のはじめは矢継ぎ早 彼らに[X]が降りかかる』
- 第12話『祭の騒ぎは留まらず[X]どもは茨の道を往く』
- 第13話『祭の終わりは寂しくも華やかに[X]どもを祝福する』
- 第1話『天才と[X]は表裏一体である』
- 第2話『魚心あれば、天才に[X]心あり』
- 第3話『天才は[X]にも心通ずるものと知る』
- 第4話『彼女が天才に望むもの即ち[X]である』
- 第5話『林間の天才は[X]に迷走する』
- 第6話『天才[X]たちは、かくして勉強ができない』
- 第7話『前任者の秘匿領域は[X]な有様である』
- 第8話『天才の一挙手一投足は時に[X]を翻弄する』
- 第9話『禁断の地にて彼は、[X]が為奮闘する』
- 第10話『かの新天地にて迷える子羊は[X]と邂逅する』
- 第11話『威厳ある先任者は時に[X]にかしづく』
- 第12話『天才は時に[X]をともに分かち追懐する』
- 第13話『天才の目に天の光はすべて[X]である』
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