アニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」観てますか?
今回は文芸部の乙女ども&顧問に暗雲立ち込める暗黒回。
特に文芸部の白い悪魔・菅原氏に注目です。
文芸部の白い悪魔の誘惑
菅原氏がだんだん壊れてきましたね。
というよりもむしろ自分の欲求により忠実になってきたというか…。
で、そのターゲットがたまたま泉にロックオンされてしまったと。
電車での逆痴漢行為により、泉を随分と怒らせてしまったようでしたけど、これはおそらくクリティカルな部分にヒットしたからだと思われます。
だって、その後の泉は明らかにユラユラしてましたからね。
ただ、菅原氏も泉にあんなにきっぱりと拒絶されるとは思ってなかったもんだから、予想以上にダメージを受けて自分を見失ってましたね。
男の生態やあしらい方については慣れているのかもしれないけど、いざ自分自身が恋愛の当事者になった時のことまでは想定できてなかったんでしょうね。
とはいえ、菅原氏って放っておくととことんまで突っ走る傾向がありますね。
もしも泉が「うん」って言えば、そのままホテルに直行していた可能性もあったんだろうなぁ…。
だからといって、和紗から泉を取り上げようとかいう気があるようには思えないんですよね。
和紗が「初めて」は泉がいい、と言っていたように、きっと菅原氏も「初めて」の「えすいばつ」は泉がいい、と思ってしまっただけなんでしょう。
なかなか思うように行かないものですね。
最後のもーちんのダメ押しはさすがの菅原氏もキャパオーバーを起こしていて、少し気の毒ではありましたが。
とはいえ、文芸部の白い悪魔はほんと油断がなりません。
ヘタレ生徒とヘタレ教師
本郷とミロ先生、結局二人ともただのヘタレということで平和的に解決してしまいましたね。
脱ぎ捨てたパンツが追跡の手がかりになるのは少し予想外でしたが。
一番安いホテルでお茶を濁そうとしたミロ先生のセコさにもちょっと笑ってしまいました。
本郷も強がっているように見えて、実は全然覚悟なんてできてなかったんですね。
せめて記憶に残る生徒でありたい、というもはや最初から敗北宣言しているような状態でしたし、ミロ先生はミロ先生で適当にあしらう手段をいくつも想定しており、なおかつ自分にそんな度胸がないヘタレであることも自覚している。
本郷が予想以上に行動できてしまったことは、お互いに想定外だったようですが、とりあえずお互いの局部を確認するだけに留まったのは不幸中の幸いだったのかもしれない。
本郷とミロ先生、二人の観念的プレイの結末は勝者不在の虚しい空気だけが残ってしまいましたね。
案外、二人は似た者同士なのかも。
最大の共通点は「ヘタレ」という。
確かに杉本は汚らわしい
もーちん、ついにはっきりと自覚してしまいましたね…菅原氏が好きだということに。
「男だから」とか「女だから」とかは関係なく、もーちんは菅原氏のことが好き。
ただ、今回はちょっとタイミングが悪すぎましたね…お互いに。
まさか杉本が再度登場してくるとは完全に予想外でした。
文化祭であれだけわかりやすく拒絶されたというのに、まさか事情説明を求めにやってくるとは…。
杉本も登場した当初は「普通の友達」として誠実な男に思えたんですけどね。
あそこまで自分本位に都合よく解釈できる男もなかなか珍しいんじゃないかと。
1回デートらしきものをしただけで、よくもヌケヌケと「ビッチ」とかいう言葉が出くるもんだな……もーちんが汚らわしく思うのも当然ですよ。
ただ、その汚れを菅原氏で浄化しようとする思考については、残念ながらちょっとついていけない。
普通に薬用石鹸で洗うだけじゃダメなの?
もーちんも何だかややこしい方向へシフトしちゃったな~。
だからこそ面白いんだけど。
十条ショック
文芸部の勝ち組・曾根崎はなんだかんだでリア充路線まっしぐらでしたね。
本郷の追跡を始めたときは、変身前の部長らしくはあったものの、天城の誠実な言葉にすぐにクラクラしてしまうあたりは、チョロチョロのチョロインでリア充爆発してるなと思った。
不思議の国のアリスの妄想は曾根崎、天城ともどもとても良く似合ってました。
ただ、最後の十条退学の件は、今後の曾根崎と天城との関係に大きく影響を及ぼしそうな気がしますね。
今まさにそういう関係を築いていこうとする矢先での十条ショック…この出来事をどのように昇華していくかによって、今後の二人の関係性は大きく異なってくるように思います。
いつまでパンツ選んどんねん
和紗はずっとパンツ選んでましたね。
泉と彼氏彼女の関係になって浮かれるのはいいけれど、菅原氏が水面下でウゴウゴルーガしてるのも知らずに、のんきにパンツを選んでる姿は、さすがというかなんというか、とても和紗らしいなと思いました。
途中、泉から電話がかかってきたときに可愛らしく受け答えする和紗はとても初初しくてよかったですね。
しかし、翌朝、すぐに泉の異変に気付いてしまうあたりは、さすが幼馴染というか、女の勘というか、パンツ選んでる姿からは想像つかない鋭さがあったように思います。
ひとつ言えるのは、とりあえず穴あきパンツだけはやめとけ、ということでしょうか。
まとめ
アニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」第10話「穴」を視聴した感想について書きました。
なんというか今回は文芸部全体(顧問含む)に暗雲立ち込める不吉な展開が目白押しでしたね。
どの「穴」も暗くて深い「闇」が広がっているように感じましたが、とりわけ菅原氏の「穴」はかなり危険度が高いように思われます。
その被害を一番こうむりそうな和紗は終始パンツ選んでましたけど、そんなんで本当に大丈夫なのか?
次週がとても心配です。
以上、アニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」第10話の感想でした!
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