「荒ぶる季節の乙女どもよ。」9話感想!菅原氏の健闘を祈らない

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アニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」観てますか?

 

荒ぶる季節の乙女どもよ。

 

今回も全員程よく荒ぶっていますが、中でも危険を伴う行動をする乙女が二人…。

 

ミロ先生と泉が危ない。

 

 

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男も人間ですよ? 一応

 

 

曾根崎パイセン、天城との恋愛が成就してからの掌返しがほんとすごい。

 

これまで散々「男」を毛嫌いしていたのに、今では嬉々として「男」について語る語る…しかもちょっと上から目線。

 

曾根崎の男性観は言い得て妙なところもあるけれど、曾根崎自身も大概、大概だからなぁ…。

 

というか、これまで「男」の事を人間扱いしてなかった事に驚いた。

 

「男」も人間ですよ? 一応。

 

とはいえ、曾根崎は本当にいい彼氏をゲットしたと思う。

 

天城が「女子」として意識する相手は曾根崎ただ1人だという……天城ってなかなか稀有な「男」だな…。

 

こんな取扱が難しいクレーマー気質の文芸部部長なんて…普通好きにならんだろうに。

 

そんな曾根崎パイセンですけど、文芸部部長としての資質は素晴らしいと思うんですよね。

 

図書室で十条の相談に乗る曾根崎が「星の王子さま」について語る姿は、心から文学を愛してる様子が伺えましたし。

 

でもこれだけはもう一度だけ言っておきたい。

 

「男」も人間ですよ? 一応。

 

 

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ドM本郷の社会的ハルマゲドン

 

 

本郷がミロ先生に対して社会的ハルマゲドンを仕掛けてきましたね。

 

観念的プレイだけでは満足できなかったのもあるでしょうけど、一番の原因はぽっちゃり富多先生の存在でしょう。

 

ミロ先生が富多先生に惚れていることは間違いない。

 

本郷にはそれが気に入らない…ただのデブなのに。

 

鬱屈した人生を歩んできた自称「負け組」のミロ先生にとって、生まれながらの「勝ち組」富多先生の屈託の無さは、とても羨むべき美点と感じるんでしょうね。

 

ガリガリ君にとって、JKのガリガリ信仰や、蔑む視線などなんてこたぁない。

 

ミロ先生に惚れてしまった時点で本郷の負け。

 

特にマウンティング中のミロ先生が好きらしいです。

 

本郷、確実にドMやな…でも攻撃力は高いほう。(たぶん)

 

本郷の仕掛けたハルマゲドン…結果が非常に気になるところです。

 

 

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いつまでも居心地がいいと思うなよ?

 

 

文化祭の「恋の伝説」に乗っかる形で見事にカップル成立した和紗と泉。

 

曾根崎が言っていたように、恋愛成就してからの和紗は世界が一変したようですけど、個人的には見えるものすべてが卑猥な言語に変換される「あの世界」のほうが好きだったかも。

 

正直、リア充の和紗を見ていても刺激されるものが少なすぎる。

 

だけど手をつないだだけでテンパる和紗はオッケーGoogle。

 

やっぱり和紗は極限まで追い込まれたほうがいろいろと輝く…いろいろ。

 

泉とは幼馴染期間が長すぎたせいで、恋人としての適切な距離感を測るのはとても難しいと思う。

 

家族ぐるみでの付き合いもあるから、カミングアウトのタイミングも難しいし、もしも別れてしまった時には、さらに事態がややこしくなるリスクも伴う。

 

けっこうリスキーな関係だな…。

 

菅原氏も不穏な動きを見せているし、和紗の言う「居心地のいい」関係はそんなに長くは続かない気がします。

 

 

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変な四角関係

 

 

もーちんは、勘違い男・杉本を文化祭にて撃退後、ますます百合化が進む一方、和紗と菅原氏、二人の友達の間で葛藤することになるんですね。

 

和紗と泉のカップルが成立したのはとても喜ばしい。

 

だけど菅原氏に対しては「泉狙い」の件で釘を刺しつつも、友達関係は続けていきたいと思ってる。

 

1人の「男」を取るか、2人の「友達」(おまけ付き)を取るか…しかし、菅原氏には「泉狙い」をあきらめる気配はない。

 

菅原氏曰く、友達とは「えすいばつ」できないから。

 

その言葉にハッとするもーちんは、かなり百合化が進行してると思われます。

 

「三角関係」から「変な四角関係」へと移行しそうな気がしてきた…。

 

 

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菅原氏の健闘を祈らない

 

 

菅原氏が動き出しましたね。

 

菅原氏が「星の王子さま」の「キツネ」のまま終われば、それで問題なかったんでしょうけど、菅原氏はあくまでも「えすいばつ」にこだわり続けた。

 

結果、電車で泉に逆痴漢…これはさすがにアカンでしょ。

 

「恋愛相談」と「好きな電車」につられてホイホイついてく泉も危機意識が少し足りない気がしましたけど、今回の場合は完全に菅原氏の策略の勝利でしょうね。

 

演出家の三枝先生に焚き付けられた事もあるんでしょうけど、これ以上先の「キツネ」の物語はみんな不幸になるバッドエンドしか思い浮かばない…。

 

とはいえ、菅原氏の「泉を好き」という気持ち…もーちん曰く「勘違い」という意見も出てたし、本人も「勘違い」だとわかってる節が描かれていた事から、案外菅原氏自身が一番よく分かってないのかもしれませんね。

 

個人的には菅原氏の最終目標は「三枝先生」との「えすいばつ」のような気がしています。

 

でも相手はガチのロリコンだしなぁ…。

 

菅原氏の健闘を祈らない。

 

 

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まとめ

 

アニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」第9話「キツネノカミソリ」を視聴した感想について書きました。

 

文芸部員5名のうち2名が恋人持ち、という状態になり文芸部内の見えざる溝が大きく広がったような広がらなかったような今回のお話でしたが、個人的には持たざる3名の巻き返しに期待したいところです。

 

特に本郷の社会的ハルマゲドン、菅原氏のネオ「キツネ」物語には危険な香りがプンプンしてて、ゾクゾクしてしまいます。

 

もちろん、もーちんにも頑張って欲しいところ。

 

ともあれ、次週が楽しみです。

 

以上、アニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」第9話の感想でした!

 

アニメ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』感想一覧 2019年7月~

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