アニメ「恋する季節の乙女どもよ。」観てますか?
今回の第2話のタイトルは「えすいばつ」ということで、この言葉が誕生するまでのエピソードを楽しむお話となっています。
そこに隠された意味を知ったとき、
軽く「クスッ」と笑うこと請け合いです
でも一番の見どころは乙女全開の和紗。
これだけは間違いない(キリッ)
泉の童貞喪失待ったなし?
泉の自家発電現場を目撃して以降、和紗は男の子の性の研究に忙しい。
泉には誰にも言わないで欲しいといわれているけど、和紗自身はぐいぐい深掘りしてしまう。
泉はそういうことに興味があり、学校には泉の童貞を狙っている女子がいる…。
泉の童貞が危ない
泉とは幼馴染で、かつて「ちょんまげ」した仲でもある。
暗黒の中学時代を経て、二人の間には距離ができてしまったものの、気になる存在であることは間違いない。
だけど、それが恋愛感情によるものなのかは、和紗自身もまだ良くわかってない様子。
ひとつだけわかっているのは「泉の童貞が危ない」ということだけ。
和紗の今の状況はまさしく「待ったなし!!」。
股がかゆい(笑)
男の子の性について立ち読みしたのち、本屋を出た和紗が見たものは、知らない男性と一緒に歩くミステリアスな菅原氏の姿だった。
菅原氏からの指令メールを受け取った和紗は、驚愕後、喫茶店にて菅原氏と合流。
その時の菅原氏は、文芸部で見せるおとなしい印象とはまるで真逆で、手慣れた円光JKのような饒舌キャラで和紗も視聴者もビックリ。
和紗、「超エグい」と有名だそうです
そんな「超エグい」和紗隊員、指令実行のときは来た。
和紗
股が…股がかゆい!!
カフェの中心で「股がかゆい」と叫ぶ円光JK・和紗。
股がかゆい(笑)
菅原氏…和紗になんちゅうこと言わせるねん。(グッジョブ)
客観的美少女・菅原氏の演技力
自らのことを客観的に美少女とのたまう菅原氏は、そのルックスのおかげで昔から男に付きまとわれることが多かったそうです。
今回の「エグいと有名」な和紗の「股がかゆい」作戦は、劇団そよ風時代に演出家から授かった対処法のひとつ。
劇団そよ風で培った演技力と、演出家直伝の対処法で、菅原氏は数々の男どもを星の数ほどあしらってきたんですね。
苦労してきたんだね
それにしても、対処法シナリオの演出がひどかった…特に股をかく描写が。
投げやりにいうとリアル(菅原氏)
「じゃ、股ね」(菅原氏)
「股、ね」(和紗)
今回もいろいろと荒ぶってます。
忘れる努力はすごくする(仮)
帰宅した和紗は、母外出中のため、ピザ選びでウキウキする和紗パパにセンシティブな質問をしようとしたところ、背後にはなぜか泉がおった。
和紗パパが召喚した模様
危険を察した泉は和紗をそそくさと連行、質問の内容を問いただしたところ、例の件ではなかったので、ほっと一安心…できるか!!
泉は和紗の頭を激しく揺さぶる暴挙にでる…そして一言「忘れてくれないか」。
衝撃で記憶を消そうとしたのか(笑)
和紗は全力で「忘れる努力はすごくする」と約束するも、そっと距離を開ける。
例の件についてはお互いに仕方ないことだったと納得するんですけど、和紗が本を読んでその知識を得た事実については、泉的に結構ダメージが大きかったようです。
ピザを食べる食欲も失われたか
どっちを隠す?
泉のダメージの大きさもさることながら、和紗のダメージも決して少なくはなかった。
もしも自分が見られる側だったら?
風呂場でそんな想像をして羞恥に悶える和紗ちゃん、お悩みポイントが少しズレてるところが可愛らしくもある。
隠すのなら上・下どっち?
和紗は顔を隠したいそうです。
り香は文学的な表現を所望する
り香と菅原氏の両名がS○Xを巡る歴史的和解に成功すると、こんどはS○Xに変わる文芸部内の隠語コンテストを開催。
り香は文学的かつ情緒ある表現をご所望とのこと。
タイトルにS○Xがついている作品はあるけど、それはそれ、これはこれ…つまり「言い訳?」は無用。
ぼそぼそと小声でつぶやく和紗と百々子の声は、荒ぶるり香には届かない。
ノルマは一人3個。
口答えすると10個に増える仕組みです。
和紗と百々子の二人には難易度が高すぎる課題…ここは未来の作家先生・本郷ひと葉が頼るしかない。
しかし、その本郷先生もチャラい編集のダメだし電話ですこぶる機嫌が悪くなってたのであまり期待はできないかも。
見回りの山岸先生もひと葉の「チッ」「死ね」に心折られてた…編集へ贈った言葉なんですけどね。
「純血」り香部長の潔癖な「性」は、文芸部員達をある意味もっとも振り回してるのかもしれない。
逃亡り香の青春ラブコメ
体育の授業の跳び箱で豪快に股から衝突したり香は、クラスの性的愚者どもから処○膜がらみのセンシティブな冷やかしを受ける。
けっこうエゲツない悪口言うのな…
さすがに可愛そうだったかもしれない…とギャルAは少し反省の様子を見せてたので、これは今後の動向を見守りたいところです。
顔を真っ赤にして逃亡したり香は女子トイレで確認を試みるも、もちろん確認などできるわけもなく…強がってみたり、泣いてみたり、潔癖に荒ぶるのも大変だわ。
そんなり香部長、眼鏡を外すとやっぱり美人キャラだった。
かけてても美人だけど
顔を洗っていると、人気の男子・天城駿と偶然ばったり。
眼鏡なしのり香の顔をまじまじと凝視後、とんでもないことを言い出す。
やった!あたり!
曾根崎さん、やっぱかわいいわ!
虚を突かれたり香の表情…一瞬見とれそうになるな
芸能人のモデルに例えられ、り香の羞恥心は限界突破。
見るなケダモノ! あっち行け! 失せろ! 居ねぇぇぇ!
出しっぱなしの蛇口にホースをつなぐと、全力で罵倒しながら水をかける…そんな青春ラブコメ。(第三者の意見です)
そして、り香はふたたび逃亡する…逃亡は文芸部の十八番なのかな。
終始出しっぱなしだった水道の蛇口をキュッと閉める天城に少し好感が持てました。
帰ってきたS○X
り香部長発案による「セッ○スにかわる別の言い方」発表会は、シモネタオヤジギャグ発表会の様相を呈する。
アンダー・ザ・C、種まき、性戦、さすまた……。
サクセス? 性交で成功…やかましいわ。
ちなみに和紗はシックス、ソックス、サックスと「サ行」で統一を図ったらしいけど、ふざけてんのか。
り香
これではダメです!
菅原氏に水を向けられたり香が満を持して発表したのは、次の言葉でした。
性的愚者 の 怨嗟 と 罰
本のタイトルみたいの出てきた
確かに文学的だけど…長いよ。
ということで略してみたところ、
- S(性的愚者と)
- E(怨嗟と)
- X(罰)
となり、振り出しに戻った。
アホか
ブチ切れたり香はマジックをへし折り、怒りの雄叫びを上げる。
そこでうっかりと次のキーワードがこぼれてしまう。
打ちのめされたり香は項垂れたまま部室を退室…続きはまた明日。
今度のノルマは一人10個。
クレームを言うと5個に減る仕組みです。
泉被告
和紗、百々子、菅原氏の三人は、なぜノルマが5個に減ったのか議論しながら、廊下を歩いていると、女子と話す泉の姿を目撃。
これは告白…!?
泉の母に代わって見届けると錯乱状態に陥った和紗に対し、菅原氏はスマホ片手に告白カメラマンとして協力を表明。
つまりスマホのビデオ通話機能を使った盗撮ですね。
スマホ経由で泉が告白される一部始終をガッツリと見た結果、泉の応えはホワイト寄りのグレーという中途半端なものだった。
要は検討してみます、みたいな?
とりあえず結果は把握した、あとは撤収のみ…となったところで、菅原氏が泉に見つかってしまう。
菅原氏のプロ意識の高さ
即座に菅原氏をかばう和紗が良くないけど良い子だと思った。(盗撮はダメでしょ)
告白を断りきらない泉の煮え切らない態度に、和紗は苛立ちを隠せない。
結局泉もアレがしたいだけなのか…!?
でも泉にはアレでは通じない。
じゃあアレのことをなんていいんだろう?
「えすいばつ」誕生
アレの言い方に戸惑う和紗の口から最終的に飛び出したのは「えすいばつ」。
- えす(S)
- い(E)
- ばつ(X)
和紗の脳内で渦巻く「S」「E」「X」の3文字が、新たに生まれ変わった瞬間ですね。
意味は「性的愚者 の 怨嗟 と 罰」です
そして和紗、逃走…やっぱり文芸部員が逃げるのは格式高い伝統かなにかなんでしょうか。
最後まで泉をスマホで取り続ける菅原氏が最後までプロ意識の塊だったなぁ。
また、「えすいばつ」の3文字のアルファベットにすぐに気付いた泉は、なかなか見どころがある少年だと思った。
そして、いつになく荒ぶり、逃走した和紗を見て、「なんか良かった」と評する百々子と菅原氏の生暖かさには何とも言えない余韻を感じました。
このような経緯を経て誕生した「えすいばつ」は、りか部長をはじめとする文芸部員のみんなにも受け入れられた…当の本人はかなり複雑そうだったけど。
文芸部、廃部の危機
「えすいばつ」が晴れて文芸部の公式用語として採用されたと思いきや、「却下」の声とともに部室に入ってきたのは校長と教頭の二人組。
彼らが告げたのは、「文芸部・今月いっぱいで廃部」説。
理由は次の2つ。
- 卑猥な文章を大声で音読する「朗読会」へのクレーム
- ずっと顧問がいないこと
意外とまともな理由だった!
このままでは文芸部がなくなってしまう…?
文芸部廃部と聞き、和紗をはじめとする部員たちが文芸部への思いを話し始めるんですけど、個人的には菅原氏の言葉がいちばん印象に残りました。
菅原氏
無理せずにいられるというか、自分らしくいられる
…というよりも、自分という存在を意識せずにいられるというか
これまで口を開くごとに爆弾発言を繰り出してきたミステリアスな菅原氏が、ここにきてはじめてまともな発言をしてくるんですね。
この言葉には文芸部のみんなが共感。
そして奮起したり香部長により「真顧問」計画が発動することに。
…というかよく今まで存続できてたよね
乙女全開!和紗は泉が好き
り香王子の「泣かないで」はかえって逆効果だった和紗、帰り道でもその涙はなかなか止まらない。
しかし、菅原氏だけはその涙の本当の理由を的確に見抜いていた。
菅原氏
今、胸ん中、嵐
和紗の中に渦巻く感情について言い当てると今度は泉のことに言及。
菅原氏
男って女よりも感覚に頼らないから
一度自分の中で物事を咀嚼する必要があるんだよ
男の人の気持ちは「劇団そよ風」で学んだとのこと。
「劇団そよ風」すげえな!
そして「誰かとしなければ地球が滅びるとしたら?」という菅原氏からの暴力的な質問に対し、和紗はこう答える。
和紗
泉…どうしてもなら、泉
声は弱々しくとも、質問に対する答えは早かった。
菅原氏
それって、典元くんが好きってことじゃないの?
そこで和紗はようやく自分の本当の気持ちに気付いた。
和紗
私は…私は泉が好き…!
Q.E.D。証明完了
菅原氏の誘導尋問でついに「泉が好き」という結論に至った和紗は、目から大粒のウォーターを流す。
和紗の「好きだよぉ」がド直球すぎて、いっそ清々しくすらありましたね。
「好き」な気持ちに気づくこのシーン、丁寧に丁寧に描かれていて、美しい夕日と川辺のコントラストと相まって、本当に美しかった…。
第1話の終わり方とずいぶん違うな
まとめ
アニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」第2話「えすいばつ」を視聴した感想について書きました。
今回は「劇団そよ風」出身の菅原氏のおそるべき演技力や、眼鏡とったらやっぱり美人だったり香部長、といった新たな一面に随分と楽しませていただきました。
「えすいばつ」誕生に至るまでのエピソードも面白く、そのきっかけとなった和紗と泉の二人の幼馴染の関係も、菅原氏の協力により、新たな局面を迎えるなど、目が話せません。
とはいえ、今一番の喫緊の課題は、文芸部の廃部を免れるため、新しい顧問を何としても迎え入れなければなりません。
果たしてそんな物好きがこの学校の教員の中に存在するのか?
次週がとても楽しみです。
以上、アニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」第2話の感想でした!
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