アニメ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」観てますか?
前回は100枚の短冊をパーにされて怒り心頭のまま終わってしまいましたね。
短冊の願いが届かなかったせいか、今回はちょっと試練多めのお話だったように思います。
来世? 現世? 相容れぬガチ恋勢
えりぴよ、くまさ、基たちの他愛のないドルオタトークが楽しいですね。
空音がチャラいテニス部であることに失望する一方で、えりぴよは舞菜が帰宅部であることを自慢する……なにげに舞菜のダンスセンスをけなしてるのはいいのか?
そしてなぜか今から生まれ変わって来世では舞菜の友達になりたいなどという……転生とタイムスリップの合せ技か…タイムリープじゃダメなんですか?
くまささんと来世トークで盛り上がる中、ガチ恋勢の基は現世で空音と結ばれることを夢見ているらしいけど……テニス姿の空音がラケットでカレーを出す絵面がシュールすぎる(笑)
基としてはごく当たり前のファン思考のようだけど……えりぴよ&くまさには「相容れぬ」ものらしい……ドルオタって難しい。
来世や現世の妄想するのもいいけれど、個人的には全力で「今を生きる」姿勢の彼らの姿勢が大好きです。
えりぴよは竹馬に乗った
えりぴよの斜め上を行った行動はいつものことだけど……ちょび髭スカーフに竹馬スタイルはさすがにやりすぎだと思った…パーフェクト不審者。
なんでも舞菜の理想の男性になるべくたどり着いた姿らしいけど……いくらなんでも竹馬はないでしょ。
でもそんなえりぴよ、私はキライじゃないですよむしろ好き。
ただ残念なことに肝心の舞菜はとっくにそんなこと忘れてましたけどね(笑)
やっぱり隠蔽された短冊(怒)
それにしても今回もっとも腹立たしかったのは、例の短冊の件ですよ。
舞菜への思いが詰まった100枚の短冊……スタッフのミスによりすべて空へと舞っていったのですが……どうやらそのことについてはそのまま隠蔽されてしまったようで。
あのスタッフ、クソだな(怒)
100枚の短冊の返事が欲しいえりぴよ、そしてえりぴよからの短冊が欲しかった舞菜……二人の思いは今回もすれ違うばかりでしたね。
お互い相手に好意を抱いているというのに…えりぴよと舞菜って見ていて可哀想になるくらい意思疎通ができていない…。
だからこそのあの100枚の短冊だったのに……この落とし前はどこかでつけて欲しいものですね(怒)
新たな絶望に涙するドルオタども
「相手が人間って怖いよね…」…このえりぴよの気づきにドルオタ達が現実に戻されてましたね(泣)
相手が人間である限り、「好き」か「嫌い」かで判断されてしまう…えりぴよのちょっと哲学めいた問題提起に、くまさと基は否応無しに厳しい現実に気づかされてしまった…。
絶望に涙を流す二人の男はえりぴよを非難するも、実は言い出しっぺのえりぴよもこの絶望に一人で立ち向かうことはできなかったんですね……つまり巻き添え(笑)
けっこう真面目な会話をしてるはずなんですけど……この三人の会話は傍から見てるとなぜかとても楽しい。
痛恨のネカフェ…新しい絶望の代償
楽しい前乗りネカフェ計画が一転して、痛恨のネカフェ遅刻になってしまいましたね。
新しい絶望を発見したお詫び(笑)にえりぴよが立てた計画だったんですけど、実はスケジュールを一週間間違えていたんですね。
基の連絡がなければ危ないところだった……。
大急ぎで引き返す道中での、えりぴよとくまさの不毛な言い合いが絶妙に面白い。
特にえりぴよの開き直りっぷりと、無茶振りがかなり理不尽で…そして無茶苦茶。
くまささんもよくこんなのと二年もつるんでるな……くまささんマジ紳士。
新しい絶望を発見し、スケジュールを間違え、イベントの最前列を逃してしまう……きっとえりぴよは今後も新しい絶望を発見し続けるような気がします。
複雑な三角関係
新たな舞菜推し、玲奈(れな)の登場により、なんか複雑な三角関係が出来上がりつつありますね。
玲奈は基の妹なんですけど、先のガールズフェスタで舞菜が一番可愛かったということで、舞菜推しになったんですね。
そして最前列を逃し最後尾で汗だく状態のえりぴよと知り合うことになり、二人で舞菜のイベントに参加することに。
玲奈はえりぴよ以外の初の舞菜推しということで、舞菜の反応もすこぶるよく、えりぴよに見せるような塩対応などではなく、今までに見せたことがないようなはしゃぎっぷりを見せるんですね。
この二人の様子を見たえりぴよはとても複雑な心境に……端的に言うと嫉妬ですね。
一方、舞菜のほうも玲奈とえりぴよの関係に嫉妬らしきものを見せるのですが……そこは玲奈が「兄の知り合い」という淡々とした回答をしたことにより解決…結果、よりにこやかな状態になってしまった。
そんな舞菜を見てえりぴよは嫉妬と対抗心に駆られ、そして舞菜もそんなえりぴよを見ていつもと様子が違うことに気づく…。
お互いに様子が違うことに気づくことはできるけど、お互いの本心は決してわからない。
「私のこと好きですか?」と思わず出た舞菜の言葉も、常時デフォとなったえりぴよの「好き」連呼では噛み合わない。
この二人、いざという時にはとっても奥手なもんだから……なかなかお互いの本心にたどり着けないんですよね……でもそこがいい、というのもありますが。
玲奈は受験勉強のためイベント参加率はあまり高くはなさそうだけど……しばらくは複雑な三角関係が続きそうですね。
プライベート舞菜。新たなる希望
えりぴよと舞菜が電車で偶然に鉢合わせしていましたね。
えりぴよはいつもの体操服、一方、舞菜はというと白を基調とした私服姿。
ほぼ初めて見たという舞菜のプライベート姿に、えりぴよは電車の中で天使の存在を確認していた。
気を使って車両を移動しようとするえりぴよに、舞菜も勇気を出してお礼の言葉を述べるんですが……そこであらためてえりぴよは気づくんですね。
舞菜のああいうところが「好き」だということに。
きっとえりぴよは今までもこうして舞菜への「好き」を積み重ねてきたんでしょうね。
「好き」な舞菜にすべてを捧げて生きてきた。
だからこそ、舞菜もそんなありのままのえりぴよに好意を抱いているんだと思います。
プライベート・舞菜との偶然の出会いは、えりぴよに新たな希望をもたらしてくれたようです。
まとめ
アニメ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」第3話「わたしのこと好きですか?」を視聴した感想について書きました。
えりぴよが送った短冊は隠蔽され、新たな絶望を発見し、スケジュールを間違えて最前列を逃した挙げ句、新しい舞菜推しに嫉妬までさせられてしまうという、今回は試練多めのお話だったように思います。
でも最後のプライベート・舞菜との遭遇はえりぴよに新たな活力を与えていたようなので、結局のところ、えりぴよにとっては差し引きプラスだったんじゃないでしょうか。
相変わらず二人の思いはすれ違っていましたが。
そこは次回に期待しましょう。
以上、アニメ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」第3話の感想でした!
コメント