アニメ「無職転生~異世界行ったら本気だす~」観てますか?
今回はもう一人の妹アイシャとの再会。
アイシャの兄への辛辣な評価と、ロキシーの再会が楽しみなルディ、下劣な第7王子に注目です。
緻密すぎる背景美術
いよいよ中央大陸まで戻ってきたわけですが……シーローン王国の背景美術がとてつもなく緻密でしたね。
第2クールからの新OPテーマ「遠くの子守の唄」が流れる中での数々の背景はアジアンテイストたっぷりでそれはもう美しかった。
個人的にはアニメ「無職転生」の中でも1、2を争うクオリティだったように思います。
第1クールでは自然描写の美しさに目を奪われる場面が多かったのですが、第2クールに関しては街並みや城といった建築物の美しさが特に印象的に映る。
そんな美しい映像と大原ゆい子の歌声が合わさった日には鳥肌が止まらない。
ぜひともこのクオリティのまま突っ走って欲しいところですね。
ヒトガミの助言
ルーデウスにとってのヒトガミは前世の嫌な自分に向き合わされる忌々しい存在である上、信用できない相手でもある。
けれども、魔眼の入手はパウロとの再会といった様々な経緯もあることから頼らざるを得ない部分もある。
そのことを踏まえ、今回はルディも素直に助言を受け入れていた。
魔眼による視覚的効果もあったからか。
だからといって、決して信頼したわけではないので、エリスやルイジェルドにはヒトガミの存在は秘密のまま……そりゃそうですよね。
この二人がヒトガミの助言を信じるとはとても思えないし、ルディとしてもヒトガミの存在を知らせることで二人への影響を危惧した部分もあったと思う。
釈然とはしないだろうけど、今のルディはヒトガミの助言にすがるしかない。
兄は変態。アイシャとの再会
ルディとアイシャが再会していましたね。
ヒトガミの助言に従い、アイシャへは「シャドームーンナイト」と偽名を名乗ったわけですが……その理由がなんとも悲しい……というか虚しい。
リーリャの教育の賜物か、アイシャは6歳ながらもハキハキとした物言いで聡明さがダダ漏れていた。
ルディにとってそんなアイシャの姿はとても好ましく映る反面、アイシャの兄への評価は著しく低いようだった。
アイシャは「御神体」についての鋭い考察を披露……推定14歳のパンツを崇める兄を大きな声で「変態」と言い切っていた。
名乗らなくてほんとによかった……というかこれでは今後二度と名乗れない。
エリスとルイジェルドに口裏合わせはしていたものの……アイシャはこういうの苦手そう。
それにアイシャの場合、ルーデウスが変態であることを十分に認識した上で「かっこいい」というくらいルーデウスのことを好いている。
ただ、ルーデウスがときおり見せる「にちゃっ」とした笑顔は好きくない。
ルディとしては、先のノルンとの再会失敗の経緯もあることから、今回の再会についてはより慎重にならざるを得ないのではないでしょうか。
まずは「変態」脱却から始めるべし。
品性下劣な第7王子
ルディにとっては弟弟子とも言えるパックス王子……その性質は下劣極まりないものでしたね。
パックス王子はロキシーを性奴隷とするべく、リーリャを人質としておびき寄せる作戦を展開。
実直にしか見えないジンジャーもそんなパックスの下劣な命令をいやいや遂行……部下たちも不承不承といった様子で従うわけですが。
ジンジャーもまた家族を人質に取られていることから、おそらく部下たち全員なんらかの形で弱みを握られているのでしょうね。
おそらくロキシーはそんなパックスに屈することなく、家庭教師としての任務を全うしてきたのでしょうね。
過去のいくつかのシーンではパックスのお痛のバツとして容赦なく火だるまにしてましたからね。
とはいえルディもあまりパックスのことは言えないか……ロキシーのパンツ盗んで御神体にしてたからなぁ(白目)
でもロキシーのとってルディは出来すぎた自慢の弟子……ジンジャーに対してもルディのことを随分と自慢していた様子だったし、パックスとは違うのだよパックスとは。
それにルディにとってもロキシーは魔術の師匠であること以上に、引きこもりから外の世界へと連れ出してくれた大恩人……再会を期待して何度も身なりを直してる様子はちょっと健気ですらありましたね。
そしてルディはロキシー捕獲のための王級結界に閉じ込められてしまうことに。
身動きが取れず、連絡する手段もない今、頼れるのはデッドエンドとアイシャのみ。
波乱が尽きない展開にワクワクが尽きません。
次回もとても楽しみです。
以上、アニメ「無職転生」第19話「ルート選択」を視聴した感想でした!
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