「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」感想!MCU屈指の青春ラブコメ

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映画「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」を観てきました。

 

 

「アベンジャーズ エンドゲーム」公開からまだ2ヶ月という短い期間にもかかわらず「スパイダーマン」という超大作が観られるこの幸せ。

 

というわけで、今回は「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」の感想について書きますね~。

 

 

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指パッチンで消えて復活した人々問題

 

「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」は「アベンジャーズ エンドゲーム」のその後の世界が描かれています。

 

エンドゲームの後ということで、指パッチンで消えた人々も復活済みなんですね。

 

けれども、この2度の指パッチンの間には5年の歳月が流れているため、復活した人々とそうでない人々の間には5歳の年齢差が生じてしまっているんです。

 

ふつうに考えるとすごくシリアスな問題のように感じられるんですけど、「スパイダーマン」の世界ではそんな重要な問題もサラサラっと実にあっさりと受け入れちゃうという。

 

いっしゃん
いっしゃん

この軽さは「スパイダーマン」ならではでしょうね

 

また、学生たちにとっては5歳の年齢差よりも、またイチから学年を仕切り直すことのほうが問題だというのがとても面白かったです。

 

 

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メイおばさんの受け入れっぷりがスゴイ

 

 

前作「スパイダーマン ホームカミング」のラストで、メイおばさんにスパイダーマンの姿をバッチリ目撃されてしまったんですけど、どうやらそれ以降はおばさん公認となっているようです。

 

だから今回のメイおばさんは、前作の過保護っぷりはなりを潜め、本人のピーター以上にスパイダーマンを受け入れている感が凄かったです。

 

本人がわざと置き去りにしたスパイダースーツをすっとトランクに忍ばせたり、ピーターのスパイダーセンスを「スパイダーむずむず」とネーミングしたりするセンスが最高にユニークだった。

 

さらには、御目付役のハッピーとちょっといい感じの仲になっていたりと、メイおばさん、結構やりたい放題だったな…。

 

 

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青春と使命の間で揺れ動くピーター

 

 

トニー・スタークがまだ生きていた頃のピーターは、アベンジャーズの一員として活躍することを夢見ていた。

 

だから「早く大人になりたい」という思いがにじみ出ていたんですけど、「ファーフロムホーム」では「大人になりたくない」ピーターがそこにいた。

 

トニー・スタークの後継者として世界の平和を託されるも、まだ16歳のピーターにとってその使命はとても重荷だった。

 

「大いなる力には、大いなる責任が伴う」ではなく「あなたの親愛なる隣人」でありたい。

 

それよりも今のピーターにとってはMJにどう告白するか? ということのほうが最重要のミッションだったりする。

 

青春ミッションのために、スパイダースーツをわざと置いていったり、ニック・フューリーからの電話をスルーしたりする、いかにも年頃の少年らしいピーターの行動になんだか親近感を覚えてしまった。

 

いっしゃん
いっしゃん

この揺れ動く感じ、嫌いじゃないです

 

 

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斬新すぎる壮大なイリュージョンフェイクにクラクラ

 

 

今回の「ファーフロムホーム」は予告では平行世界を匂わせる描写があったものの、実際にはミステリオによる壮大なフェイクだったんですね。

 

トニー・スタークによって却下されたというイリュージョン技術と、高性能ドローン技術を組み合わせることにより生み出された「ミステリオ」と「エレメンタルズ」で世界中の人々を欺くという、まさに大胆不敵な計画。

 

さらにはトニー・スタークがピーターに託した超防衛システム「EDITH」を騙し取り、さらに大規模なイリュージョンを展開するなど、もはや何が現実でなにが幻なのかまったく区別がつかない状態がとても斬新でした。

 

「アベンジャーズ エンドゲーム」で究極の映像を観たと思ってたけど、今回の「ファーフロムホーム」でのイリュージョン技術というアプローチは見せ方としてとても面白かったですね。

 

 

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猟奇的な彼女・MJの魅力。MCU屈指の青春ラブコメ

 

 

前作の「ホームカミング」ではまだ正ヒロインではなかったMJ、今作「ファーフロムホーム」ではしっかりと正ヒロインとして君臨します。

 

いっしゃん
いっしゃん

最後の最後にニックネーム「MJ」が明かされたんですよね

 

映画「スパイダーマン」のMJといえば、2002年公開の「スパイダーマン」のキルスティン・ダンスト版MJの印象がとても強いんですけど、今作のMJもなかなかクセが強かったりします。

 

容姿的にはキルスティン・ダンストほどのインパクトはないものの、都市伝説やオカルトといった趣味嗜好がかなり強く、なかなかエキセントリックな一面を持ってたりする。

 

でも、そんなMJの不思議な雰囲気って、一度気になりだすと止まらない魅力があるんですよ。

 

また、「ホームカミング」のときのMJは、なにかとピーターを観察しているフシがありましたし、私自身もともと気になる存在でもあったんですよね。

 

だから今回のMJとピーターとの絶妙な距離感は、MCUシリーズ屈指の青春ラブコメしてたと思う。

 

いっしゃん
いっしゃん

MJはMCU屈指の猟奇的な彼女

 

 

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トニーが信じる自分を信じろ

 

 

トニー・スタークの後を継ぐことなど誰にも出来ない。

 

それはたとえトニー本人であったとしても。

 

しかし、そんなトニーが最後に後継者として指名したのはピーターだった。

 

トニーが信じる自分を信じろ。

 

トニーの親友・ハッピーの言葉は、使命の重圧に押しつぶされそうになるピーターにとっては福音の言葉でもあった…。

 

ハッピーとピーターの新たなメイコンビが誕生した瞬間ですね…メイおばさん問題は「夏の火遊び」で一蹴されてましたけど。

 

さすがは我らの愛すべきいじられキャラ。

 

いっしゃん
いっしゃん

負けるなハッピー

 

 

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迫力バトルは文句なし

 

 

個人的にはMCUシリーズのバトルシーンについては、もう何も文句はありません。

 

いっしゃん
いっしゃん

だって絶対に迫力あるし面白いから

 

イリュージョン技術×ドローン技術×EDITHによって生み出されるフェイクイリュージョンは考え方も見せ方も最高に面白かったし、スパイダーマンも思いつく限りの暴れっぷりを見せてくれた。

 

また、今回は「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」や「エンドゲーム」のときのアイアンスパイダースーツではなく、ピーターが自らデザイン、カスタマイズしたオリジナルということもあって、より感情移入するものがあった。

 

スパイダーウェブを使い切り、スーツがボロボロになりながらも必死に戦い続ける姿はこれまでのシリーズの中で間違いなく一番カッコよかったです。

 

今作でMCUシリーズの第3フェイズ終了ということですけど、個人的にはトム・ホランド演じるスパイダーマンをまだまだ観続けていたいですね。

 

 

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まとめ

 

 

映画「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」を観た感想について書きました。

 

映画「アベンジャーズ エンドゲーム」の続編にして、MCU第3フェーズ最終作ということで、メチャクチャ期待してたんですよね。

 

「ファー・フロム・ホーム」はそんな期待に見事に応えてくれて、さらには新たなる始まりへの期待を抱かせてくれる素晴らしい作品でした。

 

MCUシリーズのスパイダーマンは「ホームカミング」のときもそうだったんですけど、たとえネタバレしていても何度でもリピート鑑賞したくなる魅力があるんですよね。

 

またタイミングを見つけて劇場まで足を運びたいと思います。

 

以上、映画「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」の感想でした!

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