アニメ「魔法科高校の劣等生 来訪者編」観てますか?
今回はアンジー・シリウスのパレードがついに破られる。
エリカとアンジーの真夜中の対決、そして達也のパレード破りに注目です。
この世のものならざるもの
九重が口にした「この世のものならざるもの」の考え方がとても興味深かったですね。
今回のターゲットである「パラサイト」は人外のものであることは間違いないものの……その存在を明確に説明することが難しく、分析能力の高い達也でさえいまだにその正体を掴みかねている。
一方で古来から「この世のものならざるもの」とも相対してきた「忍び」の末裔である九重には、自分自身で導き出した確固たる結論を持ち合わせてるんですね。
「現代魔法」はどちらかというと科学的側面からのアプローチが多いけれど、如何せん「この世のものならざるもの」に関して言えば、古式魔法寄りの「忍術」が今まで積み重ねてきた経験値のほうがまだ上回ってる印象を受けました。
またそれとは別に九重が体術訓練のときに見せた「纏衣の逃げ水」は……アンジー・シリウスのパレードを彷彿とさせるものがあった……このハゲほんと何者なんだよ(忍者)
正直なところ、今回のパラサイトの一件は、九重が参戦すれば即座に解決するような気がしてならない……。
エリカ vs アンジー・シリウス
なぜかエリカとアンジー・シリウスが戦っていましたね。
エリカとミキはレオの仇を討つべく、二人タッグで夜中に捜索していたところ……アンジーとパラサイトの戦いに遭遇するんですね。
エリカはアンジーに、ミキはパラサイトに、それぞれ手分けして戦闘開始。
特にエリカとアンジーの対決は見ものでしたね。
お互いに若いながらも相当な手練ということもあり、双方が切り結ぶ様子は、達也と九重ほどではないにしろ、玄人感がにじみ出ていて、どっちも応援したくなる。
エリカから見たアンジーは体術は一流……そして魔法は超一流。
一方でアンジーから見たエリカは日本の高校生に対する誤った認識を植え付けるほどのものだった。
とはいえ、現時点の実力では超一流の魔法の使い手、アンジーのほうが上回った。
個人的にはもう少し二人の戦いを見てみたかった気もする。
エリカとしては悔しい思いをすることになったかもだけど……あとは達也にまかせておけば大丈夫。
パレードの秘密
シリウスとの戦いの中、達也はミスト・ディスパージョンを何度か放つことになったものの……「パレード」の影響によりことごとく急所を外してしまうんですね。
瞬時に相手の術式を解析できる達也にとって、これは由々しき事態だったのか。
普段は極力接触を避ける叔母の真夜に「パレード」について相談を持ちかけるなど、珍しい行動に出てましたからね。
とはいえ、この時点ですでに達也の中では「パレード」についてある程度の推測はできている……おそらく答え合わせがしたかったんでしょうね。
結局真夜からは答えらしい答えは返ってこなかったものの……「パレード」に関しては九島よりも弟のほうが長けていた……この情報だけでも達也としては十分だったんじゃないでしょうか。
ひょっとするとアンジー・シリウスの「パレード」は九島以上のものなのかもしれませんね。
「パレード」破れたり!
ついに達也がシリウスの「パレード」を破っていましたね。
エリカと幹比古が「パラサイト」退治に注力する中、達也はアンジー・シリウスの正体を突き止めるほうに重きを置いていたようですね。
九重の幻術をヒントに、自身で考察を重ね、真夜で少し答え合わせ。
そしてパラサイトと戦闘中のアンジーに加勢する形で相対すると……おもむろに放った分解魔法で見事にパレードを破ってた。
パレードが解除され、驚くリーナが顕になる。
思えばリーナのこれまでの活動はすべてこのパレードがあればこそ、でしたからね。
正体を見破られたリーナがどのような行動に出てくるのか……とても気になる幕引きに、次回が気になってしかたがない。
まとめ
アニメ「魔法科高校の劣等生 来訪者編」第3話「来訪者編Ⅲ」を視聴した感想について書きました。
今回は九重の幻術に始まり、エリカと幹比古のパラサイト捜索からのアンジー・シリウスとの対決……そして達也によるパレード破りなどなど、いつにも増して高レベルな戦闘が続いたように思います。
個人的にはエリカとアンジーの戦いが好みだったりするのですが……達也の正確無比な分解魔法も捨てがたい。
一方でパラサイト処理の任務をこなしつつ、エリカや達也の相手をさせられたアンジーことリーナにとってはたまらない展開だったでしょうね……そこについては同情を禁じ得なかった。
次回がとても気になります。
以上、アニメ「魔法科高校の劣等生 来訪者編」第3話の感想でした!
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