ドラマ「グランメゾン東京」2話感想!融資は味で担保しろ!

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ドラマ「グランメゾン東京」観てますか?

 

今回の尾花も相変わらず人として最低でした…しかし尾花の料理に対する貪欲な姿勢と、周囲を巻き込む引力はさらにすごかった。

 

でも個人的には倫子さん推し…やっぱり女は度胸ですよ。

 

 

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最低の人たらし

 

 

尾花(木村拓哉)って人としては最低の部類に入るかもしれないけど、こと料理に関することについては最高のパフォーマンスを発揮する…その結果、周囲の人間も巻き込まれてしまうという…まさに最低の人たらし。

 

そんな尾花の妖怪じみた人たらし力に、かつての同僚たちも抗いきれないんですよね。

 

なにせ彼らは尾花に足りない何かを持ってるから。

 

今回もっとも被害を受けた相沢(及川光博)も、当初は頑なに尾花との接触を拒否しつつも、尾花の引力に抗いきれず、結局ジャストフィットな形で協力してしまう。

 

最後の握手だけはかろうじて回避に成功していたけど、相沢陥落はもはや時間の問題でしょうね…残念。

 

早見倫子(鈴木京香)の家の抵当権に言及したときは、ホント最低な男だな、と思いました…しかし倫子も京野(沢村一樹)も尾花の人格については半ば諦めてる感はあった…料理だけは信じてる、みたいな?

 

取り付く島もないような平古(玉森裕太)に関しても、尾花は的確にウィークポイントをついていた…実際ドンピシャだったし…とんだツンデレキャラだな、平古くん。

 

このように周囲から忌み嫌われつつも、尾花の料理と人たらしの力には誰もかなわない…最低の人たらしの被害者は今後ますます増えるものと思われます。

 

 

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松井萌絵は第2の尾花か?

 

 

尾花と松井萌絵(吉谷彩子)…二人はとても波長が合いそうに見えますよね…あくまでも料理人として。

 

二人の料理人としての環境は違えど、そのセンスはかなり共通するところがあるのかもしれない…特に自分の料理に絶対の自信を持ってるところは限りなく似てると思う。

 

もしも尾花の後継者を選ぶとしたら、松井が一番近い存在なのかもしれない…今後グランメゾン東京に引き抜かれる可能性も十分にあるんじゃないでしょうか。

 

その時は平古も一緒に移籍するのかな…そうなると婚約者とは別れることになりそうな予感がする。

 

ドラマ内での「婚約中」ってたいてい別れる運命にあるからなぁ…そしたら今度は松井といい感じになるんですかね。

 

それはそれで楽しみではある(笑)

 

 

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女は度胸。消費税がなんだ

 

 

ある意味尾花にメチャクチャ踊らされてる感はあるものの、倫子さんのここ一番の度胸には本当に驚かされますね。

 

第1話での京野の借金の肩代わりに続き、今度は家の抵当まで差し出してしまうなんて…50歳という年齢を越えてからこんなハイリスクな賭け、できるもんじゃないですよ。

 

ましてや今の日本で高級フレンチレストランだなんて…消費税10%に上がったばかりですよ?

 

しかし、彼女には過去のお店で10年間黒字という実績があり…「絶対味覚」という武器もある…何より尾花という最高の料理人がいる…だから何も闇雲に勝負に出てるってわけでもないと思うんですよね。

 

それに「金は天下の回りもの」とも言うし…ぜひともグランメゾン東京で三ツ星を獲得して回収しまくって欲しいものです。

 

 

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早見家のスーパーぬか床

 

 

倫子の家にあるぬか床…いつの間にか尾花の胃袋をしっかりと掴んでいたようです(笑)

 

母直伝のカンタン手料理との合せ技で尾花を見事にKOしてましたね…家で毎日食べても飽きない料理…ある意味最高の褒め言葉だと思う。

 

週に一度しか帰ってこない父を家で待ち続ける愛人の母…ちょっと重ための暗い過去ではあるものの、今の倫子にとってそんな母の姿はリスペクトの対象となっている…早見家の女達はホント強者揃いやな…。

 

そりゃぬか床もすごいワケだよ…まさにスーパーぬか床と言っても過言ではないと思う。

 

 

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融資は味で担保する

 

 

料理で銀行マンの心を動かす…ちょっとベタな展開ながらも、とても良かったですね。

 

様々な問題にぶつかりつつも、とにかく試行錯誤を重ねて重ねて、最後の料理にたどり着くまでの過程はとても見応えがありました…さすがの尾花も周囲の協力を得られなければ実現できなかったでしょうからね。

 

試作の過程で登場する数々の料理も美味しそうだった…お腹減った。

 

そして料理が完成したときの尾花と倫子のリアクション…二人とも演技派やなぁ。

 

また、融資担当の汐瀬が食すときのシーンも本当に良かった…あんなに嬉しそうに食べてくれたら…もう融資のことなんてどうでも良くなってくる気持ちになりますよね。

 

味は融資の担保にならない…といいつつ結局心動かされてしまう描写…ベタなんだけど、ベタにはベタの良さがある。

 

このドラマ枠に出てくる銀行マンって基本的にろくなのいないからなぁ…今回のような銀行マンはとても希少だと思いました。

 

結婚記念日はぜひともグランメゾン東京で。

 

 

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見上げてごらん、尾花

 

 

尾花って本当に美味しいものを食べたときは上を見上げる習性があるようですね。

 

絶対に言葉では「美味しい」と言わないところが尾花らしい…口だけで「美味しい」っていうのはとてもカンタンですからね…たとえそれが本心でなくっても。

 

けれども尾花が上を見上げた料理は間違いなく美味しいということ…その姿を見てガッツポーズする倫子さんがとてもチャーミングだった。

 

そして今回の最高のリアクションは、例の一品が完成した瞬間でした……でも倫子さんはもっと最高のリアクションしてました(笑)

 

尾花、もっと上を見上げてごらん。

 

 

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まとめ

 

ドラマ「グランメゾン東京」第2話を視聴した感想について書きました。

 

今回の尾花は第1話のときと違って、随分と味に苦労していましたね。

 

それだけフランスと日本では求められる料理の性質が違うとうことなんでしょうね…必死に人の意見を取り入れようとする尾花の貪欲さにはとても感心しました。

 

一方で倫子さんの家の抵当権を口にしたときにはマジで最低だな、と思いましたが。

 

でもなんだかんだ言って尾花の料理の前には誰も抗うことはできないんですよね…みんな胃袋掴まれすぎ。

 

次週もどんな料理が出てくるのか…とても楽しみです。

 

以上、ドラマ「グランメゾン東京」第2話の感想でした!

 

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