アニメ「グレイプニル」観てますか?
「グレイプニル」は「ヤングマガジンサード」に連載中の同名作品をアニメ化したもので、原作コミックは2020年4月現在、8巻まで刊行中。
ゆるきゃらな犬の着ぐるみに変身する高校生と、2コ下のナイスバディなヒロインが緻密なタッチで描かれており、グイグイと引き込まれる第1話となっています。
とにかくわからない事だらけ
アニメ「グレイプニル」……とにかくわからない事だらけですよね。
なぜ修一は着ぐるみに変身するのか?
なぜ紅愛は死のうとしていたのか?
ラストの氷川(CV:石上静香)の登場で、かろうじて「収集者」という単語が出てきたものの、圧倒的に情報が足りていない……もっとちょうだい、情報。
結局まったくわからないまま、あっという間に第1話を見終わってしまったわけなんですけど……わからないなりにもグイグイと引き込まれるものがありましたね。
わからなくてもいい……面白ければ。
ぶっちゃけタッチが好みです。
アニメ「グレイプニル」……絵にとても勢いを感じますね。
艷やかで繊細なタッチで描かれたキャラクターは、単純に惹かれるものを感じるし、動かし方やカメラのアングルなども秀逸。
マンガ的なシャープな描写も多数見受けられ、全体的に絵がとても引き締まっているようにも感じられる。
背景美術とキャラクターとのバランスもよく取れていて、ワンカットワンカットがとても美しいんですよね。
正直なところ、ティザービジュアルにはそれほど惹かれるものは感じなかったんですけど、この作品、動くとホント映えますよね。
是非ともこのクオリティを頑張って維持し続けて欲しいものです。
艶めかしい2コ下ヒロインが魅力的
主人公の2コ下のヒロイン、青木紅愛(CV:東山奈央)が艶めかしかったですね。
きめ細やかなタッチで描かれた紅愛は、高校一年生にしてはかなり成熟したボディラインを持っていて、自らもその魅力をしっかりと自覚、有効活用しまくってた。
そんな紅愛の「匂い」は、修一の本能的な部分をめっちゃ刺激しまくるようで……紅愛が気を失っているのをいいことに、無我夢中でパ○ツを脱がせようとするシーンには正直びっくりした……え、そっち系の作品なの?
別にいいけど。
そして、修一のスマホをゲットした紅愛は、その優位な状況を巧みに利用し……結果的に修一を意のままに誘導することに成功……スマホを落としただけなのに。
それにしてもこんなに挑発的な東山奈央、なかなか珍しいんじゃないかな……個人的には大歓迎。やっほい。
今後も主人公をバンバンこき使って、キラキラドキュンネームが伊達じゃないところを見せつけて欲しいものです。
贅沢すぎるOP&ED
アニメ「グレイプニル」……OP&EDがとても贅沢ですよね。
今回OP曲「Altern-ate-」を担当するのは元KarafinaのH-el-ical//。
芯の通った美しい歌声がとても凛々しく、渾身作画の映像とのシンクロ率も申し分なし……パンチの効いた素晴らしいOPだったと思います。
一方、ED曲「雨と体液と匂い」を担当するのはMili。
意味深なタイトルながらも、その透明感あふれる歌声は気持ちが浄化されるような心地よさに満ちており、幻想的な映像と相まって、なんだか幸せな気持ちになれるEDに仕上がっていましたね。
OP、EDともに、アニメ「グレイプニル」の本気度が伝わってくる、なんとも贅沢なキャスティングだと思いました。
まとめ
アニメ「グレイプニル」第1話「僕の中には」を視聴した感想について書きました。
正直なところ、この作品はまったくのノーチェックで「とりあえず見てみるか」くらいの軽いノリで視聴したんですけど……思っていた以上に引き込まれるものがありましたね。
話の展開としては、とにかくわからないままグイグイ進んでいくスタイル……ただ、それが全然苦痛にならないんですよね。
適度にテンポがいいのもあるんでしょうけど、一番の要因はやっぱりキャラクターの魅力に尽きるんじゃないでしょうか。
繊細なタッチのキャラが、予想以上の魅力を持ってよく動く……その様子が見ていてとても心地よく感じられるんですよね。
また、なぜか着ぐるみの化物に変身するというシチュエーションも妙に新鮮。
「なぜに着ぐるみ?」という疑問は尽きないものの、そこはおいおい説明されることを期待したい……でも面白ければどうでもいい。
次回がとても楽しみです。
以上、アニメ「グレイプニル」第1話の感想でした!
- 第1話『僕の中には』
- 第2話『空っぽの意味』
- 第3話『エレナ』
- 第4話『変身願望』
- 第5話『ヤバイ敵』
- 第6話『収集者』
- 第7話『変形』
- 第8話『記憶の影』
- 第9話『激突のマーク』
- 第10話『美しい花』
- 第11話『決意の代償』
- 第12話『約束の場所』
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