アニメ「グレイプニル」観てますか?
今回は修一のあらたな友人がご登場。
やばくてつよつよな海斗とほのか、二人の友人に注目です。
エレナは終わらせたい
エレナもまた、この愚かなゲームを止めたい一人だったんですね。
この宇宙人の遊び半分なコイン収集ゲームは、多くの犠牲者を出すだけでなく、今や修一やクレアもがっつりと巻き込まれてしまっている。
宇宙人的にはあくまでも「自己責任」ということで、自分は無関係だと言うも……エレナの怒りは収まらず……その怒りのまま宇宙人の首に手をかけるなど、精神的にもかなり追い詰められてるようだった。
ゲームを終わらせるために、ゲームに参加しなければならない……このどうしようもない矛盾にエレナは怒りを抑えられないのかもしれない。
円、あっけなく退場
クレアの毒花山火事作戦が功を奏し、円、あっけなく退場……しかも遺体すら見ること無く…。
ある意味、某大河ドラマのナレ死に匹敵するあっけなさ……ええ~、ちょっともったいなくないですか?
個人的には目的はどうあれ、円のような仲間思いなキャラは決して嫌いじゃない…にも関わらず、毒と山火事であっけなく最期を迎えるという…。
この作品、どんなキャラでも容赦なく退場させてくスタイルなのかな?
だとしたら紗耶香のチームも油断できない……あ、そういえば池内も退場してたな。
でもあれは誓約に反して仲間を裏切ったわけですから、ある意味自業自得で納得はできる……というか、そもそも池内はどうでもよい。
池内と違って円はてっきり生き残ると予想してただけに……なんだかとても残念ですね。
ただ円的には大切な仲間をかばっての最期だったから、ある意味本懐だったようにも思う。
紗耶香チームにはちょっと刺激が強すぎた
円チームの毒花山火事一掃事案は、紗耶香チームには少々刺激が強すぎた。
本来ならばその日のうちに墜落したUFOからコイン100枚ゲットする予定だったわけですが……円達との戦いで心身ともに消耗してしまった結果、いったん捜索を断念することに。
おそらく紗耶香達にとっては初めての殺しだったのかも。
さすがの紗耶香もこのまま続行するほどのメンタルは持ち合わせていなかった。
逆に修一とクレアは至って冷静……特にクレアは紗耶香の判断に難色を示し、そのまま捜索続行する気まんまんでしたからね。
もうどっちがリーダーかわからないくらいだった。
とはいえ、もともと紗耶香のチームは戦闘には不向きですからね……クレアのイケイケスタイルだとすぐに全滅する可能性が高いと思われる。
せめて三部がチームに加わってくれたらなぁ……でもあの大学生、ちょっと気難しいとこあるからな……。
少しずつ少しずつ、刺激に慣れていくしかなさそうですね。
温めますか?
はい。
じゃなくて……紗耶香と未来はどうやらそういう関係のようですね。
未来は紗耶香の高潔なところに強く惹かれており、おそらく未来自身も似たような性分なのだろうし、紗耶香と同じく過去にツライ経験をしてきたのかもしれない。
この「温めますか?」という言葉……コンビニ店員の未来らしい、なんとも素敵な言い回し……思わずニヤリとしてしまう。
個人的にはぜひとも温めてほしかったところなのですが……残念ながら未来はバイトの時間だった。
温めは次の機会に期待しましょう。
ラブコメな二人
一旦下山した修一とクレア……ちょっぴりラブコメしてましたね。
特にクレア……彼女のどこまで本気かわからない休日のお誘いは、思春期の修一には少々刺激が強かった……2コ下でもクレアは油断ならない女。
修一は照れ隠しするかのように着ぐるみへと変身……茶化すクレアを追いかけるも、素早くかわされずっこけていた。
あんな凄惨な事のあとでのこのラブコメ……もうさっさと二人で一つになればいい。
虻川ショック
修一と仲の良かった虻川君……山火事で亡くなっていましたね。
不良とつるみ、少々不審なところはあったものの……まさか円の仲間だったとは……。
変身後はどんな姿になっていたんだろう……というか、修一が収集者であることも前から知っていたんだろうか?
といっても、虻川は山火事で黒焦げになったあと……いまさら答えはわからない。
虻川のことはショックだけど……ただ、今後も同じような事が起こる可能性は十分に考えられる…。
今後はより一層日常への影響が出てきそう……いやな予感しかしないなぁ…。
ひとりでできた
修一がとうとう一人でやっちまいましたね。
円のそばにいた男、田口が円の仇を取るべく修一に戦いを挑んでくるのですが……着ぐるみ状態の修一には力及ばず。
日本刀こそ持っていたけど、まったく変身しなかったので、ひょっとしたら能力を持っていないのかもしれない。
でも円に心酔する気持ちは一番強く、円が死んだあともコイン収集とは関係なく仇を討ちに来るなど、個人的には敵ながら嫌いになれないタイプだった。
修一はそんな田口をほぼ無力化したあと、虻川のことを問いただすのですが……やっぱり虻川が円の仲間だったことは間違いないとのことだった。
ただし、虻川本人の思惑については何もわからず……。
途中、クレアからの電話で中断されるも……修一は立ち去ろうとする田口を背後から撃ち殺害してしまうんですね。
虻川はあくまでも円の仇はクレアという認識だったわけですが……これはもう完全に認識違いだったと言わざるを得ませんよね。
ただ、これは修一にとっていい意味での「成長」と言えるのかどうかはわからない。
個人的には「成長」というよりは「欠落」していっているような印象を受けました。
ひとりでできたけど、これはできなくて良かったんじゃないかと…。
海斗&ほのかがつよつよ
またヤバそうなのが出てきましたね……海斗とほのか。
ほのかは宇宙人にコイン収集ゲームを提案した第一人者……おそらく彼女には悪い意図など一切なかったのでしょうけど、ある意味、今の悲劇のきっかけを作ったとも言える。
そして海斗……修一やエレナ、ほのかと一緒に写真に映っていた「友人」の一人で、今はUFO墜落現場と思われる場所にて一人陣取っている…。
4人の変身した収集者達を相手を、召喚ほのかの鎌一閃で瞬殺していた……またやべえのが出てきたよつよつよだよどうするよ?
エレナといい、海斗といい、ほのかといい……修一の友人ってやべえヤツしかいないのか?
おそらく今の修一には彼らの記憶ないんだろうけど……実は修一って陰キャに見せかけて実はトップカーストの陽キャだったのかもしれない。
つよつよな海斗とほのか……修一は彼らとも戦うことになるんだろうか?
まとめ
アニメ「グレイプニル」第11話「決意の代償」を視聴した感想について書きました。
円達との戦いによる紗耶香チームの精神的ダメージは大きく、宇宙人のUFO捜索はいったん中断する格好となったわけですが……そのUFO墜落現場には円以上にやばそうなヤツがいた。
しかも修一の友人らしい……たぶん本人覚えてないんだろうけど。
一応、修一も収集者としてクレアだけの手を汚さないと覚悟を決め、精神的な部分での成長……あるいは欠落を見せていた。
まだまだ不明な部分が多々ある状態で、いよいよ終盤へと差し掛かってきたわけですが……これ、何もわからないまま第1期終わってしまう可能性高そうな予感がする。
次回がとても気になります。
以上、アニメ「グレイプニル」第11話の感想でした!
- 第1話『僕の中には』
- 第2話『空っぽの意味』
- 第3話『エレナ』
- 第4話『変身願望』
- 第5話『ヤバイ敵』
- 第6話『収集者』
- 第7話『変形』
- 第8話『記憶の影』
- 第9話『激突のマーク』
- 第10話『美しい花』
- 第11話『決意の代償』
- 第12話『約束の場所』
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