「ダイの大冒険」19話感想!正義の闘気で悪をキル! 最後の奥義「空裂斬」

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アニメ「ダイの大冒険」観てますか?

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険(2020) 

 

今回はフレイザードの危険な奥の手、そしてダイの放つアバン流最後の奥義に注目です。

 

 

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形勢逆転

 

 

クロコダインとヒュンケルの加勢のおかげで、完全に形成逆転していましたね。

 

ザボエラ率いる魔道士軍団およびミストバーン率いる魔影軍団は、クロコダインの猛攻を前にほぼ壊滅寸前状態。

 

モシャスでザボエラ姿になった最後の部下もクロコダインの旋風の斧で可哀想な最後を遂げていた。

 

ザボエラはその様子を上空から見ていたわけですが……自身の頭脳を自慢しつつどこかへ姿を消すなど、何がしたいのかよくわからない感じだった。

 

またもうひとりの軍団長ミストバーンはハドラーの遺体を回収したらしく、ヒュンケルが気がついた時には一人取り残されていたという。

 

ミストバーンの行動は相変わらずよくわからない……なぜヒュンケルにトドメを刺さないんだろう?

 

ダイたちを確実に仕留めるべく魔王軍を集結させたというのに……いくらヒュンケルやクロコダインの加勢があったとしても、ちょっとこの体たらくはないような気がしますね。

 

 

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フレイザード直々にお出迎え

 

 

クロコダインたちの加勢のおかげでダイ達はバルジの塔に無事到着……フレイザードの部下達による攻撃も3人協力しての魔法攻撃でなんなく撃退。

 

ダイも自在にバギを使える様子を見せるなど、ポップほどではないけれど、随分と魔法操作が上達しているようでしたね。

 

そしていよいよ塔の内部へ……というところで、フレイザードが地中から登場。

 

ただ手をこまねいて待つのではなく、自らダイたちをお出迎えするあたり、フレイザードの気の短さがよく現れていたように思います。

 

なんだかんだで魔王軍の軍団長達って個人行動が目立つなぁ。

 

もっとも、ダイ達にとってはそのほうが都合いいわけですが。

 

 

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魔王軍の斬り込み隊長

 

 

フレイザードは「魔王軍の斬り込み隊長」と呼ばれているんですね。

 

フレイザードはもともとはハドラーの禁呪により生み出された魔法生命体なのですが、生み出されてからまだ1年たらずということもあり、他の軍団長に比べて実績が少ないんですね。

 

その反動なのか、フレイザードはとにかく栄誉欲が強く、常時手柄を欲している。

 

それも100年、1000年かけても届かないような実績を。

 

おそらくこのあたりはハドラーの奥底にある要素が強く影響しているものと思われる。

 

そんなフレイザードにとって、大魔王バーンから授かった「暴魔のメダル」は、フレイザードの栄誉欲の象徴のようなものなのですが……今回のダイ達との戦いでそのメダルを自ら捨てるところに、フレイザードの貪欲さがにじみ出ていたと思う。

 

この勝利にかける絶対的な執念……ハドラーを含む他の軍団長も見習うべきなんじゃないかないでしょうか。

 

「魔王軍の斬り込み隊長」……この名前は決して伊達じゃないんですね。

 

 

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躊躇なくリスクを取る狂気

 

 

暴魔のメダルを捨てたフレイザードは、自身の命を大きく削る大技を躊躇なく繰り出すんですね。

 

この攻撃、普段の特徴的な炎と氷のボディをバラバラに分解することで、無数のマシンガンのごとく相手を襲う代物なのですが……合流したクロコダインやヒュンケルでさえ防戦一方になるくらい、広範囲かつ高威力なものなんですね。

 

本来、フレイザードは無傷で完勝するつもりだったわけですが……それが叶わないと悟ると躊躇なくリスクを取り、奥の手を繰り出す判断の速さを持っている。

 

実際、この攻撃は一対多の今回のような場面ではとても有効で……はっきりいってフレイザードはハドラーよりもはるかに強いんじゃないかと思った。

 

このフレイザードの無謀に近い戦いっぷりは、さすがのマァムでさえフレイザード自身の体を心配するほど……マァムって誰にでも優しいのな。

 

冷徹な判断と狂気が紙一重で同居するフレイザード……ある意味魔王軍にもっともふさわしい存在のようにも思えました。

 

 

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正義の闘気で悪をキル! 最後の奥義「空裂斬」

 

 

ダイが空裂斬をマスターしていましたね。

 

空裂斬は大地斬、海破斬に続く最後の奥義で、アバンストラッシュを完成させるための最後のワンピース。

 

ただ、アバンとの修行はハドラーの介入により強制終了……結局、ダイは空裂斬をマスターすることなく今に至るわけですね。

 

これまでは未完成のアバンストラッシュでもなんとかなってきたものの……今回のフレイザードの奥の手は空裂斬じゃないと斬れない。

 

残念ながら兄弟子ヒュンケルも空裂斬は使えない……ただ二人とも空裂斬についてアバンから口頭での教えは受けている。

 

空裂斬には正義の闘気が必要不可欠ということで、ヒュンケルはこの時点で脱落済み。

 

一方ダイは正義の闘気も問題なく、実際アバンの教えどおりに空裂斬を放ったところ、少しではあったけどフレイザードに効果はあった。

 

ただ空裂斬の真の極意は、心の眼で悪の心を見極めることにあるんですね。

 

そのことを自覚させるため、ヒュンケルはあえてダイの目をドロで封じ……そしてダイはそれに応えた。

 

ダイはフレイザードの核を心眼で見つけ出し、見事にその核を切り裂いていた。

 

空裂斬は他の2つの斬撃に比べて、かなり高難度な技のようですね。

 

そしてマトリフいわく、空裂斬をマスターすることにより、アバンストラッシュの威力は3倍にも5倍にも増すという。

 

空裂斬はアバンストラッシュの本質にもっとも近い技とも言えるのかもしれませんね。

 

 

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まとめ

 

アニメ「ダイの大冒険」第19話「アバン流最後の奥義」を視聴した感想について書きました。

 

フレイザードとの戦いもいよいよ佳境に入ったわけですが……フレイザードはこれまでに戦ったクロコダインやヒュンケルとは一味違う、純粋な悪ならではの手強さと狂気がみなぎっている印象が強いですね。

 

特に勝利にかける執念と、強烈な栄誉欲……まだ1歳のフレイザードには、とりわけ強い承認欲求があるのかも。

 

ただ、そんなフレイザードの生き様は、ある意味どの軍団長よりも魔王軍にふさわしいように思いますね。

 

逆に、そんな強敵を相手にするダイにとっては、たまったもんじゃないでしょうが。

 

そして皮肉なことに、そんなフレイザードが相手だからこそ、ダイは空裂斬をマスターすることができたとも言える……なんとも複雑なところですね。

 

次回もとても楽しみです。

 

以上、アニメ「ダイの大冒険」第19話の感想でした!

 

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