アニメ「ダイの大冒険」13話感想!ヒュンケルの贖罪

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アニメ「ダイの大冒険」観てますか?

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険(2020) 

 

今回はヒュンケルとの戦い決着回。

 

兄弟子の取った最後の行動が胸熱ですよ。

 

 

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さすがにライデインでは倒せない

 

 

ダイとポップのライデインでは残念ながらヒュンケルを倒すには至りませんでしたね。

 

ポップの目論見通りライデインは魔剣の鎧の内部までダメージ到達に至ったものの……鍛え抜かれたヒュンケルの肉体はライデインの雷撃に耐えてしまったんですね。

 

動かぬヒュンケルの様子に調子づいたポップはヒュンケルにグーでぶん殴られ、ダイはブラッディースクライドの一撃を喰らい意識を失ってしまう。

 

腐っても兄弟子……ヒュンケルは魔剣の印象に埋もれがちだけど、地力もしっかりあるんですよね。

 

そんな兄弟子をライデインのみで倒そうとしたポップとダイ……二人にはまだまだ経験が足りてなかった、ということでしょうか。

 

とはいえ、ヒュンケルもまたダイとポップの実力を甘く見積もり過ぎてたきらいはありましたけどね。

 

 

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バルトスとアバンの真実

 

 

マァムが発見した「魂の貝殻」がヒュンケルに予想外の真実をもたらしていましたね。

 

実はヒュンケルの本当の仇は、アバンではなくハドラーだった。

 

確かにバルトスは勇者アバンと戦いはしたものの……アバンはバルトスの胸にかけられたヒュンケルお手製の勲章を見て、バルトスにも家族がいることを察し、トドメを刺せなくなってしまう。

 

倒すべき敵はあくまでもハドラー一人……そんなアバンの人柄に惹かれたバルトスはヒュンケルを育ててきた経緯を語り、二人はお互いを理解しあうに至るんですね。

 

バルトスの命はハドラーの命と連動しているため、アバンの勝利はバルトスの死に直結するわけですが……。

 

決着後、ハドラーはバーンの手により即復活……13年の眠りに入る前に、裏切り者のバルトスを自ら始末してしまうんですね。

 

そもそも、なんでハドラーのような邪悪な存在から、バルトスのような人格者が生まれてきたんだろう……?

 

ハドラーからしたらバルトスは「出来損ない」かもしれないけれど……ヒュンケルやアバンからしたら奇跡のような存在だったんじゃないでしょうか。

 

バルトスは最期の瞬間までヒュンケルのことを想い……そしてマァムの尽力のおかげでその想いはヒュンケルの心に届くこととなった。

 

ただ、この真実は今のヒュンケルにとっては決して手放しで受け入れられるものでもない……今まで信じてきたものが根底から覆るだけでなく、今までの自分の行いがすべて真逆だったと思い知らされるわけですから。

 

 

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ダイの魔法剣

 

 

無意識中のダイが魔法剣を編み出していましたね。

 

ヒュンケルに剣でも魔法でも負けたダイは、無意識状態のまま再びヒュンケルへと立ち向かうわけですが……。

 

今回のダイはなぜか竜の紋章が発動しないんですよね。

 

ハドラーやクロコダインとの戦いでは、必ず竜の紋章が発動してたのに。

 

おそらくダイの中では、ヒュンケルは勝つべき相手ではあるけれど、倒すべき相手ではないんでしょうね。

 

とはいえ、同じアバンの使徒でありながら、剣でも魔法でも完膚なきまでに敗れたわけですから、ダイの中でのショックは予想以上に大きかった。

 

ただ、無意識状態にありながらも勝ちを模索する姿は、ダイの本来の闘争本能の高さを感じさせましたね。

 

そんな中、編み出したのが魔法剣。

 

メラを付与した「炎の剣」、ライデインを付与した「雷の剣」……魔法剣から放たれるアバンストラッシュは未完成ながらも、鎧の魔剣を粉々に吹き飛ばしてた。

 

この技……果たして意識を取り戻した状態でできるものなんだろうか…?

 

どこかの善逸みたいに起きてる時は無理説あるか(いやないか)

 

 

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聖母マァム

 

 

マァムの聖母っぷりに、さすがのヒュンケルも心打たれていましたね。

 

ヒュンケルとダイ達との戦いで、一番心を痛めていたのがマァムだったわけですが……ヒュンケルの凍てついた心はそう簡単に改心させられるものでもなかった。

 

でもマァムはあきらめなかった。

 

そんな不屈のマァムだからこそ、バルトスの「魂の貝殻」を見つけることが出来たんだろうし、ヒュンケルの心を絆すことが出来たんんでしょうね。

 

また、ヒュンケルが捨てたはずのアバンのしるしを大事に持っていたところも憎い。

 

膝枕からのアバンのしるしは、実際ヒュンケルによく効いた。

 

聖母マァムの大きな母性の前には、人間の男では到底勝てそうにないですよね。

 

 

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ヒュンケルの贖罪

 

 

溶岩の中、ダイ達を助けるヒュンケルの姿に胸が熱くなりましたね。

 

激闘にケリがつき、全員満身創痍の中、突如来襲したフレイザードのせいで、ダイたちは溶岩に飲み込まれそうになるわけですが……。

 

ここでのヒュンケルの立ち回りがどこかアバン先生を彷彿とさせるものがあった。

 

かつてアバンはハドラー奇襲の際にダイ達を守るべく命を賭けて戦った。

 

そして今回、そのアバンの役割を兄弟子であるヒュンケルが担うことになったんですね。

 

自ら溶岩の中に降り立つと、クロコダイン顔負けの怪力を発揮して、ダイ達を岩もろとも安全な場所へ放り投げた。

 

そしてヒュンケルはそのまま溶岩に飲まれてしまうという……フレイザード、なんちゅうことしてくれとんじゃ。

 

フレイザードとヒュンケルはともに同じ六大軍団長でありながらも、その性質はあまりにもかけ離れてる……。

 

そう考えるとクロコダインってつくづく得難い性質の持ち主だったんだなぁ、と改めて実感しますね。

 

今回のヒュンケルの一連の行動は、贖罪の意味合いが色濃く出ていたこともあり、正直このまま最期を遂げる流れも十分ありかと個人的には思ったものの……。

 

やっぱり贖罪は生きて果たさないと意味がない。

 

ヒュンケルの再登場に期待ですね。

 

 

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まとめ

 

アニメ「ダイの大冒険」第13話「決着の瞬間」を視聴した感想について書きました。

 

ようやくヒュンケルとの戦いに決着がついたのもつかの間、フレイザードの乱入により思わぬ展開となってしまいましたね。

 

聖母マァムの尽力でせっかくヒュンケルも改心に至ったというのに……。

 

とはいえ、ヒュンケルの命がけの行動はアバンの使徒の長兄として余りあるものだっちょうに思います。

 

次回もとても楽しみですね。

 

以上、アニメ「ダイの大冒険」第13話の感想でした!

 

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