アニメ「慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」観てますか?
「慎重勇者」は「カクヨム」で連載中のWEB小説を原作にアニメ化した作品なんですね。
私はアニメのCMで知ったので原作は未読…なのですが、この「慎重」という文字に妙に心惹かれるものがあるんですよね。
実際、この作品の勇者は「病的」なまでに「慎重」でした。
そして、それ以上に女神がダメだった(褒)
豊崎愛生のリスタルテが最高すぎる
豊崎愛生がいい仕事してましたね~。
「慎重勇者」ではヒロインの女神リスタルテを演じてるんですけど、キャラの振り幅の大きさがばっちりハマってましたね。
演技がハマればハマるほど、リスタルテの駄女神っぷりが浮き彫りになるという面白展開に加え、病的なまでに慎重すぎる主人公・聖哉との対比が見ていてホント楽しい。
聖哉の腹筋に欲情したり、ヨダレたらしたり、鼻血出したりするのは女神としては確実にアウト。
そんなリスタルテ様だけ絵のタッチがやたらと変化しまくるのもインパクトあった…むしろスライムよりも変化してた。
ボケとツッコミの両方をそつなくこなし、残念美女な風味を漂わせながら、一生懸命賑やかす…そんなスタイル、嫌いじゃないです。
むしろ最高。
豊崎愛生のリスタルテは最高だと思いました。
日本人なめんな
勇者の選考基準が日本人男性限定って…リスタルテは本当に世界を救う気があるんだろうか?
いくら日本人男性が異世界モノに理解があるからといって、さすがにそれだけの理由は弱いでしょ。
しかも名字に佐々木、鈴木、佐藤、山田の含有率が高すぎるし…日本人なめんな。
慎重でレディ・パーフェクトリーな勇者
豊崎愛生のリスタルテも相当キャラたってましたけど、主人公の勇者・竜宮院聖哉もかなりキャラたってましたね。
よくある異世界モノと違って、おそろしく慎重であることはタイトルからもわかってはいたものの、召喚した女神ですら全く信用しようとしない描写は意外と新鮮でした…リスタルテはたしかに珍妙だし否定はできない(笑)
周りのすべてを疑い、基本的には女神の言うことは「お断り」…ステータスではなくプロパティをオープンするも、そこに書かれた内容についても真に受けることもない。
でもよくよく考えてみれば、リスタルテみたいな珍妙な女神の言うことをやすやすと信じるほうが迂闊なのかもしれない…だから聖哉の慎重さは正しい。
とはいえ、一週間筋トレし続けてレベル15まで上げるのはちょっと…ダンベル何キロ持てるんだろ?
これが「レディ・パーフェクトリー」ってやつなのか。
ちなみにリスタルテは筋トレしている間の一週間、ずっと三食全部「おにぎり」を与え続けていた模様…なかなかブラックな環境ですよね。
スーパーイージーなアールピージー
異世界でのはじめて買い求めようとするのが「鋼の鎧」×3って…しかも「装備用」と「スペア」と「スペアがなくなったときのスペア」ですからね…それも人のお金で。
この調子だと剣や盾、兜についても「装備用」と「スペア」と「スペアがなくなったときのスペア」を買い求めることになりそう…ならなかったけど。
結局装備についてはリスタルテが見繕ったものを着用してましたね。
しかし道具屋では薬草や毒消し草を大量に購入…ずいぶんと楽なRPGだなこりゃ…。
救済難度S級レベルの世界って本当なのかな?
見てる限りでは難易度スーパーイージーの「S」のような気もするけど…こんなアールピージーやってみたい。
オーバーキルにも程がある
スライム相手にすさまじいまでのオーバーキルしてましたね。
HP「3」のスライム相手にギガスラッシュとイオナズンを連発するみたいな…?
いちおう戦う前にはステータス(プロパティ?)も確認していたみたいだったけど…その数値ですら疑ってかかる慎重さはある意味賞賛に値するかも。
とはいえ、今回の攻撃に関してはオーバーキルにも程がある。
遠目から見た限りでは、もはやただの連続爆発ですよ。
どこまで攻撃し続けたら安心できるんだろう…。
いきなり四天王かよっ(たぶん最弱だろうけど)
スライムの次は…四天王。
いきなり四天王かよっ!
RPGのセオリーを無視したメチャクチャな展開…なるほど、これが救済難度S級の世界「ゲアブランデ」なのか。
たしかにゲームバランスがよろしくないようです。
もしくは全滅確定イベント?
それはともかく、この世界の女神や四天王はずいぶんと露出度が高い…やっぱりS級だからなんでしょうか?
リスタルテは胸にチョークを収納してるようだったけど、この四天王は何を収納してるんだろう…気になるけど気にしない。
おそらくこの四天王、ケオス・マキナは四天王の中では最弱なんでしょうけど、ステータスを見る限りでは聖哉よりもはるかに強いことだけは間違いない。
慎重な聖哉がとった行動はとてもシンプル。
聖哉は逃げ出した。
聖哉の走るフォームがなんとも美しい…そして背後から追いかけるリスタルテがひどく醜い。
ほんとうにこんなんで世界救えるのか?
でも心配はしてない。
OPテーマがクソかっこいい
今回のアニメ「慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」のOPテーマを担当するのはMYTH & ROID。
個人的には「幼女戦記」のOPや「オーバーロード」のOPとEDがメチャクチャ好きだったんですけど、今回のOPテーマ「TIT FOR TAT」もかなりいい感じですね。
端的に言うと「クソかっこいい」です。
キャラクターのシルエットとアップテンポのメロディをリンクさせるシーンはかなりの中毒性がありますね。
MYTH & ROIDの「TIT FOR TAT」は2019年10月23日(水)に発売です。
絶対買います。
まとめ
アニメ「慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」第1話「この勇者が傲慢すぎる」を視聴した感想について書きました。
異世界モノによくある「チート」で「俺ツエエ」系の作品でありながら、主人公の慎重さがその持ち味をすべてぶっ壊し、駄女神リスタルテのボケとツッコミが冴え渡る…そんな珍妙な展開が個人的にはとても面白かったです。
豊崎愛生はやっぱり偉大だわ…。
MYTH & ROIDのOPテーマもクソかっこいいし、EDテーマも次回以降どんな映像と組み合わせてくるのか…気になるところです。
次週も楽しみですね。
以上、アニメ「慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」第1話の感想でした!
- 第1話『この勇者が傲慢すぎる』
- 第2話『新米女神には荷が重すぎる』
- 第3話『この勇者は身勝手すぎる』
- 第4話『仲間なんて超いらなすぎる』
- 第5話『この女神が不気味すぎる』
- 第6話『竜王なのにズルすぎる』
- 第7話『この女騎士が犬っぽすぎる』
- 第8話『清楚なくせに淫乱すぎる』
- 第9話『死神がとにかく無敵すぎる』
- 第10話『老人なのに強すぎる』
- 第11話『その真実は重すぎる』
- 第12話『この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる』
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