アニメ「慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」観てますか?
今回は最後の四天王を瞬殺した戦帝ウォルクスに注目です。
幼児化してお漏らしするオーバーエイティ
ウォルクス=ロズガルドが帝都を離れることができない理由がひどかったですね。
幼児化してお漏らしして娘にお守りされてしまうような状態では確かに魔王討伐どころではないでしょう。
しかもその間の記憶は一切残らないという……四天王を倒した時の姿とのギャップがあまりにも大きすぎてとにかくひどい。
とはいえ、いくら戦帝の名を冠してるからといって、齢80オーバーのお年寄りに頼り切ってしまう帝国というのもいかがなものかと思う。
せめていつ幼児化してもいいように、はき心地の良いオムツでも用意してあげて欲しい。
本人は嫌がるかもしれないけど。
メガミックパワーは上薬草以下
リスタルテの女神としての尊厳は回を重ねるごとに低下する傾向にあるようですね。
個人的にはリスタウィーングの頃が全盛期だったような気がする…生乳はみ出してた頃ですね。
そして今回はお店で売ってる上薬草と回復力対決を行うわけですが……お得意のメガミックパワーで半ば男性化しつつ回復魔法を披露するも、上薬草の回復力にあっけなく完敗。
聖哉は負け犬のようなリスタルテを無視して、上薬草を上限いっぱい買い込んでました……財源はリスタルテのお財布なんでしょうね。
マッシュは「リスタル毛がある」と慰めるも、リスタルテはマッシュルーム呼ばわりしてキノコを引きちぎると暴言を吐くなど、言葉遣いも比喩の仕方もとにかくひどくてえげつなかった。
でもそんな下衆で下品なリスタルテが私は大好きです。
ウォルクスは勇者になりたかった
ウォルクスは勇者になりたかったんですね。
かつて魔王と相まみえるも屈服した結果、神を殺せる剣「ゴッドイーター」を授かったわけですが…。
ゴッドイーターから放たれる「チェイン・ディストラクション」は、魂の連なりをさかのぼって神や勇者を完全に滅ぼすというとても危険なモノ。
元々勇者に強い憧れを持っていたウォルクスはリスタルテに逆恨みした挙げ句、「チェイン・ディストラクション」で滅ぼそうとするのですが……まぁ当然、聖哉が助けに来ますわな。
結局のところウォルクスって王の器がなかったということなんでしょうね。
ただただ強くありたいだけで、その事を突き詰めていくと究極的にたどり着くのは「王」ではなく「勇者」……だけどウォルクスは勇者には選ばれなかった。
せめて魔王と出会う前に勇者に選ばれていたら…ゲアブランデはS級に認定されるほどの危機に陥ることはなかったのかも。
とはいえ、今更それをどうこう言ったところでどうしようもないんですけどね。
聖哉 vs 魔人化ウォルクス
聖哉と魔人化したウォルクスとの戦闘が激しかったですね。
魔人化したウォルクスは黒髪ふっさふさ状態へと若返り、ステータスも大幅に急上昇。
聖哉もありえない程の重りを外し、エルルのクイックで素早さアップしていたものの、互角以上の立ち回りをされて右腕斬り飛ばされてましたからね。
もちろんただではやられずカウンター・ブレイクでやり返してましたが。
今回の聖哉の戦いっぷりは決してレディーパーフェクトリーではなかった反面、いつも以上に白熱した戦いだったように思います。
リスタルテがやられちゃったらお家に帰れない、というのも大きかった。
結果、聖哉かろうじて勝利。
斬り飛ばされた右腕は上薬草ではくっつかないため、リスタがメガミックにくっつけてた……駄女神の汚名は晴らせた模様…マッシュのキノコも無事です。
聖哉の指令でウォルクスの腕もメガミックにくっつくも、残り少ない生命力を使い切った結果、アラエイティの戦帝はロザリーに看取られながら息を引き取った。
駄女神に息抜きをさせてはいけない
ウォルクスとの戦いで重症を負った聖哉は、三日間眠り続けるわけですが…。
聖哉が眠っているのをいいことに、リスタは息抜きと称してマッシュとエルルにカジノへ行きなよと提案するも……しかし途中から起きた聖哉にすべて聞かれてた。
この時の聖哉の表情がなんというか…とても珍しかったです。
そして聖哉の下した判断も「2、3日の休養」というとても珍しいものだった。
その言葉を聞いたときのリスタの喜びようときたら…別の意味で弓の女神ミティスといい勝負だったんじゃないかな…。
これが本当の駄女神ってヤツなのか…【真】駄女神。
とりあえず、この駄女神に息抜きはいらないと思った。
まとめ
アニメ「慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」第10話「老人なのに強すぎる」を視聴した感想について書きました。
今回は戦帝ウォルクスの様々な秘密やギャップに驚かされることが多いお話でしたね。
幼児退行、お漏らし、魔人化…などなど、齢80過ぎた老人にどこまで属性つけたら気が済むんだ? というくらい一人てんこ盛り状態になってましたよね。
全体的に駆け足気味で説明不足な感じは否めませんでしたが、その分サクサクとテンポよく進んでいたのでとても見やすかったとは思いました。
最近はレディーパーフェクトリーな展開から少し遠ざかってはいるものの、聖哉の異常なまでの慎重さだけは相変わらず健在でしたね。
次回もとても楽しみです。
以上、アニメ「慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」第10話の感想でした!
- 第1話『この勇者が傲慢すぎる』
- 第2話『新米女神には荷が重すぎる』
- 第3話『この勇者は身勝手すぎる』
- 第4話『仲間なんて超いらなすぎる』
- 第5話『この女神が不気味すぎる』
- 第6話『竜王なのにズルすぎる』
- 第7話『この女騎士が犬っぽすぎる』
- 第8話『清楚なくせに淫乱すぎる』
- 第9話『死神がとにかく無敵すぎる』
- 第10話『老人なのに強すぎる』
- 第11話『その真実は重すぎる』
- 第12話『この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる』
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