アニメ「慎重勇者～この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる～」観てますか？
今回はいよいよ最終回…レディーパーフェクトリーな思いは女神リスタにも伝染する。
平和と聖哉を取り戻せ！！
ヴァルハラゲートに閉じ込めろ！
聖剣イグザシオンでしか傷をつけることができない魔王に対し、聖哉がヴァルハラゲートを放っていましたね。
ヴァルキュレより伝授されたヴァルハラゲートは人間が使えば間違いなく死ぬ必殺技。
それでも聖哉は決死の覚悟で放ったわけですが…ヴァルハラゲートで突き刺されながらも這い出てくる魔王の生命力がハンパねー。
けれども慎重勇者・聖哉そのことも想定済み……魔王を傷つけられるヴァルハラゲートの針とリスタル毛人形を使ってイグザシオンに変わる武器を錬金してしまう……。
引きちぎられたリスタル毛人形が無残……だけど何故か面白い。
それにしてもヴァルハラゲート後の展開まで先読みする聖哉の慎重さはさすがとしか言いようがない。
なんだかんだで強引に魔王をヴァルハラゲートに閉じ込めてしまった……聖哉もけっこうデタラメな戦い方しますよね……こういうのキライじゃないです。むしろ好き。
罰がどうした！ レディーパーフェクトリー・リスタ！
ヴァルハラゲートの【死】の代償に抗うリスタがとてもレディーパーフェクトリーでしたね。
リスタは女神の罰を恐れることなく掟破りを積み重ね、聖哉を救うためにオーダーでメガミックパワーを全開放。
ヴァルハラゲートがもたらす死の代償とリスタの回復パワーのガチンコ勝負になってましたね。
回復しても回復しても次々と傷口が開いていく中にありながらも、今回のリスタはとても頼もしかった……なぜならレディーパーフェクトリーだから。
前世の記憶を取り戻したリスタは思いの強さが断然違う……今までのスケベ丸出しな下心だけじゃないんだよー。
結果、リスタの尽力により聖哉は死を免れることができた。
聖哉を救い安心したリスタは、その反動からかスケベ丸出しな駄女神へと堕落……聖哉にべたべたと過剰なスキンシップに勤しむも、容赦なくぶん殴られてた（笑）
聖哉、見事なツッコミだな……これもスキンシップと言えなくもない…こともない…わからない（どっち？）
ヴァルハラゲート・アナザーの代償
残念ながら難度【S】世界の魔王はヴァルハラゲートだけで仕留めることができなかった。
しかし聖哉の中ではそんな事態も想定内……ということで聖哉が次に放ったのは「ヴァルハラゲート・アナザー」
とてつもなく巨大な門が出現すると、最初にはなったヴァルハラゲートごと魔王を呑み込んでしまった……とてつもない大技ですよね。
ただし、そのぶん聖哉が受ける代償もまたとてつもなく大きかった……傷が開くどころか体そのものが崩壊するという恐ろしさ…。
リスタのメガミック全開な回復も追いつかず、一瞬でも気を抜けば聖哉の体が崩壊してしまうという状況の中…仲間にかける聖哉の言葉に胸がとても熱くなる…。
マッシュやエルル、そしてリスタに語りかける聖哉の姿は今まで見たことがないくらい優しいものだった……特に記憶を取り戻した後の言葉がメチャクチャ涙腺を刺激する。
『良かった…今度は助けることができた…』（聖哉）
その直後、聖哉はチリと化すわけですが……衝撃のあまりただただ呆然とするリスタ達と、光に照らされる聖哉のチリがなんとも切なかったですね。
平和になったゲアブランデ
聖哉のおかげで難度S世界ゲアブランデには平和がもたらされていましたね。
戦帝亡き今、ロズガルド帝国の皇帝となったロザリーのもと、マッシュとエルルの二人は騎士団として配属。
聖哉の意志を継がんとする二人の少年少女達は見違えるほどに逞しく育っていた。
特にマッシュは魔王や四天王そして戦帝なき今、実質的に世界最強の存在になったわけですからね。
もう今のゲアブランデには何の心配もいらない……ただ聖哉がいないだけ。
リスタを励ます女神ども
聖哉を失い落ち込むリスタ…そんな彼女を励ます女神どもが何ともありがたかったですね…一部男神もいたけれど。
アリアドアはいつものようにリスタに優しく寄り添いながら髪型を整えるなど世話を焼いていた…でも不法侵入は良くないと思う。
ヤンデレ軍神アデネラは意外にもまともな気遣いを見せるも、セルセウス特製ケーキに対しては「プロテイン入」だと言って激しいパワハラかましてた…セルセウスが可哀想…。
弩弓変態・ミティスも久しぶりに登場するも彼女は新しい勇者の貞操を狙ってるだけだった…森へ還れ。
また、ヴァルキュレは少し口が悪いながらもリスタを気遣う気持ちはビンビンと伝わってきた…特に「今度絵を描いてやる」のセリフは最高。
こうやってリスタを励まさんとする女神（一部男神）どもの描写は、いつもとは少し違った一面を見ることができてとてもホッコリとしましたね。
罰は難度SSのイクスフォリアだ！！
大女神イシスターから伝えられた罰がめちゃくちゃ粋でしたね。
掟を破ったリスタに与えられた罰は、難度SS世界・イクスフォリアの救済……かつてアリアドア達が救済に失敗した世界ですね。
魔王に支配された世界を、女神の回復能力を禁止した状態で救済させる……一見無理ゲーに見えるものの、イシスターは「まんざら不可能とは思いません」と言うわけですが…その理由が超ステキ。
聖哉が最後に放ったヴァルハラゲート・アナザーは、魔王のチェイン・ディストラクションを断ち切っていた……つまり聖哉はまだ日本で生きている！
渡されたリストに聖哉の名前を見つけたときはメチャクチャ嬉しいかった……特に性格に記されていた内容が最高。
ありえないくらい慎重
レディーパーフェクトリー！！
第2期への準備は完全に整った…今度のミッションは難度SS世界イクスフォリアか…！
罰として申し分なし！
聖哉とリスタで今度こそリベンジを果たしてもらいたいものですね！
まとめ
アニメ「慎重勇者～この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる～」第12話(最終回)「この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる」を視聴した感想について書きました。
聖哉とリスタの過去の記憶がわかってからというもの、あっという間の怒涛の展開でしたね。
毎回お笑い部分をメインに楽しんできたんですけど、ラスト2話のシリアス展開は予想以上の重みをもって視聴者に殴りかかってきましたね…それくらい衝撃的だったと思います。
ちょっと悲しい終わり方になるのかな？ と心配していたものの、最後の最後に粋な計らいを見せて次へと繋がる期待感を持たせてくれたので、個人的にはとてもいい終わり方だったように思います。
OP曲を特殊エンディングへとアレンジする演出も総集編的でとても良かった。
はやく第2期作ってくんないかな。
以上、アニメ「慎重勇者～この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる～」第12話（最終回）の感想でした！
- 第1話『この勇者が傲慢すぎる』
- 第2話『新米女神には荷が重すぎる』
- 第3話『この勇者は身勝手すぎる』
- 第4話『仲間なんて超いらなすぎる』
- 第5話『この女神が不気味すぎる』
- 第6話『竜王なのにズルすぎる』
- 第7話『この女騎士が犬っぽすぎる』
- 第8話『清楚なくせに淫乱すぎる』
- 第9話『死神がとにかく無敵すぎる』
- 第10話『老人なのに強すぎる』
- 第11話『その真実は重すぎる』
- 第12話『この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる』
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