「とある科学の一方通行」12話(最終回)感想!悪党という名のヒーロー

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アニメ「とある科学の一方通行(アクセラレータ)」観てますか?

 

今回のお話でついに最終回。

 

全力で力を発揮するアクセラレータに大注目です。

 

 

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悪党という名のヒーロー

 

 

前回はアクセラレータが語る「ヒーロー」像に思わずニヤリとしてしまったものの、今回のアクセラレータは「悪党」を名乗りつつもしっかりと「ヒーロー」やってましたね。

 

いち視聴者としては、演算装置のバッテリー残量にハラハラしていたものの、最後の最後にはバッテリーを切らした状態の中から、「黒い翼」を発動するという凄まじい全力っぷりにとても興奮しました。

 

普段は「余裕の塊」としか言いようがないアクセラレータが「何もかもすべて」を注ぎ込んだ全力の裏側には、あの「くそヒーロー」の存在が常にあったんですね…そう考えると上条当麻がアクセラレータに与えた影響は計り知れないものがある。

 

また、単純に「まもるべきもの」の対象としてラストオーダーの姿が浮かぶあたり、アクセラレータも可愛いところがありますよね。

 

学園都市に存在する「悪党」という名の「ヒーロー」…今回のアクセラレータはどうしようもなくカッコよかったです。

 

 

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ぶれぶれヒーロー、エステルの戦い

 

 

エステルはアクセラレータに「ヒーロー」について学んだのはいいものの、最後の最後までぶれぶれだったのが少し残念でしたね。

 

とはいえ巧みに蛭魅の人格を使い分けるイサクの狡猾さの前では、エステルのような素直で優しい性格では荷が重すぎたのかもしれない。

 

けれども今回の騒動はローゼンタール家が発端となっているから、ケジメだけはしっかりとつけなければならない。

 

そんなエステルをサポートする禍斗は相変わらずいい仕事してたと思う…彼女の体捌き、私はとても好きですね。

 

いっぽう、10046号も地味に活躍してたのが良かったですね…特にドヤ顔は必見…あんまりドヤってなかったけど、その控えめなところが癖になりそう。

 

三人で力をあわせてイサクに舜帝の剣を突き刺すところに至る流れもキレイだったし、最後の最後に蛭魅本人の人格ももとに戻って約束を果たせたところは菱形兄妹とエステルにとって大きな救いになったように思います。

 

 

禍斗は「思い出」の中で生きていく

 

 

わかってはいたものの、禍斗との別れはやっぱりツライものがありましたね。

 

禍斗は無表情だし、性格的な部分がかなり薄い印象があったんですけど、この短期間の間に禍斗もいろいろと学んでいたんですね。

 

エステルも禍斗のことに関しては、1人の人間として接していましたし…主人として従者に接するというよりは、友達のような感覚が強かったように思えました。

 

別れは悲しいけれど、禍斗との記憶は絶対に忘れない…禍斗は今後もエステルの中の「思い出」としてずっと生き続けていくことでしょう。

 

 

ローゼンタール家当主として

 

 

これまで闇の世界の住人としての色合いが強かったローゼンタール家は、今後エステルによってどのような道を進み始めるのか?

 

個人的には「死霊術」は永久に封印し、ローゼンタール家は解体へと進むのが筋だと思うんですけど…エステルがどのような未来を選択するのかまではわかりません。

 

しかし、アクセラレータとの会話の中では「陽のあたる道」へと進むことだけは間違いなさそうなので、きっといい方向へと進むことでしょう。

 

「やれんのか? お前ひとりで」というアクセラレータの言葉は、エステルにとってはとても心強かっただろうなぁ…。

 

師匠と呼ぶことをやめず、弟子であることもやめない…そんなエステルのことをアクセラレータも憎からず思っていることは間違いないでしょうし、エステルもまたその事を自覚してると思います。

 

なんだかんだで、いい師弟関係を築いてたな、この二人。

 

「ここから先は一方通行」…エステルに向けたアクセラレータのセリフがあまりにもカッコよすぎた。

 

弟子エステルの健闘を祈る。

 

 

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学園都市の数少ない良識ある大人・黄泉川

 

 

黄泉川ってほんと、いい人ですよね。

 

DAの一件で謝罪に訪れれる実直さには好感しかない。

 

ウッキウキのラストオーダーを見て、「娘」なのか「恋人」なのか判断がつかず、とりあえず空気を読んでセンシティブな話題に触れようとしない大人の判断も良かった。

 

アクセラレータもうざそうな態度を見せてはいたものの、やるべきことを可能な限りやったアンチスキルのことについては、一定の評価をしていましたし、おそらく黄泉川のことはかなり信頼しているようにも思えます。

 

なんせ学園都市にはろくなヤツがいませんからね…特に電車男には要注意でしょ…というか悪党の事情なんか知らんし。

 

とはいえ、クセラレータの信頼を得ている黄泉川の存在は、アンチスキル内部でもっと評価されるべきだと思いますし、学園都市においてもかなり貴重だと思うんジャン。

 

 

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ラストオーダーに癒やされる…そして勃発する正妻戦争

 

 

ここ数回はラストオーダーの出番が極端に少なかったことから、今回のウキウキとしたラストオーダーの登場は、かなりの癒やし効果があったことを報告します。

 

どこか上から目線でアクセラレータに世話を焼こうとする「お姉さん」ぷりもいいんですけど、いともカンタンにガキの使いに走らされるチョロさも捨てがたい。

 

黄泉川には「娘? 恋人?」という疑惑を密かに持たれていましたが、いずれにせよアクセラレータにとって大切な存在であることだけは間違いない。

 

最後にナースのコスプレしたシスターズと、世話焼きの奪い合いへと発展していたのも笑えた…新たな正妻戦争の勃発か。

 

ミサ可愛にも程があるやろ。

 

おかげでたくさん癒やされました。

 

 

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最後のトラブルが超気になる

 

 

アクセラレータが言うように、学園都市にはホントろくな悪党がいやしない。

 

最後の最後でアクセラレータにちょっかいをかける命知らずな組織が登場してましたけど…トランクの中から登場した少女はいったい何なんだ…?

 

めっちゃ気になるんですけど…この続きはいつ見られるんですか?

 

超気になるんですけど。

 

 

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まとめ

 

アニメ「とある科学の一方通行」第12話(最終回)「まもるべきもの」を視聴した感想について書きました。

 

今回は最終回にふさわしいアクセラレータの活躍が見られて非常に良かったですね…特に「黒い翼」の発動シーンは本当にカッコよかった。

 

エステルも「光の道」へと進み出し、ラストオーダーで癒やされるも新たな正妻戦争が勃発するなど、アクセラレータの平和な日常が戻ってきた感があるかと思いきや…最後の最後に謎のトラブルが発生。

 

アクセラレータには平和な日常が訪れない仕組みが確実に存在しているようです…がんばれ。

 

2020年1月には「とある科学の超電磁砲」の新シリーズがあらたに放送開始されるという嬉しい予告もあったことだし、次につながるという意味ではとてもいい締めくくりかただったように思います。

 

以上、アニメ「とある科学の一方通行(アクセラレータ)」第12話(最終回)の感想でした!

 

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