アニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」観てますか?
今回は文芸部初の合宿です。
みんな荒ぶってます。
悪の抵抗勢力、新旧・曾根崎り香のブーメランショー
今回は曾根崎が見事な掌返しを見せていましたね。
晴れて天城と彼氏彼女の関係になったのはとてもメデタイことだと思うんですけど、自分たちの関係を隠したいがためだけに、実行委員の「恋の伝説」を引き受けるのはちょっとどうかと思った。
旧・曾根崎だったら、そんな依頼絶対に引き受けなかっただろうに。
といっても、これまでリア充から程遠いポジションだった曾根崎からすると、今の状況はオーバーフロー起こしてる状態なのかもしれません。
そう考えると「木を隠すには森の中」というちょっと斜め上の方向に行ってしまうのも仕方ないのかも…というかそんな不器用なところが可愛らしくもある。
そんな不埒な理由で「恋の伝説」を引き受けたのはいいものの、そのトリガーとなりうる2つのイベント「フォークダンス」と「キャンプファイヤー」は悪の抵抗勢力の投書によってすでに潰された後だった。
謎の投書主に対する部員たちの評価がひどい。
フォークダンスの投書内容
「男女の過剰接触を促すような校内行事はいかがなものか」
部員たちの反応
- 『過剰接触って考えすぎですね』
- 『きっとこれ投書した人ずーっとエロのことばっかり考えてるんだよ』
- 『ほんと!』
キャンプファイヤーの投書内容
「闇の中に燃える炎は暗い熱情を呼び起こしエロスを想起させる」
部員たちの反応
- 『はあ!?』
- 『なにそれ!?』
- 『さっきのフォークダンスの人ときっと同じ人が出したんだよ、その投書!』
さらには、
- 『ことごとく私たちの考えを潰そうとする悪の抵抗勢力がある』
- 『くぅ~! どこの誰だ!?』
など散々な言われよう。
『呼んだ?』(曾根崎)
『え?』(みんな)
お前か…悪の抵抗勢力とやらは。
思わぬところからブーメラン帰ってきたな。
その後むちゃくちゃな強弁でウヤムヤにして押し切ってましたけど、この部長、言論の自由にも程があるでしょ。
本郷、御恩は仇(体)で返す予定
ミロ先生とからみ始めてからの本郷は見ていてとても楽しいですね。
ミロ先生提案による観念的プレイを絶賛継続中ということで、今回の本郷は黒いTバック着用とのこと。
それなのにミロ先生の反応が超薄い。
『ああ、そうですか』(ミロ)
めっちゃ、素。
あまりの反応の薄さに本郷は質問するんですけど、その答えもうっすうす。
『僕は本郷さんがエロい下着を穿いていることを知っている』
『本郷さんは僕にそれを知られていることを知っている』
『興奮するじゃないですか』
いや、興奮してないやろ。
『うそだね』(本郷)
ひと葉ちゃんも断言してる。
『何がウソなのでしょうか?』(ミロ先生)
『ミロ先生、ちっとも楽しんでないですよね? 私だけ紐みたいな下着つけて下半身が冷え冷えして。これじゃとんだ独り相撲ですよ』(本郷)
『ああ~。言われてみればTバックは細いまわしみたいだな』(ミロ先生)
上手いこと言うなこいつら…もう二人で相撲取ったらいいと思う。
キレた本郷に、さらに油を注ぐミロ先生。
『すいません。いや、それなりにドキドキしてるんで、安心して…』(ミロ先生)
『それなりぃ!? なんなら今ここで御開帳してやろうか!?』(本郷)
『や、やめなさい…!』(ミロ先生)
なんて力強い御開帳発言…黒沢ともよになんてこと言わせるんだ(ニヤリ)
やっぱりミロ先生と絡んでるときの本郷は最高に面白い。
逆に編集者と会話しているシーンは見ていてモヤモヤするので、正直なところかなり不愉快な気持ちになりますね。
そもそもこの編集と本郷は根本的なところが合わないと思われる…あとからサラッと登場した女性編集と変えてもらうわけにはいかないのかな。
とはいえ、エロというきっかけを作ってもらったおかげで、本郷の青い心はときめきに大きく揺さぶられたし、本当に書きたいことを書くと決めることができた。
その回り回った産物として、ミロ先生は今まさに社会的に抹殺されようとしている。
恩を仇(体)で返そうとする本郷の企みによって。
スパルタン菅原
菅原氏は泉の相談を受けたことから和紗の誤解を受けることになるものの、もーちんから相談された結果、誤解させたまま続行することを決定。
じれったい二人にもっと積極行動を促すことを目的とする菅原氏なりの恋愛政策ですね。
若干の意趣返しもあるようですけど。
というのも、菅原氏はその美しすぎる外見から、女子達からあらぬ誤解と嫉妬を受け続けてきた経緯があり、和紗にも同じ目で見られているという事実のずいぶんとご立腹のようでしたから。
美人あるある、ってやつでしょうか。
それまでは和紗のことを「かわいいかわいい」と言っていたのに、スパルタモードへ移行した菅原氏は泉の電車好きの件を持ち出したりして和紗にぐいぐい揺さぶりをかけていく。
菅原氏はただそこにいるだけで和紗にダメージを与えうる存在。
今回はさらにお風呂シーンもあり、菅原氏の白い裸体はかなりクリティカルにヒットしてました。
菅原氏のスパルタ合宿、果たして和紗は生き延びることができるんだろうか…。
くろーにん、もーちん
和紗のことが心配なもーちん、菅原氏に相談を持ちかけたのは少し早まった判断だったかも。
スパルタン菅原氏が予想以上に和紗にプレッシャーをかけるもんだから、もーちん、二人の間にはさまれてちょっとキャラ変してましたからね。
もーちんは恋愛には少し疎いところがあるかもだけど、人間関係の潤滑油としてはかなり優秀な性能を持ってるのがよくわかりました。
ちょっと親父ギャグ入ってるところも好感が持てる。
いつも存在感薄めのもーちんですけど、今回はとても輝いて見えました。
さすが和紗の友よ。
変愛黒和紗の奇行炸裂
文芸部のダークホース和紗、かなり荒ぶってましたね。
泉と菅原氏の変な関係にモヤモヤするあまり、菅原氏への対抗意識が発動し、両親の前で突然絶叫。
『私だってそれなりに変だと思う!』(和紗)
知ってる。
突然の娘の変宣言に両親ポカーン。
『変だと思う、私…』(和紗)
知ってる。
変な娘の両親も変なことも。
『ああ、うん。よくわかんないけど変だよ! 十分過ぎるほど!』(父)
『そう! 変変! 自身持って!』(母)
『和紗!』(両親)
変な家。
さらにスパルタン菅原氏の恋愛政策により、和紗はぐいぐいと揺さぶられる。
電車の中では泉が電車好きなことや、二人でカフェに行った件でぐいぐい殺られ。
合宿のアイデア出しでモゴモゴしてたら…
『え、えっとそうですね…。あの~キャンプファイヤーで…』(和紗)
『だからキャンプファイヤーは禁止されてるから』(菅原氏)
すかさず詰められてしまう。
結果、和紗が壊れた。
『廊下でキャンプファイヤーやって誰にもバレずに校舎を全焼させることができたら! 二人は! 来世で! 結ばれる!!』(和紗)
壊れた和紗、もーちんにより「黒和紗」と命名されてた。
黒和紗、気分転換のため、もーちんにお風呂へと連行されるも、頭は冷えるどころかますます茹だってしまい、もう闇落ち寸前に。
もーちんも一生懸命慰めてくれるんですけど、さりげなく地雷を踏んでダメージ与えてた。
さらに裸体の菅原氏登場により追加ダメージを受けつつも、和紗はなかなか風呂から上がろうとしない…いや上がれない。
貧相なおっぱいを菅原氏に見られたくないから。
結果、和紗、のぼせて尻浮かぶ(笑)
気は失っても胸は死守…和紗ってほんと変な娘だわ。
そこがいいんだけど。
まとめ
アニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」第6話「乙女は森のなか」を視聴した感想について書きました。
文芸部初の合宿ということで、それぞれの思惑が興味深く描かれていましたね。
彼氏ができた曾根崎先輩の手のひらを返すような行動や、観念的エロスや恩を体で返すことに一生懸命な本郷の作家魂、菅原氏のスパルタモード発動、もーちんは苦労人、黒和紗の絶叫&奇行などなど、今回は全体的にかなりテンション高めのおもしろ回だったように思います。
みんな荒ぶってた。
次週もとても楽しみです。
以上、アニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」第6話の感想でした!
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