アニメ「デカダンス」3話感想!ナツメ・ザ・ニードルガン

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アニメ「デカダンス」観てますか?

 

デカダンス

 

前回の第2話ではデカダンスに対する世界観が覆るような衝撃的な事実が明らかにされたわけですが……今回もそれに負けじと次々と新たな事実が明かされていくんですね。

 

また、ナツメの戦闘訓練も本格的に始まり、物語がさらに加速していくのを感じさせられます。

 

というわけで、今回はアニメ「デカダンス」第3話「Steering」の感想について書きますね~。

 

 

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鬼ハードなチュートリアル

 

 

カブラギによるナツメの特訓が鬼ハードでしたね。

 

「かの力」の戦士になりたいナツメは、元凄腕戦士のカブラギから厳しい特訓を受けることになるのですが……カブラギのやり方はほぼ前置きナシの実戦志向……いきなりガドル「ユムシ」と戦うことに。

 

この「ユムシ」との戦闘は「デカダンス」内ではチュートリアルに当たるそうで……ゲーム内では初歩の初歩の段階に過ぎない。

 

説明もそこそこにいきなり「ユムシ」の無重力空間へと放り込まれ、ナツメは混乱……当然まともに動くことも叶わない。

 

一方、カブラギはそんなの全くお構いなしに、ナツメを空中で振り回し、次から次へとオン・ザ・ジョブ・トレーニングを敢行していく。

 

あまりの無茶振りっぷりにナツメは目をぐるぐる回していた……この表情すこ。

 

とはいえ、いくらチュートリアルとはいえ、ナツメの場合は生身の人間ですからね……カブラギのように代えの効く素体を持ってるわけじゃない。

 

カブラギがナツメの安全面をどの程度考慮しているのかまではわからない……ただ、カブラギの場合、元一流の戦士ということもあり、ナツメを絶対に死なせない自信があるのでしょうね。

 

ある意味、ナツメはデカダンス内において最高の環境に身を置いているとも言えるんじゃないでしょうか。

 

それにナツメって見た目以上のド根性持ってるし。

 

実際、カブラギの訓練を受けていく中、目覚ましいまでの成長過程を見せていましたしね……これにはさすがのカブラギ組長も驚いてた。

 

これはナツメが「かの力」に入隊する日も近いかもしれませんね。

 

 

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ナツメがバグになった理由

 

 

ナツメがバグになった理由が描かれていましたね。

 

ナツメは幼少のときのガドルの襲撃で父と右腕を失ったわけですが……実はその時一度心肺停止していたんですね。

 

なんとか蘇生したから良かったものの……そのときにナツメの生体反応を監視するチップが壊れたようで……その時以降、ナツメは死んだことになっている。

 

ナツメってその明るさとは裏腹に相当ハードな人生を送ってきたんですね……全然そんなこと感じさせないところに思わず尊敬してしまう。

 

また、そんなナツメだからこそ、カブラギも構わずにはいられないんでしょうね……本来ならばバグを始末する立場にあるのにね。

 

 

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システムがすべてを統治する世界

 

 

前回の第2話で「デカダンス」が超巨大な娯楽施設であることが明かされたわけですが……今回の第3話ではさらにその背景について語られていましたね。

 

地球の大気汚染指数が人類の致死量を越えた結果、巨大企業「ソリッドクエイク」によりほぼすべての人類はサイボーグ化……生身の人間についての全所有権も得て、デカダンスという巨大娯楽空間を作り上げたんですね。

 

その世界では「システム」がすべてを統治しており、サイボーグおよび人間はその統治の元、デカダンス内で日々を過ごしている。

 

人類の犯した過ちを繰り返さないためにも、システムは世界の秩序を守るべく「世界にバグは不要です」をスタンスに、裏ではバグの駆除を実行する……フギンやカブラギなどを使って。

 

ただ、カブラギの場合、必ずしもバグを不要とは思ってないようで……凶暴性のないガドル「パイプ」をこっそり飼ったり、同じく「バグ」であるナツメに戦士になるためのスパルタ特訓を施したりと、何か別の可能性を模索しているようにも見える。

 

おそらくシステム側からすると、こういった思想を持つカブラギのような存在や、デカダンスの世界の秘密を探ろうとしたナツメの父のような存在が一番危険なんだろうなぁ……。

 

ただ、個人的にはこのデカダンスの世界観は嫌いじゃないし、将来的にこのような世界が訪れる可能性も十分考えられると思うんですよね。

 

2020年現在の世界においても、「GAFA」のような世界的超大企業が国よりも大きな影響を持ち始めているし、おそらく今後もその傾向は強くなってくると予想される。

 

またAI技術の発展も目まぐるしく、2045年には人類の知性をAIが超えるとも言われていますしね……近年では2029年という説も出てきてるくらいですから。

 

そうなると必然的にAIに支配される世界が訪れるわけで……下手したらターミネーターの世界みたいに排除されてしまうかも。

 

 

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ガドルも娯楽の産物なのか?

 

 

デカダンスの世界ではガドルの血液である「オキソン」が重要なエネルギー源となっているわけですが……このガドルも娯楽の産物として作られたものなんですかね?

 

デカダンスの敵役として作られたものなのか……それとも大気汚染された環境に適応した結果、自然に変異・発生したものなのか。

 

またデカダンスのエリア以外の世界はどうなっているのか……気になるところが多すぎる。

 

個人的には、おそらくガドルもソリッドクエイクによって生み出され、管理されていると思うんですけど……たぶんそこにも予想外な秘密が隠されているんでしょうね。

 

たぶん「パイプ」はその秘密に直結する鍵を握ってるような気がする……今回ちょっと伏線っぽい部分もありましたしね。

 

伏線回収が楽しみです。

 

 

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ナツメ・ザ・ニードルガン

 

 

ナツメの右腕がバージョンアップしていましたね。

 

ナツメの右腕は幼少の時にガドルの襲撃により失われ、今は義手となっているわけですが……戦士を目指すナツメにとってその右腕はどうしてもボトルネックとなってしまう。

 

けれどもナツメにとってのその右腕はかけがえのない大切なもの。

 

カブラギはそんなナツメのために馴染みの武器屋にて新たな義手をつけてくれた。

 

生身と同じく5本の指を持ち、針をセットできる変形型のカタパルトも初実装……カブラギ印の新しい義手はナツメの弱みを強みに変えた。

 

これはいい…とってもいい。

 

タンカー最強の女戦士クレナイに憧れるナツメにとって、この新しい義手は心強い存在となることでしょうね。

 

成長目覚ましいナツメの活躍にさらなる期待が募る。

 

だけど、終盤でのガドル襲撃はちょっと難易度高すぎない?

 

行方不明のパイプも気がかりだけど……カブラギとはぐれたナツメがとても心配ですね。

 

 

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まとめ

 

アニメ「デカダンス」第3話「Steering」を視聴した感想について書きました。

 

今回の第3話も情報盛りだくさんの内容となっていましたね。

 

カブラギ組長によるスパルタンなナツメの戦闘訓練や、ナツメがバグになった経緯……そしてデカダンス誕生にいたる地球環境の説明やバグを排除する理由などなど……あいかわらず密度が濃いぃ。

 

こういう少しずつ何かが明らかになっていく演出って、なんかワクワクさせられますね。

 

次回はナツメの戦闘訓練での成果が試されるお話となりそう……心配だけどとても楽しみです。

 

以上、アニメ「デカダンス」第3話の感想でした!

 

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