アニメ「映像研には手を出すな!」観てますか?
「映像研には手を出すな!」は2016年より「月刊!スピリッツ」で連載中のマンガ作品を原作としており、「ブロスコミックアワード2017」にて大賞を受賞した注目作でもあるんです。
といっても私の場合、そんな予備知識ゼロの状態で、ただただティザービジュアルが気に入っただけで視聴することを決めたわけですが……ティザービジュアル、ウソつかない。
これはいい作品だ…!
というわけで、今回はアニメ「映像研には手を出すな!」第1話「最強の世界!」を視聴した感想について書きますね~。
トリップしそうなOP映像
ノリノリのOPテーマ「Easy Breezy」にノセた映像にトリップしそうになりましたね。
クセの強いキャラデザのJK×3が独特の振り付けで踊り狂う姿と、サブカル感全開の映像と音楽が頭の中にグイグイと入り込んでくる……なんてエキセントリックなOP。
これ何の作品なの? と思わずツッコまずにはいられない……だけど妙にクセになる。
新年早々から見るには少し刺激が強かったかもしんない。
未来少年コナンだよね?
なんか思いっきりコナンが出てたんですけど……「名探偵」じゃなくて「未来少年」のほうが。
一応タイトルだけは「残され島のコナン」とはなったけど……出てくる場面は未来少年コナンそのもの。
「コナン!」とか「ラナ!」とか言っちゃってるし、出てくるメカもそのまんま……というかそのまんま。
パチモノ感一切なし。
エンドロールにもしっかりと「コナン」と「ラナ」がクレジットされちゃってるし……。
確かにアニメーションに興味を持つきっかけとしては、最高にふさわしい作品だとは思うけど……ここまで好き勝手に描いちゃって本当に大丈夫なの?(大丈夫)
1話目から随分とブッ込んでくるなぁ…(喜)
他にもラピュタやスター・ウォーズを彷彿とさせるような追跡劇があったりと、見ていてとにかく油断できない。
おそらく毎話のごとくオマージュされるんだろうけど…早くも2話目が楽しみです。
金森さやかのクセが強い
主人公の3人はドイツもコイツも個性的なんですけど……中でも金森さやかのクセが強い…いや強すぎる。
アニメに関する知識からは一番遠い存在であるにもかかわらず、目の前にある「無駄なエネルギー」はほっとけない。
「設定命」の浅草みどりと「人物命」の水崎ツバメを強制的にコラボさせる強引さ……アニメの事はわからなくても「お金」に対する嗅覚とプロデュース能力がずば抜けている。
金森はクリエイターではなく、プロデューサー枠なんですね。
…というかそれ以前に金森の場合、彼女単体でも存在感が突出してる。
OP映像でも一番変な動きしてたし、劇中においても適度に毒を含んだ言動の数々が積もる積もる……気がつくと金森ばっかり追いかけちゃう。
もちろん、他の二人、浅草みどりと水崎ツバメも魅力的なんですけどね。
でも一番はやっぱり金森でしょう。
というわけで、今後は「金森推し」で視聴していきたいと思います(異論は認める)
みどりとツバメの脳内冒険力が高すぎる
浅草みどりと水崎ツバメのコラボレーションがとんでもないことになってましたね。
二人のイラストをコラボさせたところから、アイデアを出し合いながらイメージが等比級数的に飛躍していく描写……とにかく圧巻でした。
クリエイター同士で何か新しいモノを創造するときってこんな感じなんですかね……次から次へと溢れ出るアイデアを次々と形にしてく様子は、見ていて本当にワクワクするものがありました。
またイメージボードの世界をそのまま動かしてしまう演出もとても新鮮に感じられたし、何より黒服達を登場させてからの追跡劇もスターウォーズを彷彿とさせてくれてとても良かった。
イラスト1枚からここまで想像力を増大させてしまう二人の脳内冒険力にただただ脱帽するばかり……これは絶対「金」になるで、金森さん(知ってる)
なんだか久しぶりに想像する楽しさを思い出したような気がします。
まとめ
アニメ「想像研には手を出すな!」第1話「最強の世界!」を視聴した感想について書きました。
今回は記念すべき第1話目ということで、主人公3人の出会いから描かれていたわけなんですけど、いろいろとブッ込まれてて早くもフルスロットルな印象を受けましたね。
特に随所で描かれていた「残され島のコナン」のシーンには、何度「マジか…」とつぶやいたかわかりません。
また主人公の三人に関してもティザービジュアルを見ただけでは全然想像つかなかったんですけど、1話目を見てからは驚くほどに腑に落ちるものを感じました。
結論から申しますと「メチャクチャ」です。
メチャクチャ面白いです。
見てると脳内でいろんな物質が分泌されるのを感じる…。
早くも次回が楽しみです。
以上、アニメ「想像研には手を出すな!」第1話の感想でした!
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