アニメ「聖女の魔力は万能です」観てますか?
今回はセイが祝福の発動条件に悶たり、レオンハルトに傭兵団に誘われたり、森の討伐で危ない目にあったり、師団長に助けられたりするお話です。
発動条件があからさますぎる
セイの「聖女の術」の発動条件が、あからさますぎるくらい分かりやすかったですね。
発動条件を再度確かめるべく、日頃親しくしている人たちの事を順番に思い浮かべてみたところ……ホーク団長の時だけくっきりはっきり聖女のキラキラが発動してた。
なんてわかりやすい発動条件……あからさますぎるにも程がある。
この事実を改めてわからされたセイは恥ずかしさのあまりベッドの上を転げ回ってた。
幸い、今のところこの事実は誰にも知られていないものの……もしも第三者に漏れ出た日には、セイは間違いなく恥ずか死ぬ。
逆にホーク団長は天にも昇る気持ちになると思われる。
羞恥に悶えるセイは、親しいメイドの紅茶さばきから「仕事」として捉えればいい、と気持ちの切り替えを図ってた……これたぶん失敗するやつ。
セイの羞恥心との戦いはまだまだ始まったばかり、ということか。
がんばれ聖女様。
お試し祝福
「聖女の術」こと「祝福」の発動条件が明確になった今、セイはいつでもどこでも祝福できる状態となった。
とはいえ、この「祝福」が果たして本当に効果を発揮するかどうかについては、まだちゃんと確認が取れていないんですよね。
そこでセイはコリンナに「祝福」の実験を申し出るわけですが……コリンナにしてみればまさにしめしめ、ですよね。
クラウスナー領主がこれを知ったら飛び跳ねて喜ぶんじゃなかろうか。
でもそのあたりは年の功か……コリンナは表立って浮足立つこともなく、いつもの調子で聖女様をこき使ってた。
まずは鉢植えから、ということでセイは人前で好きな人を思い浮かべて恥ずかしい体験をすることになるわけですが、そこはなんとか「仕事」と割り切ることにより、なんとか無事「祝福」できてた。
コリンナはセイの「祝福」を見て驚いていたのもつかの間、祝福する鉢植えを次々と矢継ぎ早に指定するなど、コリンナがエアハルトに重なって見えてしかたなかった。
セイは渡さん
セイを巡って、レオンハルトとホークが少し険悪な雰囲気になりかけていましたね。
セイのヒールの腕前を見たことにより、レオンハルトはセイを傭兵団へと熱心に勧誘してくるわけですが……その中で薬師を格下として扱うような言い回しをしてしまったものだから、コリンナの怒りを買っていた。
とはいえ、セイほどの魔力を持ったヒール使いはたしかに薬師よりも希少……その点についてはコリンナも理解を示してた。
そんな中、ホーク団長がセイを訪ねてやってくるわけですが……レオンハルトを見るホーク団長の目が鋭い。
レオンハルトもわざと要領を得ない口ぶりをしていたことから、普段からあまり折り合いがよろしくないのかもしれない。
増してや、今最大の当事者がセイときたもんだから、ホーク団長の心中はまったく穏やかじゃないようだった。
セイを聖女だと明かし、傭兵団に入る事は絶対にない、とセイに代わってきっぱりと断りをいれていた。
普段あれだけ温厚なホークが人相手にここまで感情を顕にするもの珍しい。
逆に言えば、それだけレオンハルトという人物を「男」として買っているのかもしれませんね。
いずれにせよ、ホークの目がある限り、レオンハルトの勧誘が成功することは万に一つもありえない。
というか、セイは絶対に渡さん。
勝手に来ちゃった師団長
冒頭でエアハルトと揉めていた師団長様……終盤ではちゃっかりクラウスナー領の森に現地入りしていましたね。
どうやらセイの遠征は師団長には極秘裏にされていたようで……エアハルトの苦労が偲ばれると同時に、普段の師団長がいかに本来の仕事をしていないのかが浮き彫りになっていた。
宮廷魔道師団のトップ同士が険悪になる中、まわりの部下達は本当に気が気じゃなさそうな感じだった。
そんな中、第二騎士団からの討伐同行要請に乗じ、あろうことか入団しだてのアイラを巻き込み、エアハルトを振り切って強引に王宮を飛び出し……そして森の中での大暴れへとつながるんですね。
クラウスナー領において、スライムは弱小のモンスターではなく、むしろ物理攻撃が効かない畏怖の対象であるようで……セイもかなり危険な状態にさらされていましたね。
ある意味、今回の師団長の暴走はセイや第三騎士団たちにとっても、とても都合が良かったとも言える。
颯爽と登場したアイラもそれなりにかっこよだったし、スライムを容赦なく焼き尽くす師団長のオーバーキルっぷりはただただ頼もしかったですね。
ちょうどセイも自在に祝福を出せるようになったことだし、今回の出張は師団長にとっても実り大きなものになりそうですね。
次回もとても楽しみです。
以上、アニメ「聖女の魔力は万能です」第11話「窮地」を視聴した感想でした!
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