アニメ「ランウェイで笑って」観てますか?
今回は育人くん、極限からのスターティン。
育人の「遊び心」が生み出す、千雪の笑顔に注目です。
というわけで、今回はアニメ「ランウェイで笑って」第3話「ランウェイで笑って」を視聴した感想について書きますね~。
時間なさすぎて発狂しそう…千雪の救いの手
育人くん、千雪の服の直しを請け負ったのはいいものの、あまりにも時間なさすぎて発狂しそうになってましたね。
柳田が一度は「詰んだ」と諦めかけていただけあって、圧倒的に時間が足りないばかりか、イメージすら湧いてこない。
そして迷っている間にも時間はどんどん過ぎていく……これではまともな思考ができるわけがない…もう発狂寸前ですよね。
でも、その発狂寸前の状態から、救い出してくれたのは、千雪の震える手だったんですね。
追い込まれているのは育人だけじゃない……千雪も同じく追い込まれている。
けれども千雪の場合、なりたい自分になるために、ずっと不可能と戦い続けてきた……その覚悟の違いが今回の行動に現れたんだと思います。
そんな千雪の言葉のおかげで育人は自分を取り戻すことができた。
混乱中の育人は手直しの手間や時間ばかりを気にしていましたからね。
一番大切にしなければならないのは、モデルに一番似合う服を用意すること。
原点に立ち返った育人は、一転してとても活き活きとしていましたね。
育人、覚醒
自分を取り戻した育人くんは、千雪が似合う服を作るのがとても得意なんですね。
服のイメージが浮かんでからは、スカートの中へ一直線……モデルの生着替えを見てうろたえていたのがウソのように、千雪のスカートの中でもぞもぞと蠢いていた。
育人のあまりの振り切れっぷりに、今度は千雪が羞恥に顔を赤くする…走ってきたから汗の匂いが気になるとのこと。
そんな千雪に「もっと足開いて」とかい言うもんだから、流石に手が上がっていましたね(笑)
大丈夫、暗くて何も見えないらしいから……とりあえず自己申告を信じよう。
それにしても覚醒した育人は思考の瞬発力と発想力がスゴいですね……時短のために次々と新しいアイデアを形にするために、自分のベルトを即席で組み込んだり、仮縫いなしの一発縫いにチャレンジしたりと、とにかく動きに迷いがない。
とはいえ、それでも時間は足りなかったわけですが……そこはモデル達の工夫によって本来ならばなかった時間をなんとか捻出……彼女達も戻ってくるたびに変化する育人の服に興味津々だったみたいですね。
結果、覚醒育人は千雪のために最高の服を作り上げていた……あとは千雪がランウェイを歩くのみ。
千雪はランウェイで笑った
千雪がランウェイで笑ってましたね。
千雪はモデルとしては低身長ということで、ランウェイでは戸惑う観客達の空気が嫌というほど伝わってくるわけですが……今回は千雪も緊張しまくっているせいもあって、結果的にはそれほど心乱されることはなかった。
とはいえ、アウェーの空気感は変わらない。
ただ一人、雑誌編集者の新沼文世だけは、モデルとしては低身長の千雪の存在に心奪われ、強いシンパシーを感じ、涙を流していた。
そんな中、アウェーの空気感を一変させるハプニングが発生……千雪のヒールはかかとが折れとる!
でもこのハプニングは、千雪のためにと育人が仕組んだ「遊び心」がピンチをチャンスに変えてくれた……最後の一縫いをしなかったのはこのためだったのか。
結果、千雪はランウェイで3つのタブーに抵触した……低身長でありながらランウェイを歩き、転び、そして笑った。
育人の手直しが至らない部分はさりげなく手で隠し、ヒールの不具合は根性でカバーするなど、千雪には新人離れした図太さがありますよね。
こんなに早くタイトル回収するとは少し予想外でした。
認める者、認めない者
結果的に東京コレクションは大成功に終わったわけですが……今回の育人の評価に関しては人によって少し分かれるがありました。
今回の東京コレクションに参加していたフィッターの木崎香留(CV:福原綾香)は、育人に対してかなり辛辣な評価だった。
柳田は拍手の半分は育人のものだ、と褒めてくれはいたけれど、育人が担当したの全40着の内たかだか一着を手直ししただけですし、その技術もまだまだ未熟で荒削り。
その一着を間に合わせるためだけに、ランウェイの最適なスケジュールの変更を余儀なくされたことも気に食わない。
そして何より、今回の東京コレクションの成功は39着の柳田の服があってこそ。
言われてみればごもっともなご意見ばかり……ほんとすいません(ペコリ)
一方で、柳田はというと育人のことをほんの少しは認めると発言し、かつての自分と重ね合わせて思わずニヤリと笑うなど、心の中ではかなり評価しているような印象でしたね。
むしろ柳田の若かりし頃のほうが軽くてチャラくて不誠実なイメージが強いんですけど…。
育人がちゃんと認められるまでにはまだまだ時間がかかりそうだけど、育人のデザイナーへの道はまだまだ始まったばかりですから、どうか長い目で見てあげてほしいものですね。
まとめ
アニメ「ランウェイで笑って」第3話「ランウェイで笑って」を視聴した感想について書きました。
発狂しそうな極限状態からのスタートながらも、なんとか千雪の服を形にし、無事にランウェイへと送り出すことができて、とりあえずほっとしましたね。
ランウェイでもトラブルに見舞われながらも、育人が仕組んだ「遊び心」が功を奏するなど、千雪と育人、お互いに助け合う姿にちょっと感動してしまいました。
また千雪がランウェイで笑うシーンはとても印象深かった……見事なタイトル回収だったんじゃないでしょうか。
以上、アニメ「ランウェイで笑って」第3話の感想でした!
- 第1話『これは君の物語』
- 第2話『プロの世界』
- 第3話『ランウェイで笑って』
- 第4話『若き才能たち』
- 第5話『それぞれの流儀』
- 第6話『優越感と劣等感』
- 第7話『存在感(オーラ)』
- 第8話『デザイナーの器』
- 第9話『好敵手(ライバル)』
- 第10話『負けられない』
- 第11話『約束』
- 第12話『これは僕の物語』
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