【ネタバレ注意】公開翌日に観た!「未来のミライ」人物ごとの感想

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細田守監督の映画「未来のミライ」を観てきました。

 

細田守監督といえば次の作品が有名ですよね?

 

  • 時をかける少女
  • サマーウォーズ
  • おおかみこどもの雨と雪
  • バケモノの子

 

ちなみに「時をかける少女」と「サマーウォーズ」は劇場で、「おおかみこどもの雨と雪」はDVDレンタルで鑑賞しました。

 

「バケモノの子」はまだ鑑賞できてません。

 

そして今回の「未来のミライ」、なぜ観に行ったのかというと、映画「BLEACH」のついでだったりします。

 

事前にチェックしていなかったこともあり、予備知識ゼロの状態で、あまり期待することもなく気軽に鑑賞。

 

早くも各所の映画レビューで酷評されている「未来のミライ」ですが、私個人は大いに楽しめました!

 

そんな「未来のミライ」についての感想について書いてみました。

 

ネタバレを含んでいますので、まだ観ていない人は閲覧注意!

 

 

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細田守監督「未来のミライ」はどんな映画?

 

 

とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。

ある日、甘えん坊の“くんちゃん”に、生まれたばかりの妹がやってきます。
両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うばかり。
そんな時、“くんちゃん”はその庭で自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ、
不思議な少女“ミライちゃん”と出会います。

“ミライちゃん”に導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つ“くんちゃん”。
それは、小さなお兄ちゃんの大きな冒険の始まりでした。

待ち受ける見たこともない世界。
むかし王子だったと名乗る謎の男。
幼い頃の母との不思議な体験。
父の面影を宿す青年との出会い。

そして、初めて知る「家族の愛」の形。

さまざまな冒険を経て、ささやかな成長を遂げていく“くんちゃん”。
果たして、“くんちゃん”が最後にたどり着いた場所とは?
“ミライちゃん”がやってきた本当の理由とは―

それは過去から未来へつながら、家族と命の物語。

 

あらすじだけ見ても、正直なところどんな物語なのかよくわかりませんよね。

 

「時をかける少女」を連想させるような宣伝用ポスターから察するに、きっと「時をかける少女」のような映画なのかな?と考える人も多いのではないでしょうか。

 

私の場合は、あらすじすらチェックせずにに劇場で鑑賞したので、関係ないんですけどね。

 

でも鑑賞し終わってから、改めてあらすじを見てみると、まさしく「そのとおり」の内容となっていることがわかります。

 

 

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公開から2日目、朝一番の回で鑑賞したよ

 

「未来のミライ」は2018年7月20日(金)公開。

 

金曜日は無理だったので翌日の21日(土)の朝一番の回をねらって鑑賞。

 

朝一番ということもあるせいか、公開翌日にもかかかわらず、劇場の人の入りははっきりいって少なかったです。

 

年齢層も全体的に高く、私の近くの席にはけっこうお歳を召したお婆さんが一人で観に来ていました。

 

というか全体的に1人で来てるひとが多かったです。(私も含め)

 

みんなガチ勢?

 

 

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めっちゃ気になる予告編が!

 

本編が始まる前にいつも流れる劇場予告ですが、その中にめっちゃ気になる作品があったのでピックアップしてみました。

 

シン・エヴァンゲリオン劇場版

 

 

なんと「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の予告が流れたんですよ!

 

公開は2020年とのこと。

 

いつもどおり具体的な内容についてはまったくわかりませんでしたが、真希波・マリ・イラストリアスが操縦する8号機(?)が華麗に宙を舞っていました。

 

はたして本当に2020年に公開されるのか?

 

その前に「シン・ゴジラ2」とか公開されたりしないよね?

 

それはそれで観に行くけど!

 

 

ペンギン・ハイウェイ

 

 

「ペンギン・ハイウェイ」は、森見登美彦の描く長編小説で、第31回日本SF大賞受賞作品でもあります。

 

お姉さんが全力で投げた缶コーラがなぜかペンギンに変身!

 

そのシーンが妙に印象に残り、もうそれだけで「絶対観に行くぞ!」と私は決意しましたよ。

 

公開は2018年8月17日(金)とのこと。

 

原作もチェックしておきたいところですよね!

 

 

 

インクレディブル・ファミリー

 

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「インクレディブル・ファミリー」は2004年に公開された「Mr.インクレディブル」の続編にあたる作品です。

 

14年の時を超えてのまさかの続編。

 

1作目の「Mr.インクレディブル」は当時、劇場で鑑賞したのですが、とにかく面白かったんですよね!

 

ディズニー作品って「人間」をメインに扱った作品が意外と少ないのですが、「Mr.インクレディブル」はがっつりと人間世界を描いているだけでなく、その内容も今までの作風とはガラッと違っていて、とにかく一度は観てほしい映画となっているんです!

 

14年も経ってからの続編なので、映像もはるかにパワーアップされていると思われるので、これはぜひ劇場で観たいところですね。

 

公開は2018年8月1日(水)。

 

ああっ、初日に観たい!

 

 

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「未来のミライ」登場人物ごとの感想

 

 

映画「未来のミライ」ですが、基本的にはある家族にスポットを当てた作品となっていますので、登場人物はそれほど多くありません。

 

しかし、その登場するキャラクター達はすべて手描きで丁寧に作り込まれているだけでなく、日常生活の「あるある」シーンがとてもリアルに描かれています。

 

特に冒頭から繰り広げられる「くんちゃん」のグズりっぷりは、子育てを経験したことがある人なら、ツライ記憶を呼び起こされてしまうんじゃないでしょうか?

 

私はガッツリと記憶が蘇り、正直なところ冒頭のシーンは観ていてツラかったです。

 

しかし、一人ひとりの過去やエピソードが明らかになるにつれ、くんちゃんが成長していく姿は、かなりの見応えがありましたね!

 

というわけで、「未来のミライ」に登場するキャラクター別に感想を書いてみました。

 

 

くんちゃん(CV:上白石萌歌)

 

 

「未来のミライ」の主人公は「くんちゃん」という4歳の男の子。

 

電車の名前がすらすらと出るほどの電車好き。

 

物語の冒頭だけでなく、様々なシーンでぐずるんですが、その様子が本当にリアルで観ていて嫌になるほど。

 

妹の「ミライちゃん」が生まれてから、両親の愛情を独占できなくなったことから、ミライちゃんを殴ったりするなど、なかなかのリアルな4歳像となっていますが、無邪気に笑う様子もまた可愛らしいんですよね。

 

個人的には「ひいじいじ」との交流シーンが最高に良かったです!

 

「ひいじいじ」かっこよすぎやろ!

 

 

ミライちゃん(CV:黒木華)

 

 

「ミライちゃん」は「くんちゃん」の生まれたばかりの妹。

 

しかし、どういうわけか未来からやってきた「ミライちゃん」はセーラー服を来ており、あきらかに「くんちゃん」よりも年上、そして「くんちゃん」のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ。

 

このお姉さんバージョンの「ミライちゃん」、女優の黒木華(くろきはる)さんがCVを担当しているのですが、実は黒木華さんが狙っていた役は「くんちゃん」だったんですね。

 

一方、「くんちゃん」のCVを担当している上白石萌歌(かみしらいしもか)さんは、「ミライちゃん」のオーディションを受けに来たものの、合格したのは「くんちゃん」の役。

 

実際に映画を観るまで誰が声を当てているのかなんて、まるで気にしていなかったのですが、オーディションの結果は正しかったと言わざるを得ないでしょうね。

 

特に黒木華の演技は本当に文句なしの出来栄えだったと思います。

 

女優としてだけでなく、声優としても確かな実力を感じました。

 

ちなみに個人的に「ミライちゃん」で一番気に入ったシーンは、お父さんに見つからないように「雛人形」をこっそりと直そうとする場面です!

 

もう一度繰り返し観たくなるシーンとなっていますよ!

 

 

おとうさん(CV:星野源)

 

おとうさんは最近独立したばかりのフリーの建築家。

 

仕事場は自宅なので、日中はおかあさんの代わりに育児と家事もこなそうとするが、いつも上手にいかず、失敗を繰り返す。

 

ご近所のママさん友達にはいいお父さんを演じているが、おかあさんには「見透かされてるわよ」と言われる始末。

 

けっこうあるあるな今どきのお父さん像ともいえますよね。

 

若い少し未熟なお父さんを星野源(ほしのげん)さんが違和感なく見事に演じています。

 

物語の中でおとうさんの子供時代のシーンが少しだけ出てくるのですが、それがちょっとした伏線の回収にもなっていて、個人的にはとても親近感を覚えました。

 

 

おかあさん(CV:麻生久美子)

 

「くんちゃん」から「鬼ババア」といわれるほどの、怒ると超怖いおかあさん。

 

「ミライちゃん」を産んだ後、親の愛情を独占したい「くんちゃん」のグズりっぷりに苦労させられるシーンは、いやというほどリアルに描かれており、ある意味こういったエンターテインメント作品ではなかなか見れないと思うんですよね。

 

そんなおかあさんの子供時代はというと、お菓子やおもちゃを散らかすのが大好きで、片付けが全然できないという壊れっぷり。

 

でも結婚してから片付けができるようになったことから、一生懸命おかあさんをしてるんだな~と感じさせるところもあり、これもある意味、現代の等身大なおかあさん像となっています。

 

おかあさんの声をあてている麻生久美子(あそうくみこ)さんも、まさしく同じ経験をしているということもあり、とても良い演技をされていたと思います。

 

 

ひいじいじ(CV:福山雅治)

 

嘘か本当かわからない逸話をもち、つい1年前に他界したばかりのくんちゃんのひいおじいちゃんこと「ひいじいじ」。

 

戦争で片足が不自由になってしまったものの、馬に乗ったり、自作したバイクを乗り回したりと、かなりアクティブに行動する青年のときの「ひいじいじ」。

 

見た目だけでなく、心がとてつもなくかっこいい!

 

福山雅治(ふくやままさはる)の低くよく通る声がほんとうによく合ってる!

 

時空を超えて「くんちゃん」と「ひいじいじ」の二人の交流シーンは、「未来のミライ」の中でも屈指の名シーンだと思います!

 

そして物語の終盤でわかる「ひいじいじ」の逸話の真相!

 

私の中では文句なしのベストシーンですね!

 

 

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まとめ

 

細田守監督の劇場アニメーション映画「未来のミライ」のキャラクター別の感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?

 

「未来のミライ」は観終わった後の感想が賛否両論真っ二つに分かれていますが、私はとても楽しめましたし、もう一度観に行きたいな、とも感じました。

 

観終わった感想を私なりにわかりやすく例えてみると、

 

時空を超えた「千と千尋の神隠し」

 

といったところでしょうか。

 

観終わったときの感覚がとても良く似ていたもので、あえて「千と千尋の神隠し」と表現させていただきました。

 

面白くなかった!という意見も多いですが、私はおすすめです!

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