「魔王学院の不適合者」1話感想!その3秒ルールは笑えない

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アニメ「魔王学院の不適合者〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜」観てますか?

 

 

「魔王学院の不適合者」は「小説家になろう」発の原作小説をアニメ化したもので、2020年1月時点でシリーズ累計100万部を超える人気作品。

 

アニメーション制作会社も「はめふら」や「防振り」でおなじみのSILVER LINK.による制作ということで、安心安定のクオリティ……これはかなり期待できますよね。

 

ということで、今回はアニメ「魔王学院の不適合者」第1話の感想について書きますね~。

 

 

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小気味いいテンポ感の第1話

 

 

第1話でありながらも、世界の説明もそこそこに小気味いいテンポ感でどんどん話が進んでいく……なんかするすると見入ってしまうものがありましたね。

 

入学前にいきなりヒロインと出会ってしまうし、そのヒロイン早速家につれてっちゃうし、主人公の力も皇族兄弟相手にわかりやすく見せつけるなど、プロローグに必要な要素を無理なく詰め込んだ印象を受けました。

 

そして特殊エンドにOPテーマを持って来て、Cパートでさっそくタイトル回収してしまう……これは興味そそられるわ。

 

個人的には「魔法科高校の劣等生」を想起させられるものがありましたね……たとえば制服の色やエムブレムの違い……そして「不適合」扱いされてしまうところとか。

 

今回の第1話……見続けようと思わせるだけのクオリティは十分にあったんじゃないでしょうか。

 

 

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その3秒ルールは笑えない

 

 

主人公アノスは2000年前の記憶をそのまま引き継いでいるということもあり、今の世界の人間達とは少し感覚がずれている……特にギャグセンスが。

 

今回、当て馬として戦うことになった皇族に対しては、心臓の鼓動の波動だけで血祭りに挙げた後は、指パッチンで虐殺して蘇生魔法で蘇生する……というなんとも残虐なシーンがあるわけですが……そこでアノスが発したジョークが「3秒ルール」だったんですね。

 

この「3秒ルール」……3秒以内に蘇生すれば100%完全再現されるというもので、2000年前は鉄板のジョークだったらしい……でも、この凄惨な場面においては誰一人笑うものはいなかったという……そりゃそうですよね、目の前で何度も何度もあんなシーン見せられあとで笑えるかっての(笑)

 

また、Cパートにおいてもクラス支配と称して、逆らうモノは皆殺しにすると「ジョーク」を飛ばしていたものの……クラスの皆さんはジョークとは解釈せず、完全に真に受けてるようだった……アノスなら実際やりかねんし、できちゃうからね。

 

おそらく2話目以降もこういう2000年前の鉄板ジョークを繰り広げていくものと思われます……個人的にはちょっと楽しみ。

 

 

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魔王なアノスと早とちり両親のギャップが絶妙

 

 

神話時代の魔王の生まれ変わりの主人公と……そんな息子を溺愛しまくる早とちりなご両親……この両者のギャップから生まれる空気感が妙に楽しかったですね。

 

特に母のイザベラさん……CVが豊崎愛生ということもあってか、もういるだけで面白い。

 

冒頭では息子のお見送りで大声援を送ったり、家につれてきたミーシャを未来の嫁だと早とちり……一生懸命息子との馴れ初めを聞き出そうとするなど、とにかく賑やかしまくってた。

 

旦那は旦那でそんな奥さんを止めるどころか、横でウンウンうなずいとるし……ほんとお似合いだわこの二人。

 

また、そんな二人から生まれたアノスがまだ生後1ヶ月だというのにも驚いた……この両親、何も疑問に思ってない?

 

ただ、アノスはアノスでそんなご両親に対し、ごくごく普通にいい息子してるんですよね……。

 

招かれたミーシャもまた、言葉少なげながらも早くも母イザベラと仲良くなってるようだった……この組み合わせ、なんか妙に噛み合うな…。

 

 

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なんだかんだで一番気になるのはミーシャ

 

 

主人公アノスは2000年前の魔王の生まれ変わりということで、本人もそのことを隠す素振りもなかったりする。

 

一方で、ヒロインのミーシャはというと……無口な無表情キャラということや、高い魔力を誇るということ以外は、まだまだわからないことだらけ。

 

冒頭で落とした手紙をきっかけに知り合うことになるわけですが……お互いに賑やかな身内がいるということ意外は特に接点もないんですよね。

 

とはいえ、入学試験における魔力測定では、アノスが感心するほどの魔力を有しており、ミーシャもまたアノスの底なしの魔力を持ち前の魔眼で的確に見抜いてしまう。

 

彼女には賑やかな姉が一人いるらしいものの、その関係については本人でさえわからないとのこと。

 

ただ、アノスからは朋友と認定されるほどには信頼を得ていたし、彼女もまたアノスの頭をナデナデするほどには好感を持っている模様……こういう絶妙な距離感、いいですよね。

 

そうなってくるとミーシャのことをもっともっと知りたくなってくるわけで……。

 

ある意味主人公以上の存在感を発揮していたようにも思います。

 

 

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まとめ

 

アニメ「魔王学院の不適合者〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜」第1話「魔王学院の不適合者」について書きました。

 

第1話を見るまでは、もう少しほのぼのとした雰囲気の作品なのかな? と思っていたのですが……意外と残酷な描写もあったりと、そこは魔王らしい殺伐としたところもありましたね……ちょっと不意打ちだったかな。

 

とはいえ、主人公のアノスの根底にはミーシャが言うように「優しさ」があるものだから、決して悪いようにはならない、という謎の安心感がありました。

 

また、魔王としての力をまざまざと見せつけてからの、まさかの「不適合者」認定という展開は、今後に期待を持たせるのに十分なインパクトがあったように思います。

 

次回がとても楽しみです。

 

以上、アニメ「魔王学院の不適合者〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜」第1話の感想でした!

 

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