「半沢直樹(2020年版)」5話感想!漏洩には漏洩で倍返し

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ドラマ「半沢直樹(2020年版)」観てますか?

 

ドラマ「半沢直樹」原作 銀翼のイカロス: 2020年7月スタートドラマ「半沢直樹」原作

 

いよいよ原作「銀翼のイカロス」に突入したわけですが……伊佐山退場後も役者陣の濃い演技は相変わらず健在で……見ていて飽きることがない。

 

今まで以上にギリギリの攻め方をする半沢直樹に注目ですよ。

 

 

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大和田に退路を立たれる半沢直樹

 

一時的に共闘してからの大和田は、以前に比べて嫌らしい立ち回りをするようになりましたね。

 

海外から帰国した紀本の懐に巧みに入り、帝国航空の再建については、半沢に対して巧言令色でハードルを上げつつ退路を断つという、いやらしい腹芸を見せていた。

 

役員達の手前ということもあり、半沢も少々おとなしめだったけれど……やっぱり思うようにはコントロールしきれない……大和田の憎々しげな表情がゾクゾクする。

 

残念ながら顔芸仲間の伊佐山こと市川猿之助は電脳に出向となってしまった……ということはその不足分を香川照之が補わなければならないのか。

 

とはいえ、とりあえず半沢の退路を断つことには成功したわけですから、大和田的には帝国航空の再建が成功しても失敗しても、どっちでも美味しいことには変わりないのかも。

 

 

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白井亜希子の圧が強い

 

江口のりこ演じる白井亜希子の圧が強かったですね。

 

江口のりこは個人的にも大好きな女優さんということもあり、ドラマ版においてはどうしても贔屓目に見てしまうのですが……それを差し引いても原作よりも数段かっこよく見える。

 

サバサバとしてズバズバ物言う人物像も、素の江口のりこを彷彿とさせ、特に帝国航空の社長をたしなめる場面とかドS全開で最高ですよね。

 

まさに女傑といった感じ。

 

残念ながら現時点では半沢との直接対峙はまだないんですよね……次回あたりに期待したいところです。

 

 

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女将うざい

 

いつもの料理屋の女将がちょっとうざく感じてしまう。

 

お店で機密情報を堂々と話す半沢達は、はっきり言って脇が甘すぎるわけですが……それにも増して、そんな彼らの会話にいつも聞き耳を立てる女将の姿にはいつも不信感を覚えてしまう。

 

今のところ彼女が何か情報漏えいに加担した様子は見えないけれど……「紀本」という言葉にピクピク反応するところがなんともわかりやす……というかうざい。

 

また、手土産としてコペルニクスで注文したマカロンも、半沢の奥さんと重複しちゃうし……ほんとにただの偶然なのか、思わず勘ぐってしまいますよ。

 

おそらく物語が進むにつれ、重要な役割を果たすのでしょうが……いちいち聞き耳立てるのはとりあえずやめて欲しい。

 

 

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再建案でエンジン点火

 

死に体の帝国航空を再建するべく、半沢は時間をかけて帝国航空の実態を調査……その過程で想像以上の状況の悪さを認識する一方で、仕事の実直さと勤勉さ、そして教育の高さを高く評価するんですね。

 

とはいえ、その長年培ってきた伝統が逆に組織の縦割りを悪化させ、結果、異なる部署感での情報と問題意識の共有の欠如につながってしまったわけで。

 

その部分に着目した半沢は、帝国航空は「死に体ではない」と結論付け、痛みを伴う再建案を提案するんですね。

 

そこで真っ先に目をつけたのが、グレートキャプテンの木滝さん。

 

経営陣ですら口出しできない頑固者ながらも、仕事に対する取り組みは誰よりも真面目でプライドも高い。

 

半沢の歯に衣着せぬアドバイスは、木滝の心を動かし、ひいては社内全体へと波及していくわけですね。

 

ある意味、半沢の最大の武器は人の心に火を点けるところにあると思う。

 

 

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鉄の女

 

開発投資銀行のバンカー・谷川幸代……西田尚美のキャスティングがとてもハマっていましたね。

 

西田さんにしては少し珍しい役どころながらも「鉄の女」というだけあって、江口のりこの白井役同様、とてもいい具合の硬質感が出ていましたね。

 

ただ、今回のファーストコンタクトは、半沢の独断専行と情報漏えいが災いして、はっきりいって悪い印象を植え付けただけに終わりましたが。

 

とはいえ、谷川は帝国航空のメインバンクという立場もあり、帝国航空の内部事情に関しては半沢以上に知悉している部分もあるわけで。

 

今回はその谷川のアドバイスが後半に活かされる形になったようにも思いました。

 

今後の半沢との連携に期待ですね。

 

 

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漏洩には漏洩で倍返し

 

今回も情報漏えいがひどかったですね。

 

半沢が提案した再建案は、帝国航空の中で悪意ある編集の上、一斉メールで社内全体に情報漏洩。

 

そして、そのメアドのプロバイダはスパイラルということで、今度は瀬名社長が半沢に個人情報をこっそり漏洩。

 

その後半沢は取引先会社社長を半ば脅迫する形でドライブレコーダーを使ってすべて記録……その様子を帝国航空の社員達が集まる中で再生してしまうという、ありえない暴挙に出てしまう。

 

まさに倍返し。

 

とはいえ、今回のターゲットである永田も、自分の立場と議員の兄を利用して、長年に渡り不正を働いてきたわけですから、はっきり言って自業自得としか言いようがない。

 

ただ、相手が半沢ということで倍にして返されてしまったわけですが。

 

問題ありまくりのやり方ではあったけれど……最終的に帝国航空全体を奮い立たせることができたので、結果オーライ、良かった良かった。

 

 

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まとめ

 

ドラマ「半沢直樹(2020年版)」第5話を視聴した感想について書きました。

 

今回から原作でいうところの「銀翼のイカロス」編に本格的に突入したわけですが……やはりドラマならではのアレンジが多々施されていましたね。

 

原作と違って「ロスジェネの逆襲」から地続きでの展開ということで、大和田だけでなく、スパイラルの瀬名社長も引き続き登場させてくるなど、原作既読でも目が離せないところがありがたい。

 

また、原作にはない過激なセリフ回しもいいですよね……「近寄るな!」とか「腐った肉!」とか。

 

次回もとても楽しみです。

 

以上、ドラマ「半沢直樹(2020年版)」第5話の感想でした!

 

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