「半沢直樹(2020年版)」3話感想!黒崎vs高坂、復活の大和田

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ドラマ「半沢直樹(2020年版)」観てますか?

 

ドラマ「半沢直樹」原作 ロスジェネの逆襲: 2020年7月スタートドラマ「半沢直樹」原作

 

今回からいよいよ本格的にスパイラルの反撃開始。

 

スパイラルの逆買収をめぐり、懐かしの黒崎や「エピソードゼロ」の高坂といった面々も登場するなど、見応え充分の内容となっていますよ。

 

 

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逆買収先はフォックス

 

 

前回の終わり際に出てきた「逆買収」……相手は電脳ではなくフォックスだったんですね。

 

電脳にスパイラルが買収されてしまう前に、フォックスを逆買収することで「攻め」の防衛策に打って出たわけですが……ドラマ版ではこの応酬が原作以上にえげつない……特に情報漏えいに関する部分が。

 

原作の半沢はもう少しクリーンなイメージがあったんだけど……ドラマ版では犯罪スレスレのことも部下が見てる前で平気でやっちゃうんですよね……このやり方が果たして森山のためになるのかどうか……結構微妙なところだと思う。

 

ただ、森山は森山でスパイラルとフォックスの双方についてよく調べており、両社が協力することで得られるメリットについてもきっちり精査してるんですよね。

 

ある意味一番いい仕事してると思う。

 

その森山の親友である瀬名については……熱血すぎて原作以上に短気になってる。

 

剣道経験者ならば、多少は己を律する精神が養われているような気もするんだけど……というかあの剣道シーン必要か? 正直違和感のほうが強かった。

 

万年筆エピソードでは瀬名の新たな魅力が引き出されていたんだけどなぁ…。

 

そして個人的に一番残念に感じているのがフォックスの社長・郷田でしょうか。

 

原作では真面目で融通がきかない頑固な一面がとても魅力的だったのですが、ドラマ版の郷田社長は社員思いではあるものの、ちょっとふてくされてみたり、電脳夫妻の前で右往左往してみたりと、ちょっと小物すぎるような気がするんですよね。

 

瀬名が尊敬する人物としてはちょっと物足りなく感じました。

 

とはいえ、ドラマ版のバランス的には逆にコレくらいのキャラのほうがちょうどいいのかもしれませんね。

 

 

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黒崎vs高坂

 

 

黒崎と高坂のクラウドバトルが見ものでしたね。

 

久しぶりに見る黒崎はあいも変わらず見事なオネエ……事あるごとに部下のタマキンを容赦なく鷲掴む……女性の前でも容赦なく。

 

パワハラとセクハラとタマハラを同時にこなすオネエ・黒崎……いつか半沢のタマキンを掴む日も来るのかな?

 

そんな黒崎の来襲に際し、思わぬ形で登場することになった天才プログラマーの高坂圭。

 

浜村との関係が今でも続いているのを軽く匂わせ、瀬名の命令でセントラル証券をハッキング……社長相手に暴言を吐きつつも恐るべき集中力で買収関連ファイルの削除に成功していた。

 

ただ、クラウド上のファイルを削除したところで、結局はシュレッダー内の紙ベース資料が致命傷となってしまうのが少々残念でしたね。

 

とはいえ時間稼ぎという部分に関して貢献してたのは間違いない。

 

一方、半沢部長はというと、今回は珍しく結構本気で焦ってましたね。

 

おそらくこのシーンでは若手やロスジェネ世代にスポットを当てることが目的だったんじゃないでしょうか。

 

少しだけ世代交代を意識した作りになっていたようにも思えました。

 

そういう意味では若手代表の高坂が黒崎に圧勝したといってもいいかも。

 

二人とも、またの登場に期待したいところですね。

 

 

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復活の大和田

 

 

伊佐山って結局、大和田を裏切ったわけじゃなかったんですね。

 

2020年版ドラマでは、伊佐山の怪物的なキャラクターのインパクトが強い一方で、ちょいちょいと登場しては格言を残していく大和田の存在感もまだまだ健在だったりするんですよね。

 

そしてもう一人、悪の親玉的な存在として古田新太演じる三笠副頭取がいるわけですが……今回の半沢の反撃でちょっと泣きが入っていましたね。

 

そこで三笠は行内融和という名目の元、大和田に頭を下げることになる……実はこれ伊佐山がそうなるように仕向けていたという……もしこれが本当なら伊佐山も相当な策士ですよね。

 

ただ、個人的にはこれらもすべて引っくるめて大和田が仕向けたようにも思えるんですよね。

 

だって、そっちのほうが面白いから。

 

それにしても今回の香川照之も顔芸がとても光ってましたね。

 

状況に応じて様々な種類の悪の顔を見せてくれる……特に三笠副頭取に頭を下げられた時の表情が最高……思わず真似したくなるくらい(できないけど)

 

こういう悪のキャラが返り咲いていく描写って個人的にとても好きだったりするんですよね。

 

こうなったら「ロスジェネの逆襲」編で副頭取あたりまで出世して、「銀翼のイカロス」でもバチバチやりあって欲しいものです。

 

そして再び土下座ですよ。

 

復活の大和田……今後の動向がとても気になるところですね。

 

 

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まとめ

 

ドラマ「半沢直樹(2020年版)」第3話を視聴した感想について書きました。

 

今回の第3話も大筋の流れは原作を踏襲してはいるものの……やっぱり大胆なアレンジが施されていましたね。

 

中にはやりすぎやろ…と内心ツッコみを入れたくなるシーンも多々あったけれど、個人的には黒崎と高坂によるクラウドバトルがツボにハマりました。

 

あんな展開ありえんやろ……でもそこが面白い。

 

主人公の半沢に関しては、1話2話に比べると若干存在感が薄かったように思います。

 

どちらかいうと今回はロスジェネ世代に花をもたせた形になっていましたね。

 

また、悪のギトギトおっさんどもは、伊佐山、大和田、三笠の3名による勢力図が大幅に変わりそうな雰囲気でしたね……特に大和田から目が離せない。

 

次回がとても楽しみですね。

 

以上、ドラマ「半沢直樹(2020年版)」第3話の感想でした!

 

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