ネタバレ注意!長瀬智也主演「空飛ぶタイヤ」を観た!その感想!

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久しぶりに劇場まで足を運んで、長瀬智也主演の劇場版「空飛ぶタイヤ」を鑑賞してきました。

 

映画『空飛ぶタイヤ』予告編

 

というわけで、今回は劇場版「空飛ぶタイヤ」を観た感想について書いてみました。

 

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「空飛ぶタイヤ」とは?

 

「空飛ぶタイヤ」とは「半沢直樹」や「下町ロケット」、最近では「陸王」などでおなじみの池井戸潤原作の三菱自動車リコール隠し事件をモデルとして描かれた経済小説です。

 

空飛ぶタイヤ 上下合本版

 

池井戸潤作品の中でも屈指の名作として知られる「空飛ぶタイヤ」は、私も大好きな作品で、原作小説もちろんチェック済みです。

 

 

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実はWOWOWですでにドラマ化されている

 

この「空飛ぶタイヤ」ですが、今回の劇場版が初の映像化、というわけではなく、実は2009年にすでにWOWOWの「ドラマW」でテレビドラマ化されています。

 

第1話

 

仲村トオルの熱い演技がとてもよかったです。

 

ドラマの出来はとても素晴らしく、多くの人がドラマ版「空飛ぶタイヤ」について高い評価をしています。

 

今ならamazonプライム・ビデオで視聴可能なので、劇場版を観る前、または観たあとにでも視聴してみてはいかがでしょうか?

 

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劇場版「空飛ぶタイヤ」観るまでは配役や時間配分がちょっと心配だった

 

今回映画化された劇場版「空飛ぶタイヤ」の上映時間は約2時間。

 

原作小説はというと、上巻・下巻に分かれて出版されるほどのボリュームを持つ作品となっています。

 

てっきり地上波でリメイクするものだと思っていたものですから、映画化の発表があったときは「え?そうなの?」と、少しポカーンとしてしまいました。

 

また、主演が長瀬智也と聞いて、「え?若すぎない?」とも思いましたし、他にもディーンフジオカや高橋一生など、イケメン俳優で固めてきた印象があったものですから、正直「大丈夫なのか?」という心配もありました。

 

では、実際に鑑賞してみたらどうだったのか?

 

 

長瀬智也=赤松徳郎

 

月刊スカパー!6月号

 

今回、長瀬智也が演じるのは主人公である赤松運送の社長である赤松徳郎。

 

原作では、大学時代に柔道をしていたということで、すこし太めの体格の設定となっていますが、長瀬智也といえば長身でスラリとした体格ですよね。

 

原作で私が持つイメージ(おっさんくさい、ずんぐりしている、ザ・中年)とは随分とかけはなれてしまっています。

 

しかし、それをいえばWOWOW版の仲村トオルに関してもミスマッチだということになります。

 

ただ、実際に劇場版やWOWOW版を観てもらえばわかるかと思うのですが、「そんなことはどうでもいい」。

 

そう思わせてくれる熱い演技を見せてくれますよ。

 

 

ディーンフジオカ=沢田悠太

 

キネマ旬報 2018年6月下旬号 No.1782

 

事故車両のメーカーであるホープ自動車の販売部カスタマー戦略課長である沢田悠太(さわだゆうた)を演じていたのがディーンフジオカ。

 

この配役については、発表があったときも正直、違和感はありませんでした。

 

劇中の重要なキーマンの一人である沢田は、あるいみ振り幅が広い立ち回りが必要となりますが、ディーンフジオカなら問題なく演じてくれる、と感じたからです。

 

ただ、残念なことに映画の尺が短いためか、沢田に関してはいくつか端折られたり変更されたりしている部分があります。

 

  • なぜホープ自動車に入社したのか?という原点とも言える部分について描かれていないこと
  • 原作では結婚していて妻がいるが、今回の劇場版では離婚して独身貴族となっていること

 

この2点については、沢田の心の変化に密接に関係してくるため、個人的にははずせない要素だと思います。

 

なので劇場版で「空飛ぶタイヤ」を初めて見る、という方からすると、なぜ沢田がこのような心変わりをしたのか?という部分について少し疑問を抱いたのではないでしょうか?

 

 

高橋一生=井崎一亮

 

Cut 2018年 02 月号 [雑誌]

 

高橋一生が演じたのはホープ銀行の融資担当・井崎一亮。

 

関連企業であるホープ自動車の融資する際の調査を担当しており、作品の中でも重要なキーマンのひとりでもあります。

 

WOWOW版では萩原聖人が演じていたので、いい人オーラがにじみ出ていましたが、今回演じた高橋一生版の井崎は、どちらかというと「策士」といった印象。

 

飄々としているように見えて、意図は別のところにある、そんな腹芸もできるやり手、という感じでした。

 

とはいうものの、今回の井崎についても劇場版では設定が変更されいるため、キャラクター性が少し強気なものへと変わってしまったのかもしれません。

 

でも劇場版ならではの井崎の魅力も盛り込まれており、原作やWOWOW版との違いを楽しめるのでいいんじゃないでしょうか。

 

 

時間はちょうどよかった

 

 

ボリュームのある原作を2時間の枠に収めるために、様々な設定の省略や改変がなされていたものの、本筋についてはしっかりと一本筋が通ったものとなっているので、特に大きな不満は感じませんでした。

 

ただし、全体的に駆け足で進むため、唐突な場面転換も多く、「空飛ぶタイヤ」を初めて見るに人にとっては内容の理解が追いつかないんじゃないかな~という印象も受けました。

 

それらを差し引いたとしても、今回の劇場版「空飛ぶタイヤ」は間違いなく面白かったです。

 

 

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個人的に印象的だった見どころシーン

 

劇場版「空飛ぶタイヤ」を観て個人的に印象的だったみどころについてピックアップしてみました。

 

冒頭のトレーラーの脱輪事故シーン

 

映画『空飛ぶタイヤ』予告編

 

上映が始まってすぐに、トレーラーの脱輪事故シーンがはじまるのですが、まさしく作品のタイトルどおり「空飛ぶタイヤ」が描かれています。

 

観ていて本当に怖い、と感じました。

 

実際の事故を忠実に再現したシーンなんだと思います。

 

まさしく「日常」が「非日常」に変わる瞬間、というやつですね。

 

改めてご冥福をお祈りしたいと思います。

 

 

ムロツヨシが出とる!

 

舞台「スジナシ BLITZシアター Vol.5」 ゲスト:ムロツヨシ【TBSオンデマンド】

 

私はノーチェックだったのですが、まさかムロツヨシが小牧(ホープ自動車車両製造部課長)役で出ているとは・・・!

 

WOWOW版では袴田吉彦が演じていたのですが、今回はまさかのムロツヨシ。

 

キャラクター変わりまくりやん。

 

といいつつも、ムロツヨシならではの味付けがしっかりとされていて、ムロツヨシ好きな私にとっては思わず「ニヤリ」としてしまう、いい配役でした。

 

特に弟子とのやりとりは面白かったです。(また観たい)

 

 

佐々木蔵之介が熱い!

 

日本映画navi vol.67 ★ピンナップ付き(佐々木蔵之介&横山裕、佐藤勝利)★ (NIKKO MOOK)

 

主人公の赤松と同じく、過去に発生したホープ自動車の事故について調査していた富山ロジスティックの元整備課長、現総務課長の相沢。

 

その相沢を今回の劇場版で演じたのが佐々木蔵之介。

 

富山弁で熱く当時の事故について語る様子は、時間の少ないシーンにもかかわらず、観ている人のテンションを一気に上げるような執念を感じさせてくれました。

 

「超高速!参勤交代」でも福島弁を見事にあやつってましたしね!

 

 

ホープ自動車への家宅捜索シーン

 

三菱自に立ち入り検査 リコールめぐり国交省

 

個人的には一番の見せ場シーンだと思ったのが、ホープ自動車への家宅捜索がはじまった瞬間です。

 

会社の経営が行き詰まり、まさしく「万事休す」となった赤松のもとに専務があわてながら駆けつけ、テレビをつけると、そこにはホープ自動車への家宅捜索が始まったというニュースが流れます。

 

そのニュースを今回の事故にかかわった様々な人たちが観るシーンが一番「じ~ん」と来ました。

 

このあたりは劇場版ならではだな~と感じましたね。

 

 

ラストに劇場版ならではの追加シーンが

 

 

今回の劇場版「空飛ぶタイヤ」には原作やWOWOW版ドラマにはなかったシーンが、ラストに追加されています。

 

個人的にはなかなかうまく付け足したな~と感じましたね。

 

全然関係ないのですが、劇場版「64-ロクヨン-」にも同じように追加のラストがつけたされていたのですが、あれは完全に蛇足だったと思います。

 

それに比べると今回のラストはなかなか粋な計らいだと思います。

 

 

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まとめ

 

長瀬智也主演の劇場版「空飛ぶタイヤ」の感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?

 

今回の劇場版は短い時間ながらも、いい意味で「ダイジェスト版」とも言える内容となっています。

 

原作やWOWOW版を観たことがない、という人にとっては「原作、ドラマもチェックしてみようかな」というきっかけになるかもしれませんね。

 

私ももう一度WOWOW版を見直したくなってきました。(幸いamazonプライムビデオで観られるので)

 

第1話

 

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個人的には劇場に足を運ぶ価値がある作品だったな~と感じています。

 

次の池井戸潤作品にも期待したいところですね!

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