ドラマ「トクサツガガガ」観てますか？
前回の終わりに見せた仲村の「じゃかましい！」から始まる怒濤の反撃に、個人的にはとても胸がスッとしてしまったわけですが、今回はとうとう最終回ということで、どのように話を着地させてくるのか？とても気になるところです。
どうせなら2時間くらいの
スペシャルな最終回を観てみたい
もちろんそんな訳はなく、いつもどおり45分なんですけどね。
というわけで今回は、
第7話（最終回）
「スキナモノハスキ」
を視聴した感想について書きますね～。
はげしく落ち込む仲村親子
お母ちゃんの執拗な押し付けと友人をバカにされたこと、そしてシシレオーの腕を破壊されたことにより、ついに仲村の怒りが爆発。
「じゃかましい！」という強烈な関西弁から繰り出された仲村の炎の舌鋒により決別した後、お母ちゃんは超落ち込みます。
一方の仲村はというと仕事にも影響が出るほどの落ち込みよう。
吉田さんの彼氏の件でのモヤモヤもあり、今回のドラマの出だしはかなり重た～い雰囲気が漂っています。
おばあちゃんとの映画がバレた！ダミアンも修羅場だよ
両親に内緒でおばあちゃんとジュウショウワンの映画にいったことがバレたダミアン。
小3にして特撮を卒業させられそうになるという危機的状況を迎えるのですが、映画「ダゴンvsバジリコッケス」を例に挙げ、怪獣には怪獣を、大人には大人をということで仲村に両親を説得するようエマージェンシーを発動します。
お母ちゃんと絶賛ケンカ中の仲村はダミアンの要請を拒否。
ダミアンは失望し、今度は二人の仲が悪化してしまいます。
仲村とお母ちゃん。
ダミアンと両親。
そして仲村とダミアン。
ドラマ「トクサツガガガ」はかつてない修羅場に突入した模様。
困ったときの北代さん！吉田さんが伝えたかったこととは？
北代からの突然のメールでの呼び出しに応じたところ、なぜか吉田さんの姿も。
仲村が吉田メールに返信しなかった結果、北代が一肌脱いだ、というわけなんですが、ツイカセンシ北代、いい仕事してくれますね。
困ったときの北代さん
ちなみに北代への報酬はチケ取りのお手伝いだそうです。
そして吉田が伝えたかったこととは・・・彼氏が次回作「ファイブレイバー」に出演する俳優にソックリだという事実。
特オタの考えることって・・・
拍子抜けしそうになってしまいますが、いかにもトクサツジョシの吉田らしいともいえますよね。
彼氏ができたからといって吉田さんが変わるわけがない。
仲村のついでにお友達認定された北代さん、しっかりとオチまでつけてくれて、やっぱりいろいろと頼りになるわ、この姉さん。
エマージェイソンの最終回で蘇る仲村の原点に涙
「テレビきっず焼きイモ事件」をきっかけに一時は特撮から離れてしまっていた仲村ですが、再び特撮へと戻るきっかけを作ってくれたのはビデオ屋の爺さんがくれた「好きってなくなっちゃうもの？」という言葉と、卒業祝いにもらった「エマージェイソン」のVHSビデオだったんですね。
どうしてもエマージェイソンの最終回が思い出せない仲村は、もらったビデオを学校の部室でこっそりと視聴します。
久しぶりに見たエマージェイソンの最終回は、仲村の「好きなものは好き」という気持ちを大きく揺り動かし、特撮への熱い想いが蘇ることになります。
「待っててよエマージェイソン」
「忘れない」
「思い出せるよ」
「みんなを好きな気持は消えてなくなるわけじゃない」
「きっと僕らはまた会おう」
そして仲村はエマージェイソンとまた会えた。
幼き頃に見たエマージェイソン。
高校のときに見たエマージェイソン。
そして現在の仲村が見たエマージェイソン。
「エマージェイソン」という作品は、仲村にとっては特撮を愛する気持ちの原点ともいえるものなんですね。
「トクサツガガガ」の最終回で
「エマージェイソン」の最終回を見て
涙する仲村を見て
涙する私
ダミアン、みんなで仲直りしよう！
「好きな気持ちはなくならない」という想いに気づいた仲村は、ダミアンとともにみんなで仲直りすることを決意します。
そんな仲村とダミアンを応援に現れるジュウショウワンの演出が最高に勇気付けられますね。
「あきらめない」を教わった
ジュウショウワンのみんながついてる
好きな気持ちは誰にも奪えない。
毒濁刀はもういらない！隠れオタ仲村の戦いは続く
兄ちゃんの助けを借りず、勇気を出して単身母の家へと帰る仲村。
迎えたお母ちゃんはただ一言「入り」といって仲村を家に招き入れます。
家に帰る前に立ち寄った懐かしのおもちゃ屋で、仲村は母との懐かしい記憶を思い出し、あるおみやげを母に渡します。
今の仲村親子の間には多くの言葉は必要ない。
ジュウショウワン風にいうと、お互いを意のままに操る毒濁刀はもういらない、といったところでしょうか。
シシレオーが毒濁刀を手放す演出はとても良かったですね。
ゲンカ母と和解した仲村は、今日も今日とて隠れ特オタとしての人生を全力で歩み続けます。
記念すべき第一歩は、てれびキッズを「非実在甥戦法」で買うこと。
自分へのご褒美のために。
レジが三浦参謀長！
まとめ
ドラマ「トクサツガガガ」第7話（最終回）「スキナモノハスキ」を視聴したあkんそうについて書きましたが、いかがだったでしょうか？
とうとう今回で完結してしまいましたが、まさか原作コミックスの先を追い越すところまで描かれ得ることになろうとは思いもよりませんでした。
前回の「じゃかましい！」インパクトが強かったため、今回はどのような激しい展開が繰り広げられるのかと思っていたのですが、最後は仲村の特撮好きの原点をド直球に表現するという実に気持ちのいいお話でした。
ドラマ「トクサツガガガ」は原作の名場面を上手にピックアップして見事に組み合わせるだけでなく、ドラマならではの振り切ったヤリすぎ演出が本当に素晴らしかった。
ぜひとも続編もしくは特別編でまた作って欲しいものです。
以上、ドラマ「トクサツガガガ」第7話（最終回）の感想でした！
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