アニメ「ダイの大冒険」観てますか?
今回はニセ勇者一行の魔法使いまぞっほと、ひとかけらの勇気を発揮するポップの活躍、そして紋章パワーを炸裂させるダイの強さに注目です。
まぞっほの助言
ニセ勇者一行の魔法使い・まぞっほがポップにアドバイスしていましたね。
まぞっほからの仲間への勧誘に対し、ポップはアバンの使徒であることを理由に断るわけですが……そもそも今のポップの行動はアバンの使徒を名乗るには残念ながら値しない。
ポップに水晶玉を通じてダイたちの様子を見せたところ……ポップは自分の勇気のなさを不甲斐なく感じてしまう。
そこでまぞっほは今のポップに的確すぎる助言を与えるんですね。
勇者とは勇気ある者のことを指すけれど……その勇気は相手によって出したり出さなかったりするものじゃない。
誰が相手であろうと変わりなく勇気を発揮するもの……まぞっほの勇者論は今のポップに確かなきっかけを与えてくれた。
ひとかけらでも勇気があるなら、ダイ達を助けるべき……いくつもの挫折と失敗を繰り返してきたまぞっほだからこそ、ポップに響くものがあったんでしょうね。
ある意味今回の最大の功労者は案外まぞっほなのかもしれませんね。
ガクブルポップの小さな勇気
ダイたちの元へと駆けつけたポップは、ガクガクブルブルな状態ながらも、小さな勇気を振り絞ってクロコダインに1対1の決闘を申し込んでいましたね。
クロコダインの自尊心を上手に挑発し「決闘」に持ち込むことにより、瀕死のダイ達への手出しを封じると同時に、洗脳されたブラスじいちゃんの戦闘への加入も封じる……ポップにしては上々の策だったように思います。
そしてポップはとっておきの呪文「メラゾーマ」を放つのですが……クロコダインの真空の斧の風の防壁により、直撃にまでは至らない。
クロコダインの反撃を受け、ポップは激痛に悶え苦しむも……「もう逃げない」と決めたポップはクロコダインに立ち向かうことを決してやめようとしない。
今のポップは間違いなくアバンの使徒にふさわしい……この小さな勇気、大切にして欲しいですね。
まさかのマホカトール発動
ポップのマホカトールには驚かされましたね。
まさか見様見真似でアバンのマホカトールを再現してしまうとは。
ポップは自暴自棄な風を装って、杖を砕き、その欠片をブラスじいちゃんの周辺に五芒星になるよう配置。
クロコダインとの戦闘の最中、マホカトールを発動させ、見事にブラスの正気を取り戻してた。
マホカトールは破邪の呪文ということもあり、クロコダインですらその結界には手出しできないくらい強力なもの。
ポップって実は天才肌なところありますよね。
しかしポップは残りの魔力をすべてマホカトールに注ぎ込んだことから、もう身動きすることすらできない状態になってしまう。
ブラスじいちゃんさえ無事ならば、ダイは全力で戦える。
ポップは最初から自分の身を犠牲にする覚悟だったんですね。
そんなポップの覚悟はクロコダインの心に激しい葛藤をもたらすほどのものだった。
戦闘ではポップの負けだったかもしれないけれど……精神的な部分では完全にポップの勝利だったんじゃないでしょうか。
激おこダイの紋章パワー
ゴメちゃんの涙により奇跡の復活を果たしたダイ……今回の竜の紋章はいつになく強く輝いているように思えましたね。
激しい怒りにより覚醒したダイの紋章パワー……今回は全体的に作画が美しいこともあってか、ハドラーの時よりも一層の力強さを感じさせられましたね。
実際、クロコダインとの戦闘においては、真空の斧を素手で受け止めるだけでなく、刃を砕き握りしめ、クロコダインごとぶっ飛ばしてましたからね……はっきり言ってデタラメすぎる。
クロコダインは奥の手「獣王痛恨撃」に打って出る。
マァムとポップの機転により、剣を受け取ったダイはそれを「アバンストラッシュ」で迎え撃つ。
おお、なんてテンション上がる構図なんだ…。
真正面からお互いの必殺を打ち合う二人……結果はダイの「アバンストラッシュ」の圧勝。
致命傷を負ったクロコダインは、最後の最後に武人としての誇りを取り戻し、ダイ達を称えると敗北を認め、自ら城から身を投げて命を落とすこととなる。
これまで襲撃していたモンスター達はクロコダインの亡骸とともに一斉に撤退するんですね。
それにしても今回のダイの紋章パワーは別格に強かったように思いましたね。
それだけダイの怒りが強かった、ということでしょうか。
ダイの仲間を傷つけてはいけない……この戦いを見ていたザボエラはそのことも踏まえてきちんとハドラー様に報告するべきだと思う。
まとめ
アニメ「ダイの大冒険」第9話「ひとかけらの勇気」を視聴した感想について書きました。
今回はなんといってもやっぱりポップの活躍でしょうか。
クロコダイン相手に一歩も引かないどころか、アバンの大魔法「マホカトール」を見様見真似で再現するなど、天才的な一面も見せつけていましたからね。
そして、そんなポップに勇気を振り絞るきっかけをあたえたまぞっほの功績は計り知れないものがある。
ダイの紋章パワーもさらに強力さを増しているようだった。
それは裏を返すと今後の戦いが更なる熾烈なものになるということでもあるわけですが。
次回もとても楽しみですね。
以上、アニメ「ダイの大冒険」第9話の感想でした!
- 第1話『小さな勇者、ダイ』
- 第2話『ダイとレオナ姫』
- 第3話『勇者の家庭教師』
- 第4話『魔王ハドラーの復活』
- 第5話『アバンのしるし』
- 第6話『獣王クロコダイン』
- 第7話『マァムの想い』
- 第8話『百獣総進撃』
- 第9話『ひとかけらの勇気』
- 第10話『いざパプニカ王国へ』
- 第11話『魔剣戦士ヒュンケル』
- 第12話『ふたりのライデイン』
- 第13話『決着の瞬間』
- 第14話『氷炎将軍フレイザード』
- 第15話『恐怖の結界呪法』
- 第16話『大魔道士マトリフ』
- 第17話『不死身の救世主』
- 第18話『ヒュンケル対ハドラー』
- 第19話『アバン流最後の奥義』
- 第20話『今すべてを斬る』
- 第21話『マァムの決意』
- 第22話『デパートへ行こう』
- 第23話『竜の騎士』
- 第24話『竜騎将バラン』
- 第25話『戦慄の竜闘気(ドラゴニックオーラ)』
- 第26話『竜騎衆大接近』
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