アニメ「ダイの大冒険」11話感想!ヒュンケルの生い立ちにダイ共感

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アニメ「ダイの大冒険」観てますか?

 

 

今回はヒュンケルの鎧の魔剣と、勇者アバンを憎む理由、そして養父バルトスとの優しい親子関係に注目です。

 

 

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空裂斬は誰もできない

 

 

どうやらアバンの使徒達には空裂斬をマスターした人がいなかったようですね。

 

ダイはアバンの修行を3日間しか受けておらず、空裂斬は未習得。

 

一方兄弟子であるヒュンケルもまた空裂斬は使えないとのこと。

 

つまり、ダイの放ったアバンストラッシュは不完全なもので、ヒュンケル曰くまがいもの……「空裂斬」をマスターしないことには、すべてを斬ることはできないんですね。

 

アバンの修行さえ最後まで受け切ることができていれば、このような事態にはならなかったのでしょうが……こればかりは仕方がない。

 

 

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無敵で素敵な鎧の魔剣

 

 

ヒュンケルの鎧の魔剣……設定及びデザインともにとても秀逸ですよね。

 

まさにヒュンケルの代名詞とも言える最強の武器にして最強の防具なわけですが……大魔王からの支給品ともなれば、これくらいは当然といえば当然なのかもしれない。

 

個人的には着脱可能な多関節の剣がお気に入り。

 

このギミックはとても理にかなってると思うし、デザイン面でもかっこいい。

 

「ダイの大冒険」ではこういったオリジナルな装備やギミックが多数登場するのですが、この鎧の魔剣は特に印象的なんですよね。

 

またアニメでは鎧特有の質感も上手に表現されていて、コミックとはまた違った趣が生まれていてかなりいい感じに仕上がってますしね。

 

しかも性能がべらぼうに高い……イケメンだとここまで優遇されるものなのか。

 

ヒュンケル、はっきりいってズルすぎる。

 

 

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ヒュンケルの生い立ちにダイ共感

 

 

ダイがブラスじいちゃんに育てられたのと同様に、ヒュンケルもまた魔物に育てられたんですよね。

 

ヒュンケルの育ての親バルトスは魔王軍最強の騎士であると同時に心優しい武人でもあったんですね。

 

そんなバルトスが住まう兵舎では、周りの魔物達も優しく、ヒュンケルは何の違和感もなくすくすくと成長……バルトスにお手製の勲章をあげるなど、仲睦まじい親子の様子が描かれていた。

 

最初、アバンを親の仇と言った際には「何かの間違いでは?」と思ったものの……ヒュンケルの言い分は最もなもので。

 

ダイ達の正義と、ヒュンケルの正義……立場が違えば、それぞれが掲げる正義も違ってくる……ある意味当然といえば当然ですよね。

 

そして同じような境遇で育ったダイからしたら、ヒュンケルの生い立ちには共感を覚えずにはいられなかったことでしょうね。

 

実際、ヒュンケルの生い立ちを聞いてからのダイは、あきらかに戦意を喪失しているようだった。

 

一方で、長年に渡りアバンや人間への憎しみを募らせてきたヒュンケルは、独自に編み出した剣技「ブラッディー・スクライド」を容赦なくダイに放つ。

 

このあたりはどちらの立場にも一定の理がある分だけ、正直判断が難しいところがありますよね。

 

なまじ養父のバルトスがかなり出来た人物なだけに、今回ばかりはどうしてもヒュンケルに感情移入してしまいますね。

 

 

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復活のクロコダイン

 

 

復活したクロコダインが絶妙のタイミングで割って入ってきましたね。

 

ヒュンケルにとってクロコダインは、魔王軍の中でも尊敬できる数少ない同僚の一人なのですが……人間に肩入れするクロコダインに大きな失望を抱くことになるんですね。

 

一方、ダイやポップ達との戦いを通じて、人間の素晴らしさを知ったクロコダインは、憎しみに囚われたヒュンケルのことを魔物ならではの視点で気にかける。

 

誇りを取り戻したクロコダインは、自ら体を張ってヒュンケルの攻撃を抑え込み、部下のガルーダに命じて、ダイとポップをその場から逃がすのですが……ただ一人、女性であるマァムに関してはヒュンケルの人柄を信じることに。

 

同じ魔王軍でありながら、対立することにはなったものの……お互いに確固たる武人気質を持ち合わせているもんだから、妙な信頼感があるんですよねこの二人。

 

実際、クロコダインが意識を失い倒れた際にも、ヒュンケルは「武士の情け」と部下に手当を命じてましたしね。

 

復活のクロコダイル……そうそうに退場とならなくて、とりあえず良かった良かった。

 

 

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まとめ

 

アニメ「ダイの大冒険」第11話「魔剣戦士ヒュンケル」を視聴した感想について書きました。

 

今回はヒュンケルの鎧の魔剣や、生い立ち、アバンとの関係などを中心に描かれており、ヒュンケルの人となりを多少なりとも理解できるお話だったように思います。

 

個人的には養父バルトスとヒュンケルの関係性がとても好ましく、ダイとブラスとまったく変わりないように感じた一方で、マァムの思いが届かないもどかしさに歯がゆさを感じたりもしました。

 

復活したクロコダインも良い仕事をしていましたね。

 

クロコダインやヒュンケルとは今後も末永く付き合っていくこともあり、今回のような敵対関係はむしろ逆に感慨深いものがありました。

 

次回もとても楽しみです。

 

以上、アニメ「ダイの大冒険」第11話の感想でした!

 

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