アニメ「俺を好きなのはお前だけかよ」見てますか?
今回は腐っても幼馴染なひまわり、健気なパンジー、ツバキの恩返しに注目です。
最後に汚いたんぽぽが咲きますが、気にしない気にしない。
ウソつきはお互い様。腐っても幼馴染
ジョーロとひまわりの良くも悪くも「幼馴染」な関係がよかったですね。
ひまわりがウソを付くときのクセをジョーロが見抜いているように、ひまわりもまたジョーロがウソを付くときのクセを見抜いていた。
その結果、ひまわりは先回りして例の本を手に入れることになるわけですが…。
この「相手のために」と良かれと思って取った行動が、微妙に少しずれてしまうあたりに、幼馴染独特の近すぎる距離感を感じさせるものがありましたね。
相手のことを考えすぎたために、自分のことが疎かになってしまう…相手もまた同じ思考をするわけですから、絶対に噛み合うことがないという…もどかしくもあり、尊くもある、絶妙のハーモニー。
二人に共通しているのは、自分のことよりも相手のことが大切、ということ。
そして気がつくとひまわりも「俺を好きなの」に加わり、ジョーロ争奪戦はますますヒートアップすることになってしまった…。
やっぱり「幼馴染」が参戦しないわけには行きませんよね。
サザンカさん、いらっしゃい
サザンカが客としてジョーロのバイト先に来店してましたね。
しかもカリスマ群のお仲間たちをお連れになって…サザンカさん随分と冷やかされてるご様子でしたが。
清楚な見た目とは裏腹に性格はきっついままではあるものの…またのご来店を約束してくれるなど、相変わらずの安定したツンデレっぷりにホッコリしてしまいましたね。
サザンカさんには今後とも頑張ってもらいたいところです。
ジョーロにはパンジーがいる
いつも自分を卑下しつづけるジョーロに対する、パンジーの思いがとても健気でしたね。
ジョーロがアルバイトを始めたきっかけは、パンジーから借りた高額な本を弁償するためだったわけですが、その実ほんとうの理由は自分一人の力だけで解決したかったからなんですね。
何かを成し遂げることで、周りと肩を並べたい…つまり今回のジョーロの行動は、他人のためではなく自尊心を守るためのものだったわけですね。
そのようなネガティブな理由でバイトして欲しくないパンジーは、学校での偽りの姿ではなく、本当の姿でジョーロに思いを伝えるわけですが…その時のパンジーの言葉がとても健気でいいんですよね。
残念ながらジョーロを怒らせるだけの結果になってしまったけど…「私があるわ」とか言われたら普通の健全な男子なら確実に惚れてまうやろ。
けれども、後日のジョーロの謝罪のあとは、お互いのわだかまりも解け、バイトに関してもお互いに理解が得られて何よりだった。
ただ、パンジーとしてはやっぱり放課後の時間を大切にして欲しい気持ちのほうが強かったんじゃないかな…。
でも貸した本のジョーロの「感想」がとてもステキだったから結果オーライか。
それにしてもジョーロはいったいいつデレるんだろう?
ジョーロの上位互換?
ジョーロの上位互換みたいなキャラが出てきてましたね。
名前は葉月保雄(はづきやすお)というらしいですが…見た目はどことなくジョーロに似ているんだけど、若干イケメン補正あり。
性格もイケメンでジョーロよりもかなり大幅にポジティブ補正がかかってる。
すべてのステータスにおいてジョーロより優れている印象でしたね。
何か裏があるキャラなのかな? と思ってたけど、普通にジョーロにアドバイスしてて、普通にいい人だったなぁ。
今後もちょいちょいアドバイスに出てくる感じなのかな?
ツバキの真・恩返し
ツバキにも何か良からぬ裏があるんじゃないかと少し心配だったんですけど、蓋を開けてみれば全然そんなことなかったですね。
ツバキ自身がジョーロに対して恋愛感情を抱いているかどうかはわかりませんが、彼女がジョーロに恩返ししたいというところに置いては一点の曇りもなかった。
ツバキはいつも自分を脇役のように卑下するジョーロに対し、ひそかに心を痛めていたんですね。
だから今回の恩返しでジョーロに何かを成し遂げたという成功体験をさせることで自信をつけてもらいたかった…ジョーロはモブではなく主人公なんだよ、と。
これこそが恩返しの真の目的だったんですね。
このボクっ娘転校生、ほんまにええ子やな…。
汚いたんぽぽが白いベンチに咲いてる
かつて花舞展のダンスパートナーを断ったたんぽぽがまた出てきてましたね。
例の白いベンチに座ってとんでもないお願いごとしてましたけど…パンジーとサンちゃんをくっつけるとはいかなる理由からなのか?
他人同士をくっつけるというはじめてのパターン…というかこれは絶対に受けたらアカンやつ。
不吉な白いベンチに咲いた一輪のたんぽぽ……とてもイヤな予感しかしない。
まとめ
アニメ「俺を好きなのはお前だけかよ」第9話「俺なりに考えた結果」を視聴した感想について書きました。
ツバキ登場からはじまった一連の流れも今回で一区切り、ということで気持ちよく終わるかと思いきや、最後の最後で次なる災厄なエピソードへと途切れなくつながってしまいましたね。
とはいえ、個人的にはツバキが本当にいい人のままだったことがとても嬉しかったかな。
このままツバキもジョーロに惚れたらいいかな、と思ったかな。
次回もとても楽しみです。
以上、アニメ「俺を好きなのはお前だけかよ」第9話の感想でした!
- 第1話『僕ってほんと、どこにでもいる平凡な高校生なんだ』
- 第2話『俺に襲い掛かる負のスパイラル』
- 第3話『俺はお前と会っていた』
- 第4話『俺がガンバった結果』
- 第5話『俺にしては、うまくいきすぎてると思ったんだよ……』
- 第6話『俺は、言う時は言う』
- 第7話『俺は意外な一面を知る』
- 第8話『俺の悲劇は気づくと始まってる』
- 第9話『俺なりに考えた結果』
- 第10話『俺だってたまには活躍する』
- 第11話『俺はいらないかもしれない』
- 第12話『俺が好きなのは……』
コメント