アニメ「ハイスコアガール」観てますか?
アニメ「ハイスコアガール」も10話目ということで、原作コミックスの第4巻の「22-credit」と「23-credit」にあたります。
ちなみにコミックス4巻の表紙は高校生になって髪が伸びた日高です。
前回のアニメ第9話で中学生編は終わり、今回の第10話からはいよいよ高校生編に突入です。
上蘭高校に落ちたハルオはどんな高校生になっているのか?
そして4巻の表紙を飾る日高は?
というわけで、今回はアニメ「ハイスコアガール」10話の感想について書きますね~。
- 時は1995年6月、ハルオは高校1年生
- 高校生になって垢抜けた日高
- 日高、ふたたびハルオん家に
- ハルオ、バイト始めたんだってよ
- ハルオは第二志望の高校に進学、宮尾も一緒
- ハルオはセガサターン派、日高はプレイステーション派
- 日高、ハルオをゲームセンターに誘う
- 落ち着きのないハルオ、落ち着いた日高
- 日高、ハルオにスパⅡX対戦を申し込む
- 日高・豪鬼 VS ハルオ・本田
- ガチャプレイから大きく進化した日高
- 次はヴァンパイアハンターで勝負!
- ハルオ・ビシャモン VS 日高・フォボス
- 街中で大野と爺やの姿が
- 受験の失敗はゲームで取り返す
- ストリートファイターZEROからやり直すぜ!
- ガイルがいないからナッシュ?いやガイだ!
- ゲームのサントラでモチベーションアップ
- ハルオのことを心配するイケメン宮尾(少し○○疑惑が)
- やっぱり「大江戸ファイト」はだめだったか
- 思わぬタイミングで日高と遭遇してしまうハルオ
- 真サムライスピリッツでリベンジなるか?
- ハルオ「半蔵」 VS 日高「ナインハルト・ズィーガー」
- 別のゲームでも立て続けに敗北するハルオ
- イーアルカンフーからやり直し
- 「ガール ミーツ ガール」日高と大野
- まとめ
時は1995年6月、ハルオは高校1年生
残念ながら上蘭高校には合格することは叶いませんでしたが、なんとか高校1年生になれたハルオ。
次世代機のセガサターン、プレイステーションの出荷台数が100万台を突破。
この2つの機種のおかげで、アーケードゲームが次々と家庭用に移植されるようになりました。
そしてハルオもその恩恵をしっかりと享受しているようです。
きっと高校進学のお祝いに買ってもらったのでしょう。
夜中にセガサターンのバーチャファイターの練習に励んでいます。
ハルオママの夢の中にまで「南無」という声が聞こえてくるほどに。
高校生になって垢抜けた日高
高校生になってロングヘアーになり、垢抜けた印象の日高。
駅で日高に一目惚れした他校の男子に告白されるも、好きな人がいるという理由で断ってしまいます。
中学生の頃はおとなしめの女の子だったのが、高校生になってからはよく告白されるようになったようです。
男子との出会いが皆無の女子校に進学した日高は、そばにいた女友達に「ゼータク者」としかられた上、好きな相手が誰か白状させようと詰めよられます。
日高は黙秘権を発動。
ハルオのことが好きなことは、まだ宮尾にしかバレていないようですね。
高校生になって垢抜けても、日高はやっぱり日高ですね。
日高、ふたたびハルオん家に
ハルオの様子が気になる日高は、学校の帰りに通りかかったハルオの家の様子をついつい気にして見てしまいます。
偶然に買い物帰りのハルオママに出会い、強引にハルオの部屋まで連れ込まれてしまいます。
このハルオママの強引さが意外といい仕事するんですよね。
なにはともあれ、日高、ひさしぶりのハルオん家です。
ハルオ、バイト始めたんだってよ
いきなりハルオの部屋の扉を開け放つハルオママ、そして驚くハルオ。
たまたま「バーチャファイター」をプレイしていたから良かったものの、「アイドル雀士スーチーパイ」とかしてたら確かに気まずくなってたかも。
というかハルオ「スーチーパイ」持ってるのかな。
ハルオの部屋におじゃました日高は、
高校生活はどう?慣れた?
とハルオに聞きますが、
早くも勉強についていけない状況だよ
と返すハルオ。
もともと勉強する習慣がなかったハルオは、高校生活には慣れたものの、やはり勉強にはついていけてないようです。
上蘭高校に落ちた時点で勉強に対するモチベーションが無くなってしまったのかもしれませんね。
「バイト始めたんだって?」
との日高の問いに対し、ハルオは
「早朝4時~7時までの流れ作業の弁当作り」
と返します。
3時間の流れ作業をしながらも、頭の中ではゲームをプレイしているので、それなりに楽しんでいるようですね。
バイトの目的は当然、これから登場するゲームソフトのためです。
ハルオは第二志望の高校に進学、宮尾も一緒
上蘭に落ちたハルオは奇跡的に第二志望の高校に進学したとのこと。
どうやら宮尾と同じ高校のようです。
残念ながら上蘭に合格することは叶いませんでしたが、ハルオと一緒の高校に進学できた宮尾はとても喜んでたようですね。
日高は親の方針で女子校に進学したため、ハルオと学校が別れてしまい、少し寂しそうでしたね。
また同時に上蘭に進学した大野のことについても聞こうとする日高でしたが、ハルオの質問にかき消されてしまいます。
ハルオはセガサターン派、日高はプレイステーション派
アーケードゲーマーであるハルオは、アーケードの移植が多いセガサターンを選びましたが、日高が所持しているハードはプレイステーション。
日高が持っているプレステに興味津々のハルオは持っているソフトについて声を荒げて質問します。
確かに自分が持ってないハードのソフトってやたら気になりますからね。
私もハルオと同じくセガサターンを選択したものですから、プレステのことが気になって気になって仕方がありませんでした。
日高が持っているプレステのソフトは次のとおり。↓↓
MYST
鉄拳
悟空伝説 ~MAGIC BEAST WARRIORS~
「MYST」と「鉄拳」は定番ですが、「悟空伝説」はハルオのいうように確かにシブい(というかシブすぎる)チョイスですね。
「悟空伝説」に激しく食い付いてきたハルオに対し、日高は、
「気になるならウチに来ればいいじゃない」
とサラッと誘います。
さすが垢抜けた日高。
中学生のときと違って、なんだか余裕ある対応です。
しかしセガサターン派のハルオは断固拒否。
「今更プレステに浮気するワケにはいかねぇ!」
その気持ち、とてもよくわかります。
日高、ハルオをゲームセンターに誘う
部屋に引きこもりがちのハルオを日高はゲームセンターへと誘い出します。
最近ゲームセンターに顔を出していなかったハルオとは反対に、日高はよくゲームセンターに通っているとのこと。
ハルオが喜びそうなゲームがどんどん出てきているというのに、ゲームセンターに全く姿を表わさないことに対し、日高は少し不安を感じると同時に心配しているのでしょうね。
高校に進学してからのハルオはちょっとらしくありませんから。
ハルオ本人は「金銭面」や「サターン」を言い訳にしているようですが・・・。
落ち着きのないハルオ、落ち着いた日高
ゲームセンターに入るなりキョロキョロと落ち着きのないハルオ。
一方の日高はちょくちょくと足を運んでいることもあり、とても落ち着いた様子。
どうやら久しぶりのゲーセンでさすがのハルオもちょっと緊張しているようです。
確かに新しいアーケードゲームがぞくぞくと投入されていますからね。
「クロノトリガー」や「RPGツクール」に翻弄されている場合じゃないぞハルオ。
クロノトリガー
RPGツクール
日高、ハルオにスパⅡX対戦を申し込む
スパⅡXの対戦にハルオを誘う日高。
本人曰く、結構練習して強くなったそうですが、そんな日高に対してハルオは激昂します。
「ヒヨッコが跳ねっ返りくさって!
ボコボコにして悔し涙を流させてやる!」
大野との対戦にそなえ、研鑽に励んできたハルオにとってはスパⅡXは特別なゲームであるといえます。
よりによってそのスパⅡXでハルオに対戦を挑むとは・・・。
なかなか不敵で素敵です日高。
日高・豪鬼 VS ハルオ・本田
スパⅡX対戦で日高が選択したキャラクターはなんと豪鬼。
豪鬼を選択するためには特別な操作が必要で、失敗すると茶色リュウになってしまうという、リスクも伴います。
スパⅡX・豪鬼の出し方
しかし日高は豪鬼を出すことに失敗したことがないとのこと。
これも日高の天性の才能が為せることなのでしょう。
なにせゲーム初心者のころから複雑なコマンド入力に成功させてきたくらいですからね。
日高、恐ろしい子。
そんな日高を見ても余裕(強がり?)を見せるハルオが選択したキャラクターはなんとエドモンド本田。
スパⅡXの先輩として日高に胸を貸すつもりなのかもしれませんが、そのキャラクター選択は豪鬼相手にちょっとどうなんだろう。
ガチャプレイから大きく進化した日高
豪鬼を選択した日高のプレイはゲーム初心者だったころとは比べ物にならないくらいに上達していました。
斬空波動拳で牽制してからの、↓大Kで本田を転ばし、
「足元がお留守ですよ~」
と余裕の表情。
さらには「めくりジャンプ大K → 大パンチ → 灼熱波動拳」というコンボまで決めて快勝。
もはやガチャプレイヤーだったころの面影は全くありません。
日高・豪鬼にボコボコにされ敗北したハルオは、
「悔しくてオシッコがもれそうだ」
とめちゃくちゃ悔しがります。
その気持ち、めちゃくちゃわかるぞハルオ。
次はヴァンパイアハンターで勝負!
悔しさに打ち震えるハルオが次に選んだゲームはヴァンパイアの続編である「ヴァンパイアハンター」。
対戦経験は少ないものの前作からやり込んでいたということで、負けるわけがねぇ、と豪語します。
ハルオが選択したキャラクターはもちろん「ビシャモン」。
対する日高が選択したのはボスキャラの「フォボス」。
かなり玄人向きのキャラクターを選んできましたね。
日高ってボスキャラが好きなのかな?
ハルオ・ビシャモン VS 日高・フォボス
前作からかなりやり込んでいたというハルオ・ビシャモンと、やり込み度未知数の日高・フォボス。
ヴァンパイアハンターでの対戦ダイヤグラムは
- ビシャモン:7
- フォボス:3
とビシャモンにかなり有利な状況。
単純に考えるとハルオが圧勝しそうなシチュエーションですが・・・。
手慣れたチェーンコンボでボコられ、
コンフュージョナーで空中に浮かされてボコられ、
最後はエスペシャルジェノサイドバルカンでトドメ。
いざフタを開けてみると、日高・フォボスに「手も足もヒトダマも出せない」ほどにボコボコにされてしまいます。
愕然とうなだれるハルオに対し、可愛い笑顔で上達をアピールする日高は、本当におそろしい子。
長らくゲーセンに足を運ばなかったハルオは、対CPUと対人とでは上達のしかたが違うということすら忘れてしまっていたんですね。
日高に敗れて悔しさのあまり足の震えが止まらないハルオは、誇りを打ち砕かれてゲーセンを後にします。
街中で大野と爺やの姿が
日高に敗れ絶賛自己否定中の帰り道でハルオは遠くに大野と爺やの姿を発見します。
爺やが持っているのはパチンコの景品でしょうか?
なんだかふたりともご機嫌そうです。
しかしハルオは声をかけずに見つからないように身を隠してしまいます。
大野と同じ上蘭高校に合格できなかったことについて、かなり引け目を感じているようです。
合格したら大野にハルオの本当の気持ちを伝えるはずだったのに、それが叶わなかったわけですから無理もありませんよね。
高校に進学してからのハルオは、なんだかあまり楽しそうじゃありませんね。
受験の失敗はゲームで取り返す
日高に対戦で勝てないようでは、大野にとうてい勝てるはずがない。
対戦格ゲーで大野に勝利することを望んできたハルオですが、さすがに今回の敗北はかなりこたえたようで、ゲーセンから足を洗うことまで考えてしまいます。
しかし、そんなときにいつも励ましてくれるのが心の中のガイルさん。
「NOだ!NOだ!
あきらめちゃダメだハルオ!」
「若いくせに少しくらいの敗北でもう挫折か!」
そして今回は新たにVFのアキラも加わります。
ハルオに鉄山靠をかまし勝利の決め台詞。
「10年早いんだよォ!」
こういうときのハルオのゲーム脳は本当に便利でうらやましいです。
この励ましにより目が覚めたハルオは、ゲーセンの感覚を取り戻すべくゼロからやり直すことを決意します。
「俺より強いやつ(大野)に会いに行く!」
がんばれハルオ!
ストリートファイターZEROからやり直すぜ!
ゼロからやり直すと決意したばかりのハルオの前にあらたなゲームが登場します。
その名は「ストリートファイターZERO」。
「ダッシュ」「ターボ」「スーパー」「X」と来て、次は「3」か?と思わせておいてのまさかの「ZERO」。
まさにハルオのゼロからの再出発にふさわしい作品といえますね。
ガイルがいないからナッシュ?いやガイだ!
「ストリートファイターZERO」はその名が示すとおり、ストリートファイターⅡよりも前の時代設定となっています。
リュウやケン、春麗といったストⅡで登場していたキャラクター達は見た目も若くなっていますし、春麗に関しては戦闘コスチュームも異なります。
また初代ストリートファイターに登場していたアドンやバーディ、ファイナルファイトに登場していたガイやソドムなどの懐かしのキャラクターも登場。
さらには新キャラクターとしてベガと因縁深いソウルパワーの持主・ローズや、ガイルの親友・ナッシュなども登場し、ストリートファイターシリーズやファイナルファイトシリーズから親しんでいた人にとってはたまらないゲームとなっています。
しかしストリートファイターZEROでは、ハルオの持ちキャラである「ガイル」は登場しません。
ガイルさんも
「今回、ボク出ませんよ」
と少し寂しそう。
そのかわり親友のナッシュが参戦していることから、てっきりナッシュを選択すると思いきや、ハルオが選んだのはガイ。
名前が似てるから?
それともファイナルファイトではガイを使っていたから?
ハルオの真意はわかりませんが、ガイルさんとナッシュはとても残念そう。
ちなみに私もストZEROではガイを使ってました。
対戦ダイヤグラムでは確かガイが最強だったように記憶しています。
実はハルオが過去の格ゲーで好んで使ってきたキャラクターって、どれも対戦ダイヤグラムで強いやつばっかりなんですよね。
- ストリートファイターⅡ 【ガイル】
- ストリートファイターⅡダッシュ 【ガイル】
- ストリートファイターⅡターボ 【ガイル】
- スーパーストリートファイターⅡ 【ガイル】
- スーパーストリートファイターⅡX 【ガイル】
- ヴァンパイア 【ビシャモン】
- ヴァンパイアハンター 【ビシャモン】
- ストリートファイターZERO 【ガイ】
ハルオには何か強キャラを嗅ぎ分ける能力のようなものが備わっているのかもしれませんね。
ゲームのサントラでモチベーションアップ
最新ゲームだけでなく、初心に帰るためにかつてプレイしたゲームのサントラで当時の感動を呼び起こし、モチベーションをアップさせるハルオ。
タイトーのダライアスが含まれているあたりがツボを押さえていていい感じです。
タイトーのZUNTATAサウンドはほんと聞き惚れますからね。
当時は他のゲームとは一線を画するものがありました。
ふたたび同じ学校に通うことになった土井には「ミスチルを聴きなさい」と言われますが、大きなお世話だコノヤロー。
サントラでモチベーションアップを図るハルオですが、同時に高笑いする日高の姿も頭をよぎります
ボコボコにされて敗北した苦い経験でしたが、雪辱を晴らすべくハルオは決意を新たにするのでした。
それにしても「ホホホホ」と笑い続ける日高もなかなかいいものですね。
スマホの目覚ましアラームに使いたいです。
ハルオのことを心配するイケメン宮尾(少し○○疑惑が)
学校の帰り道、ハルオは土井に大野のことについて聞かれますが、ヤケクソ気味に適当に答えを返すハルオの様子を見てイケメン宮尾はハルオのことを心配します。
大野とのことについてハルオにぐいぐい迫る宮尾。
「言わなきゃチューするぞ」
宮尾ってちょっとそっちの気があるのかな?
妙にハルオのこと好きだし。
でもかつては大野に告白するっていってたからノーマルだとは思うんだけど。
はっ!ひょっとしてどっちもOKの人なんだろうか?
まあどっちでもいいか。
上蘭に落ちたことを引け目に感じている様子を察した宮尾が、ハルオに親身になっていることに変わりはありませんからね。
やっぱり「大江戸ファイト」はだめだったか
帰りに寄ったゲーセンでハルオは格闘ゲームに励みます。
原作コミックスでは「大江戸ファイト」をプレイしていたシーンがあったのですが、やはりその残虐性からアニメ版では別のゲームに差し替えられてしまいましたね。
大江戸ファイト(原作コミックス)
風雲黙示録(アニメ版)
ま~こればっかりは仕方がありませんよね。
後にも先にも「大江戸ファイト」のような対戦格闘ゲームが日本から発売されることはもうないでしょうし。
それくらいインパクトがあるゲームでした。
思わぬタイミングで日高と遭遇してしまうハルオ
ハルオに気を使って、宮尾が土井を引き連れてメダルコーナーへと移動した矢先、プレイ中のハルオの背後には日高の姿が。
ボコボコにされて敗北したハルオは、夢の中でも日高に100連勝されたあげくナインハルト・ズィーガーをけしかけられる目にあったことを日高に話します。
夢の内容はともかくとして、ハルオの夢の中に登場できた日高は素直に喜びます。
ずいぶんと性格が変わりましたね、日高。
夢の話を聞かされてニマニマする日高にハルオは機嫌を悪くしてしまいますが、一方日高はというと、最近ハルオがゲーセンによく顔を出すようになって嬉しさが止まらないようですね。
「俺の闘志に火をつけたのは日高、お前だぜ」
と宣戦布告するハルオですが、当の日高はというと
「ほーへー」
と余裕の表情。
かわいいけど、ちょっと腹立たしいですね。
でもかわいい。
真サムライスピリッツでリベンジなるか?
メダルゲームで999倍の大穴を当てる土井をよそに、ハルオと日高の様子を見守る宮尾は、大野に見られたときのことを少し心配します。
一方、日高に宣戦布告したハルオが選んだ対戦格闘ゲームはSNKの真サムライスピリッツ。
ハルオが選択したキャラクター「半蔵」に対し、日高が選んだのは「ナインハルト・ズィーガー」。
日高の謎のキャラ選択基準に疑問を呈するハルオですが、日高はさらっとこう答えます。
「矢口君の悪夢を再現しようと思ってね」
高校生になった日高は垢抜けただけでなく、明らかにS寄りの性格になってきてるように思われます。
そこがまたいいんですけどね。
ハルオ「半蔵」 VS 日高「ナインハルト・ズィーガー」
肩を並べてゲームをするのは修学旅行の駄菓子屋以来かな?などと懐かしい思い出を語りながらも、日高の操作するナインハルト・ズィーガーはハルオの半蔵に対して大技を繰り広げます。
ティーガー・コップ → ファルケ・ナーゲル → エレファント・グリード
はっきりいってかなりえげつないです。
爆炎龍で反撃しようとするハルオの半蔵ですが、この攻撃も日高のナインハルト・ズィーガーのファイヤー・ストゥームで弾き返され、一本目を日高に取られてしまいます。
まさに悪夢の再現。
「悔しすぎて日高の頭にかぶりついてやりてぇ!」
たしかにこの一本目の負け方は悔しい。
その気持ち、とてもよくわかります。
一本目を落としたハルオですが、二本目はナインハルト・ズィーガーの技名について下品な質問を投げることで日高を動揺させ、なりふり構わない戦法で勝利を収めます。
技名をもごもご言う日高もかわいくていいですね。
しかしゲームで勝つためとはいえ、女子に卑猥な下ネタを投げかけるハルオは、ゲームに関しては血も涙もありませんね。
しかし三本目はナインハルト・ズィーガーのヴルカーン・エクスプロイズンで体力を削られてあえなく敗北してしまいます。
ここまでくると日高の実力は間違いなく本物だといえるでしょう。
別のゲームでも立て続けに敗北するハルオ
なんとしても雪辱を晴らしたいハルオはゲームを変えながら日高に対戦を挑み続けます。
「ザ・キング・オブ・ファイターズ94」ではサカザキユリの覇王翔吼拳で。
「ストリートファイターZERO」ではサガットのタイガーレイドでトドメを刺されてしまいます。
それもそのはず。
ハルオの気持ちが自分のほうに全く向いていないことを察した日高はある決心を固めていたからです。
それはハルオと同じゲームという土俵に立ち、その土俵でハルオに勝ち続けることで自分に関心を持ってもらうということです。
ハルオを一途に想う女心が日高をここまで強くしたんですね。
やり方はちょっと強引ですが、日高が健気であることには変わりありません。
イーアルカンフーからやり直し
またしても完膚なきまでに叩きのめされたハルオに対し、日高は容赦ない言葉をハルオに放ちます。
「もしかしてイーアルカンフーからやり直したほうがよくて?」
さらには
「今の矢口君ならストⅡでも勝てちゃうかも」
とどめに
「あ~あ、なんかやり足りないなぁ~」
日高、渾身の言葉のコンボですね。
言葉でも打ちのめされたハルオは捨て台詞を残して泣きながらゲーセンから走り去っていきます。
「やってやらぁ!ファミコン版のイーアルカンフーからやり直してやらぁ!」
ハイスコアガールにとっての格ゲーの原点ってやっぱり「イーアルカンフー」なんでしょうかね?
イーアルカンフーで強くなれるかどうかはかなり怪しいところですが、イーアルカンフーが名作であることには変わりありません。
「ガール ミーツ ガール」日高と大野
泣きながら走り去るハルオを見て調子にノリすぎたことを反省する日高。
ハルオと日高の様子を見ていた宮尾は、日高のことを「ドS認定」します。
一方メダルゲームで大量のメダルをゲットすることに恐怖を感じている土井は、ハルオと日高の様子を見て嫉妬の炎を燃やします。
そんな土井に対して辛辣な意見を述べる宮尾。
ハルオに対してはとことん親身な宮尾ですが、土井に対してはいつもどこかトゲがありますね。
さすが人の心に関しては察しのいい男です。
ハルオに去られた日高はもう少し練習してから帰ることに決め、500円を手に両替機に手を伸ばしますが、そこには同じく手を伸ばした大野の姿が。
この二人、ゲームセンターで会うのは二度目ですが、ちゃんと顔をあわせたのは初めてのことです。
はじめてのツーショット。
これは大変なことになりそうな予感がします。
それにしても土井はどこまでメダルを増やすんだろう。
まとめ
アニメ「ハイスコアガール」10話を観た感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?
今回から高校生編に突入ということでしたが、日高の変貌ぶりに驚きを隠せない回となっていましたね。
ハルオという男に対する想いがここまで日高を変えることになろうとは。
やはり恋する乙女というものは、その進化もとどまるところを知らないのでしょうかね?
またついにゲーセンという戦場で出会った日高と大野がどのように絡んでいくのか?
そして「豪指のハルオ」の復活はなるのか?
次回のハイスコアガールも展開から目が離せませんね!
また一週間楽しみに待ちたいと思います。
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