アニメ「ゴブリンスレイヤー」観てますか?
前回の第4話では妖精弓手、鉱人道士、蜥蜴僧侶など銀等級冒険者たちの活躍を存分に楽しめましたね!
同じ銀等級のゴブリンスレイヤーとの掛け合いや、切り札のスクロールの威力も見ものでした。
ハードな戦闘が続いていたゴブリンスレイヤーですが、今回の第5話では日常シーンが描かれるということで、ゴブリンスレイヤーの新たな一面が観られるかもしれませんね。
というわけで、今回はアニメ「ゴブリンスレイヤー」第5話を視聴した感想について書きますね~。
お、「ブランニュー・デイ」を組み合わせてきたぞ
これまでは割と原作の流れを忠実に描いてきたアニメ「ゴブリンスレイヤー」ですが、ここに来て大胆な話の組み換えを行ってきましたね。
新米戦士と見習聖女の棍棒の話は、本来なら原作小説の4巻、コミカライズ版は「ゴブリンスレイヤー ブランニュー・デイ」に載っているお話なんですよね。
しかし作品中の時系列で考えた場合だと、今回の日常編に組み込まれてもなんら不都合はなく、むしろ順番的には正しいと判断されたのでしょうか。
なんとなく予想はしていたのですが、まさか本当に「ブランニュー・デイ」を組み合わせてくるとは。
個人的には全然オッケーですよ。
ただ、ひとつ残念だったのは棍棒を髪留めの紐で落下防止の措置を施すシーンがなかったことでしょうか。
これ、後のちょっとした「いいシーン」につながる伏線になるんですけどね~。
ゴブリンスレイヤーの定位置はやっぱり原作とは違うのか
原作小説やコミカライズ版においては、ゴブリンスレイヤーのギルド内のおなじみの定位置は待合室にある長椅子なのですが、どうもアニメ版では丸テーブルで立って待つ、というのが定位置となっているようです。
ささいな事かも知れませんが、私は冒険から疲れて帰ってきた女神官が、ベンチでゴブリンスレイヤーに持たれながらぐったりしているシーンがとても大好きなんです。
「ブランニュー・デイ」で、新米戦士と見習聖女が話しかけるときに「静かにしろ」と隣で寝ている女神官を気遣うあのシーン・・・残念ながらアニメでは描かれることはありませんでした。
なぜ丸テーブルに変更しちゃったんだろう。
ゴブリンスレイヤーの素顔はお預けか
原作やコミカライズ版では、ゴブリンスレイヤーの鎧兜を脱いだ姿が描かれているのですが、アニメ版ではそのあたりの描写はバッサリとカットされていましたね。
これはおそらく後々の展開を汲んで、あえて素顔を見せるシーンを描かなかったのでしょう。
アニメ版「ゴブリンスレイヤー」は1クールで描く全体の構成について、かなり練り込んでいるみたいですね。
これは1クールのラスト、相当期待できるんじゃないでしょうか。
銀等級の3人はいつも楽しそうだな
ゴブリンスレイヤーが牛飼娘の手伝いでギルドで荷降ろしを手伝っているところに通りかかったのは、妖精弓手、鉱人道士、蜥蜴僧侶の3人の銀等級冒険者。
いつもは泰然としているのに、モジモジとしながゴブリンスレイヤーにチーズをせびる蜥蜴僧侶。
いつものように妖精弓手をからかい、石を投げつけられる鉱人道士。
みんな種族が違うという異色のパーティーながらも、彼らはいつも楽しそうですよね。
彼らが加わったことで、今後の展開にさらなる広がりが期待できそうです。
おお、コミカライズ4巻につなげてきた!
今回は「ブランニュー・デイ」をつなげてきただけでなく、さらに大胆なアレンジをしてきましたね。
なんと原作小説の2巻、コミカライズ版での4巻へと話をつなげてきました。
受付嬢がゴブリンスレイヤーに圃人(レーア)斥候の昇級審査の立会をお願いするお話のことです。
剣の乙女編へとつなげるための呼び水となるお話なのですが、この段階で圃人斥候を出してくるということは、ひょっとすると更にアレンジされる可能性があるのかも。
いっしょにいた監督官の司祭が語る魔神王に打ち勝った「剣の乙女」を含む6人のパーティー、最近連載が始まった「ゴブリンスレイヤー外伝 鍔鳴の太刀(ダイ・カタナ)」のビジュアルにしっかりと合わせてましたね!
これは今後もオリジナルの描写が期待できるかもしれません。
それにしても、受付嬢って硬派でストイックな男がタイプだったんですね。
ゴブリンスレイヤーのことが好きなのも頷けますね。(どストライク!)
私は断然、受付嬢を応援してますからね!(何のだ)
やっぱり1クール目のクライマックスは「牧場編」か?
「剣の乙女」からの依頼を匂わせる描写で幕引きとなった第5話ですが、次回の第6話にして早くも「剣の乙女」の登場となりそうですね。
とうとう出てくるか~あの「壊れた乙女」「剣の乙女」が。
「剣の乙女」編を前倒しするということは、やっぱり1クール目のクライマックスは「牧場編」となる可能性が高そうですね。
だからなのかな、今回ゴブリンスレイヤーが鎧兜を脱がなかったのは。
「牧場編」はゴブリンスレイヤーという作品の中において、屈指の盛り上がりを見せるエピソードですから、やはりこれを最後に持ってくるのは当然の結論なのでしょう。
これは楽しみすぎるな。
まとめ
アニメ「ゴブリンスレイヤー」第5話を視聴した感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?
今回の第5話では大胆なアレンジが加えられ、物語の進み方も原作とは変えてきましたね。
まさに今回一番の英断。
ただ、全体的に駆け足気味での進行だったため、かなりカットされてしまった部分があったことが少しだけ残念でした。
しかし全体の構成から考えると、今回の第5話のアレンジはとてもいい仕事をしているようにも感じました。
これは1クール全部観終わるまで気が抜けませんね!
ああ、次の第6話も楽しみだわ~。
- 第1話『ある冒険者たちの結末』
- 第2話『小鬼を殺す者』
- 第3話『思いがけない来客』
- 第4話『強き者ども』
- 第5話『冒険と日常と』
- 第6話『水の街の小鬼殺し』
- 第7話『死へ進め』
- 第8話『囁きと祈りと詠唱』
- 第9話『往きて、還りし』
- 第10話『まどろみの中で』
- 特別編『冒険記録用紙(アドベンチャーシート)』
- 第11話『冒険者の饗宴』
- 第12話『ある冒険者の結末』
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