「荒ぶる季節の乙女どもよ。」4話感想!レポート50枚の攻撃力

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アニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」観てますか?

 

今回主に荒ぶるのは【曾根崎り香】と【本郷ひと葉】の先輩お二人。

 

一人は合法的に、一人は非合法的に。

 

どちらも必見の面白さでした。

 

というわけで今回は、アニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」第4話「本という存在」を視聴した感想について書きますね~。

 

 

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レポート50枚の攻撃力

 

 

衝動の赴くまま、イメチェンした曾根崎り香は、メガネ無し、前髪パッツンのサラサラストレートに大変身。

 

クラスの注目を集めることになるんですけど、見た目だけで態度をコロっと変えるクラスメイトに対するり香はかなり辛辣だった。

 

曾根崎のことをモデルのえり香のようだ、と言っていた天城に対しては特に辛辣だったんですけど、空気を読むことに長けた天城は場の空気を和らげるため、あえて道化を演じて誤魔化す。

 

り香的にはそういう煮え切らない反応が一番許せなかったんでしょうね。

 

しかし、り香の逃亡先まで追いかけ、「好きになりかけてた」と本心を語る天城の反応は、キツイ言葉とは裏腹に、まさしくり香が求めていたアンサーだったんじゃないでしょうか。

 

好きになった理由を50枚のレポートで提出を求める無茶振りがとてもり香らしくて笑えましたけど…ほんとめんどくせえ女だな。(褒)

 

それにしても50枚とはふっかけたな…。

 

ふっかけられた天城は、意外なことにレポート書いてきた。(50枚)

 

拙い自分語りの男子独特の文章に鋭いツッコミを入れながらも、一生懸命にページをめくるり香…やがてレポートは「かわいい」という文字で埋め尽くされる。

 

ところどころ「わかいい」「かわいり」といった誤りを見つけツッコむものの、り香を全肯定する「かわいい」雨は、これまで数々の言葉で傷ついてきたり香の心にゆっくりと染み渡るんですね。

 

最後に書かれた言葉は「つきあってください」。

 

天城のレポート50枚の攻撃力は、り香にとって計り知れないダメージを与えたと思われます。

 

 

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杉本、いいヤツ

 

 

少し影が薄い小動物、もーちんこと須藤百々子…今回は出番らしい出番がありました。

 

予備校で半ば強引にカラオケに誘われてしまうんですけど、はしゃぐ男子のシモネタ選曲に絶えきれず脱落。

 

一緒にいた杉本くんとともにカラオケを出るんですけど、この杉本くんがちゃらそうな見た目とは裏腹に意外といいヤツでびっくりした。

 

転勤族のため、数々の学校を転々としていた杉本くんは、小学校時代に百々子と同じクラスだったことがあるという。

 

休み時間に百々子がひとり堂々と本を読む姿に尊敬の念を抱き、時折思い出していたという話なんですけど、男女の仲ではなく素直に仲良くなりたいという彼の人柄には、かなり好感が持てましたね。

 

杉本、いいヤツです。

 

健闘を祈る。

 

 

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ダークホース菅原氏

 

 

文芸部の鶴・菅原氏、今回はお悩み相談のパーソナリティみたいなことになってました。

 

和紗の悩みに力になってあげられないと苦悩する百々子に対しては、的確なアドバイスで優しくフォロー。

 

菅原氏は、きれいだけど飾ってなくて、マイペースで面白い。

 

『もっと仲良くなりたい』という百々子に対する菅原氏の返しが特に秀逸。

 

『すでに私の人生で出会った女子史上、いちばん中がイイよ。百々子ちゃんと和紗』(菅原氏)

 

百々子に神対応するいっぽう、クラスの女子・浅田にノートを踏みにじられた際には450円請求の塩対応をするなど、その落差は激しい。

 

ノートの一件の流れで、泉と廊下で会話することになるんですけど、今度はその泉から相談を持ちかけられるんですね。

 

おそらく和紗絡みの相談だとは思うんですけど…電車で仲良く話しているところを和紗に目撃され、衝撃を与えることになるのは完全に想定外だったでしょうね。

 

とはいえ、今の時点では泉が和紗のことをどう思っているのかはまだ未知数。

 

泉の本命、菅原氏説も可能性としてはあるだけに、予断は許しません。

 

泉争奪戦、新たなダークホース登場、かもしれませんね。

 

 

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JK嫌いのミロに欲情、ひと葉はリアルを求める

 

 

入院を繰り返す病弱なミロ少年は、幼いころから本を読み、強い自分をたくさん想像してきた。

 

ひと葉は「大部分はアダルトな想像」と揶揄するんですけど、ひと葉と二人きりのときのミロ先生は、なかなかに手強く動じることもない。

 

それどころか「女子高生に食指は動かない。汚いから」という持論を展開し、ひと葉のチャットを「中年男性のような性表現」すなわち「ベタだ」と切って捨てる。

 

キレたひと葉はミロ先生にまたがるという大胆な行動を取るんですけど、これにはさすがのミロ先生も激しく動揺する。

 

しかし、動揺していたのはひと葉も同じで、カーっと顔を赤くして部屋を飛び出すシーンは、今回の話の中では一番荒ぶってましたね。

 

学校では冷静なことが多いひと葉が、ここまで激しい感情を顕にするとは…。

 

この時、ひと葉ははじめて「欲情する」という感情を知ることになり、これまで届かなかった「リアル」の入り口がより具体的なものとなって姿を現すことになるんですね。

 

ミロ先生はベタじゃないことに激しく動揺する傾向がある。

 

だったら動揺させたろやんけ! ということでミロ先生に胸を触らせ「リアル」を求めるひと葉は、確実にミロ先生を社会的に殺そうとしてると思った。(ニヤリ)

 

 

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まとめ

 

アニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」第4話「本という存在」を視聴した感想について書きました。

 

今回はイメチェンしたり香、リアルを追求し欲情するひと葉、の二人が特に荒ぶっていましたね~。

 

とはいえ、微力ながらも百々子も小学生時代の同級生が登場するなど奮闘していたし、菅原氏はお悩みコーナーで大活躍…その結果、和紗のミスリードを誘うなど、ふたりとも今後ややこしいことになるであろう伏線をしっかりと張っていました。

 

和紗はひとり「えっちぃ」ことに悶々としながら一生懸命本を読んでたけど。

 

とにかく次週も楽しみです。

 

以上、アニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」第4話の感想でした!

 

アニメ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』感想一覧 2019年7月~

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