「テセウスの船」8話感想!みきおも計画の歯車のひとつ?

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ドラマ「テセウスの船」観てますか?

 

今回はいよいよ音臼小事件の当日。

 

思わせぶりなみきおの数々のミスリードで、とてもよく踊る心と文吾……そして新たに共犯者の存在が判明し、佐野家のみんなが大ピンチに。

 

 

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踊る小捜査線

 

 

心と文吾がみきおにいいように踊らされていましたね。

 

心と文吾はみきおが犯人であるということはわかってはいるんですけど、決め手となる証拠の類は一切なく、拘束する理由も見当たらない。

 

一方で、みきおは以前に心が持っていた未来ノートを手に入れており、心と文吾の行動が手に取るようによくわかる。

 

「計画は完璧」というだけあって、みきおは終始余裕を見せつけるかのように、思わせぶりな行動やあざとい演技などを繰り返してひたすらミスリードを誘うんですね。

 

粉入りジュースを友だちに飲ませようとしたり、お手伝いと称してはっと汁をかき混ぜたり……紛らわしい行動ばかりしよるな、このクソガキ。

 

そんなみきおに心と文吾は詰め寄るも、周りの大人と子供達はみきおの演技に騙された結果、心と文吾だけが分断される状況になってしまう……二人ともあんまり立ち回り上手くないからなぁ…。

 

そして肝心要のはっと汁には毒は入れられておらず……心の命がけの行動には肝を冷やしたものの、結果的にはっと汁による大量毒殺は起こることがなかった。

 

今更だけでやっぱりノートを取られたのは痛かった……おかげで心と文吾が面白いようによく踊る……二人だけの小さな小さな捜査線ではやっぱりダメなのかな。

 

 

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共犯者がいる

 

 

はっと汁による大量毒殺は起きなかったものの……今度は村から出るはずだった文吾の家族達がさらわれてしまった。

 

野菜入りの箱で車の進路を妨害し、和子がどけようとしたところを、家族もろとも誘拐されてしまったわけですが……犯人は車を運転していることから、みきお以外にも共犯者がいることがわかるんですね。

 

ただし、誰が共犯者かはわからない……心はお楽しみ会に参加していた大人達だと目星をつけていたけれど……ミスリード続きなもんだから、あんまり心の言うことも鵜呑みにできない(笑)

 

なんせみきおに未来ノート取られてますしね。

 

おそらく、心の推理はすべてみきおによってコントロールされていると思われる。

 

そして、みきおには共犯者がいるということで、今のところどっちが主犯なのかよくわからないものの……主導権を握っているのは依然としてみきお達であることだけは間違いない。

 

 

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正義の味方は一人でいい

 

 

みきおの目的は大量殺人そのものではなく、文吾の排除にあったようですね。

 

そしてなぜ文吾を排除したがるのかというと……文吾は鈴にとって一番の「正義の味方」だから。

 

共犯者に鈴達を誘拐させ、みきおが助けるというマッチポンプは、鈴に対しての「吊橋効果」を狙った可能性が高い。

 

心が知ってる未来のみきおは別人として生きている鈴と結婚していた。

 

それにタイムトラベルに興味を示したときも「誰と一緒にいた?」と、鈴との関係について気にしているようでしたしね。

 

とはいえ、単純に鈴に好意を持っているだけなら、わざわざ文吾を排除する必要などないんですよね。

 

普通に成長して、普通に交際して、普通に結婚すれば、文吾はみきおにとっては「お義父さん」になるんだから。

 

でも、みきおは小学生ながらもかなり重度の「サイコパス」……そして鈴の父・文吾は「警察官」という正義の味方……決して相容れない存在なんですよね。

 

みきおにとっての最良の未来には、鈴は要るけど、文吾は要らない。

 

下手すると鈴以外は誰も要らない可能性すらある。

 

正義の味方は一人でいい……でも、それはみきおであっては決してならないと思いました。

 

 

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みきおも計画の歯車のひとつ?

 

 

みきおと共犯者……どちらが主犯者なのかはよくわからないけれど、全体的な計画については共犯者のほうが立てているみたいでしたね。

 

「次はどうするの?」というみきおの言葉に対し、共犯者の出した答えは「スタンガン」。

 

とはいえ、すぐに場面が変わってしまったので、スタンガンを使った風を装ってるだけなのかもしれないけれど……見た限りではみきお本人も次の行動については把握していなかったように思います。

 

みきおを被害者に仕立て上げることにより、佐野文吾を新たな音臼小事件の犯人に仕立て上げる……音臼小で踊らせていたのも共犯者の計画どおりだったのか。

 

みきおも計画の歯車のひとつに過ぎなかったのか?

 

みきおと共犯者がどのような関係にあるのかはわかりませんが、とりあえず文吾が逮捕されることだけは確定してしまったようですね。

 

 

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まとめ

 

ドラマ「テセウスの船」第8話を視聴した感想について書きました。

 

音臼小事件当日…結局大量毒殺事件は起こらなかったものの、みきおには共犯者がいることがわかり、計画も変更されるなど、もはや事件の知識などなんの役にもたたない状況になってしまった。

 

今回は終始みきおのミスリードに振り回されてしまっていたこともあり、なんだか心と文吾の二人がとても頼りなく思えてきた……とてもいい人たちなんですけどね。

 

せめて金丸が生きていてくれたら状況はだいぶ違っていたと思うんだけど……今更言ってもはじまらないか。

 

みきおの共犯者が誰なのか……今はただそれだけが気がかりですね。

 

次回がとても楽しみです。

 

以上、ドラマ「テセウスの船」第8話の感想でした!

 

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