「テセウスの船」4話感想!最悪すぎる未来!最高の上野樹里!

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ドラマ「テセウスの船」観てますか?

 

父の冤罪を晴らすべく、過去に飛ばされ、未来に戻され、とにかく大変な心さんだけど……戻った未来はまさに最悪としか言いようがないものだった。

 

けれども、そんな状況の中においても決してあきらめない心の熱意が…ある人たちを動かすことになるんですね。

 

今回はそんな「ある人たち」に注目です。

 

 

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最悪すぎる未来

 

 

タイムスリップから戻った心(竹内涼真)に待っていたのは、まさに最悪すぎる未来だった。

 

母と兄が亡くなっただけでなく、妻だったはずの女性、田村由紀(上野樹里)とは結婚すらしていなかった。

 

それどころか音臼村事件を執拗に追いかける雑誌の記者になっていた……しかも心に録音機を差し向けてズケズケと取材する有様……もうほとんど真逆の立ち位置になってるやん…。

 

もちろん生まれたはずの心の子供もこの世に生を受けるはずもなく……心がまともな精神を保てているのが不思議なくらいでした。

 

あまりにも残酷過ぎるバック・トゥ・ザ・フューチャーな展開に、ただただ凹むしかなかったです…。

 

 

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文吾と心…31年越しの再会

 

 

収監中の文吾と、過去から戻ってきた心が、31年越しの再会を果たしていましたね。

 

再会した父・文吾は昔の面影を残しつつも、年老いて咳き込む姿はただただ弱々しかった。

 

それでも心との再会を喜ぶ笑顔には、当時の文吾と変わらぬ優しさが浮かんでおり、自分よりも子供達の幸せを願う姿に、思わず目頭が熱くなった。

 

父・文吾は心が未来に帰ったあとも、事件を阻止するべく尽力したものの、結局止めるには至らず……真犯人はオレンジジュースではなく「はっと汁」へと手段を変えて、事件を決行してしまったんですね。

 

結局、心の介入は何の役にも立たなかったのか……心も悔やんでも悔やみきれませんよね。

 

気になっていた金丸も、何者かによって突き落とされて殺害されたとのこと……マジで真犯人誰やねん。

 

そして文吾も……文吾としては子供達さえ自分の人生を歩めればいい、と次の裁判を完全にあきらめている様子だった。

 

そんな文吾が、姉の鈴が会いに来てくれたことを嬉しそうに話したり、別れ際に「1、2、3、ダー」をする姿に、視界が滲んで滲んでしかたなかった…。

 

 

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姉の家族がきな臭すぎる…

 

 

心の姉・鈴(貫地谷しほり)は、名前を変え、顔を変え、父との関わりを完全に断って、新しい家族と暮らしているわけですが……その家族構成がとにかくきな臭すぎるんですよね。

 

夫は当時の音臼小事件での被害で後遺症を負った車椅子の男・木村みきお(安藤政信)。

 

そして義理の母は、かつて心の同僚の教員だった木村さつき(麻生祐未)。

 

身寄りのないみきおは木村さつきに引き取られて義理の親子関係を結び、そして介護施設にてみきおがリハビリに励んでいたところ、改名した姉である村田藍と知り合ったとのこと。

 

みきおは藍が鈴であることを知らないとのことだったけど……木村さつきは何やら正体に気づいてそうな感じがしましたね。

 

隠しカメラで姉の様子を監視したり、心と由紀の密会時にも盗み聞きしていたりと、彼女の行動はとにかく不審なものばかり。

 

その割には、みきおと藍の間に子供が生まれることについては喜んでいる様子を見せている……彼女の目的はなんなんだろう…?

 

姉の旦那のみきおについては、まだまだ情報が少なくなんともいえないんですけど……ぶっちゃけ、この親子かはきな臭さしか感じない。

 

 

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姉と由紀…二人の心境の変化に注目

 

 

一生懸命に父の冤罪を晴らそうとする心に影響を受け、徐々に心境を変化させていく姉と由紀の姿がとても印象的でしたね。

 

音臼小事件で父・文吾が冤罪で捕まってからというもの、姉の鈴は相当に苦しい人生を歩んできたようで……その苦しさから逃れるためには父や心とも今後一生会わないと決意するほどのものだった。

 

けれども父との最後の面会で「1、2、3、ダー」を一緒にする姿には、親娘の深い愛情が滲み出ていたと思う。

 

それに心が遺族たちの中に木村さつきの姿を確認して諦めかけようとしたときも、最終的にはGOサインを出すなど、改めて田村家の家族の絆の強さを感じさせてくれました。

 

そして由紀のほうはというと、音臼小事件の遺族の苦しみにフォーカスする一方で、いつまでも自分の罪を認めない文吾に怒りを覚え、執拗に事件を追いかけるほどのものだったわけですが…。

 

父の冤罪を信じて疑わず、遺族たちの集会に手がかりを求めようとする心の熱意に、本人でさえ気が付かないうちに心揺さぶられているようでした。

 

実際、遺族たちの集会では、父や姉のことを思いあえて断念した心に代わって、音臼小事件の真実を追求し、情報の提供を求めるなど、大胆な行動に打って出てるだけでなく、「めちゃくちゃ怒られちゃった」とお茶目な一面を見せていた。

 

最初に不躾なインタビューをしてきたときとは一転して、めちゃくちゃ好印象な人物へと変わっていた……この展開はズルい、ズルすぎる…上野樹里最高(好き)

 

姉と由紀……二人の心境が少しずつ変化していく様子にとても胸が熱くなりました。

 

そして上野樹里最高。

 

 

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まとめ

 

ドラマ「テセウスの船」第4話を視聴した感想について書きました。

 

心が再び戻った未来は、まさに最悪としか言いようがない状況だったけど……31年ぶりに再会した父・文吾の優しさは変わらず健在だった。

 

姉や由紀の状況もかつての未来とは大きく変わってしまったけれど…二人の存在が心にとってはかけがいのないものである事だけは不変だった。

 

特に由紀については結婚すらしていないという、非常にショッキングなものだったにもかかわらず……彼女の心根は変わってないんだ、と感じさせるに充分なエピソードだったように思います。

 

次回もとても楽しみですね。

 

以上、ドラマ「テセウスの船」第4話の感想でした!

 

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