「ハイスコアガールⅡ」21話感想!ひとりの男として大野が好き

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アニメ「ハイスコアガールⅡ」観てますか?

 

今回はついにハルオが本当の気持ちに気づきます。

 

そしてついにハルオと大野の最後の戦いが始まります。

 

 

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ついにハルオが気づいた

 

 

ついにハルオが大野に対する本当の気持ちに気づきましたね。

 

思えばはじめて大野と出会ったのは小学6年生の時だったわけですが…気がつくと街のいたるところが大野との記憶に溢れてる。

 

バイクに乗りながらの大野との回想シーン…ゲームキャラクターも原作コミックを忠実に再現し、アニメならではの厚みが出ていましたね。

 

またガイルさんのCVを務める安元洋貴の語り口が雰囲気を盛り上げてくれるんですよね。

 

大野との思い出はほとんどがゲーム絡みなわけですが、寛容なハルオんちの事情と、特殊すぎる大野家の事情が大きく異なることもあり、二人にとっての「ゲーム」には他者には理解しがたい様々な思いがあるんですよね。

 

ゆえにハルオにとっての大野はゲームと切り離しては考えられない存在となっている。

 

そんなハルオがゲームに見も入らず、大野のことばかり考えてしまうわけですから、鈍感さには定評のあるハルオもさすがに気づいてしまったんですね。

 

大野のことが好きだと…ひとりの男として。

 

しかも「ライク」ではなく「ラブ」と来た…下心いっさいナシの純粋な「愛」。

 

宮尾が混乱するのも無理はない。

 

 

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ハルオを考える会

 

 

ハルオの部屋で、ハルオ本人がいる前で、堂々とハルオの「愛」について考える人々のお話が面白かったですね。

 

「ハルオを考える会」のメンバーは、

 

  • 宮尾
  • ハルオママ
  • 土井

 

の4名…桜は見ません。

 

宮尾がチクリを入れるところから始まるわけですが、実はそれほど真剣には考えてなかったりします。

 

宮尾は3割方、真は10割方面白がってるし、ハルオママも真と似たようなもんだと思う…土井は知らん。

 

けれどもハルオが大野に対する気持ちに気づいたことについては純粋に嬉しいらしく、特に真とハルオママの「長かったね~」は実感こもってましたね。

 

宮尾も少々悪ふざけしてる感はあったものの、恋愛感情だけでなくゲームも含めた部分への理解もあるので「ハルオを考える会」の中では、一番ハルオの気持ちを汲んで理解しているように思う。

 

土井は嫉妬しながらも、大人の階段をぼり始めたハルオに素直に感心するなど、意外にもまともな反応を示してましたね。

 

そんな彼らに対するハルオの受け答えもかなり真摯だったと思う。

 

はぐらかすことなく、迷いながらも自分の言葉で正直な心情を話してましたからね。

 

ハルオのこういう真面目な側面を見ると、あらためて「恋してるなぁ」と実感させられますね。

 

 

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決着はスパⅡX大阪大会で

 

 

土井の提案により、ハルオと大野の決着は大阪で開催される「全日本スーパーストリートファイターⅡX全国大会」で行われることに。

 

中学時代に修学旅行を抜け出して参加した例の大会ですね。

 

前の大会のときは大野のボタン不調による勝利という、なんとも苦い思いをしたわけですが…すべての決着をつけるための場としては申し分のない舞台ではないでしょうか。

 

再戦して決着をつけ、優勝したら大野に告白…いかにもハルオらしいですよね。

 

そんな息子に対しシモネタを炸裂させるハルオママは本当にいい性格してるよ…真とお下劣シリトリでもしてなさい。

 

 

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大野の決意

 

 

決着は大阪大会で…それを聞いた大野も強い意志を持って「何か」を決意していましたね。

 

打倒ハルオのためにゲーセンに通う大野…ザンギエフの仕上がり具合がえげつない。

 

全然ジャンプせずにバニシングフラットやダブルラリアットで圧力をかけまくり、近寄れば手放しレバー1回転での立ちスクリュー…。

 

あまりにもエグい仕上がり具合に周りからは「ザンギエラ」とか言われてましたね。

 

ハルオの全力に答える気マンマンのスタイル…ステキ。

 

けれども大阪大会はハルオとの最後の思い出になるかもしれないという…ザンギエフさんの心の声がなんとも切ない。

 

それにしても日高に会うと決意したときの、大野の安駄婆スタイルが超似合ってたなぁ…。

 

ゲームキャラを通じての大野の心理描写はかなり貴重ですしね…思わず食い入るように見てしまいました。

 

 

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言語道断な萌美先生

 

 

萌美先生の粋な計らいがよかったですね。

 

大野とハルオの男女二人だけでの大阪旅行…以前の萌美先生ならば烈火の如く怒り狂っていたんでしょうが…今回も怒り狂ってました。

 

けれどもそれは表向きのこと。

 

「言語道断」とは言うけれど「行くな」とも「許さない」とも言っていない。

 

しかも大阪旅行当日はあきれかえって実家に帰るとまで宣言する。

 

萌美先生もずいぶんと丸くなったものですよね…メガネも掛けてなかったし。

 

これもハルオとハルオママのおかげですよね。

 

言語道断な萌美先生…ステキ。

 

 

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真の涙

 

 

真がガン泣きしてましたね…それも大粒の涙がこぼれるくらいに。

 

大野家の方針により大野のロス移住が決定…しかも今月末。

 

決まった高校、決まった大学に行き、決まった相手と結婚する。

 

ようやくハルオが自分の気持ちに気づいたというのに…。

 

このあんまりな状況にさすがの真も涙を流さずにはいられない…普段はポンコツだけど優しさだけは本物なんですよね…。

 

もっと早くにロス移住について知らされていれば状況は変わっていたのかもしれませんが…あまりにも遅すぎましたね。

 

そして大野はすべてを受け入れ、決意してしまっている。

 

つまりハルオと大野の大阪大会は、

 

  • ハルオは勝って告白
  • 大野は勝って決別

 

という相反するものを賭けた戦いとなってしまったわけですね。

 

そりゃあ、切なすぎて涙も流すってもんですよ。

 

 

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まとめ

 

アニメ「ハイスコアガールⅡ」第21話「ROUND21」の感想について書きました。

 

ハルオが大野に対する本当の気持ちに気づいたのもつかの間、大野は今月末にはロスに移住してしまうという…。

 

そしてもう日本へは戻ってこないだけでなく、結婚相手まで決められているという残酷な事実に、なんか見ていていろいろと打ちのめされてしまいましたね。

 

小学校時代の別れもかなりツラかったけど、今回はその比じゃありませんからね…。

 

とはいえ、大阪大会でのリベンジマッチに心躍るのもまた事実…この大阪編、超絶甘い展開もあるからメチャクチャ楽しみにしてたんですよね。

 

次回もとても楽しみです。

 

以上、アニメ「ハイスコアガールⅡ」第21話の感想でした!

 

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