2018年9月4日、最強すぎる台風21号はその猛威を奮って、様々な被害をもたらしました。
そして我が家は停電に見舞われることに。
予想外に長引いた停電ですが、停電してから2日目の夜になんとか復旧。
そろそろ本格的に対策を打たねば、と思っていた矢先の復旧でした。
関西電力の作業者の方々が頑張ってくれたおかげです。
というわけで、今回は最強すぎる台風21号の停電から復旧までに感じた関電の底力について書きますね~。
2018年9月4日、台風21号直撃!そして停電!
9月4日は台風21号が直撃するとのことで、朝から家でゴロゴロとおとなしくしていた私と家族。
「地震か?」と思わせるほど建物を揺らし続ける強風に怯えながらも、それなりに平和に過ごしていた矢先。
外で暴風雨が吹き荒れる様子をふと窓から眺めていると、電線から火花が「バチバチッ」と飛び散り、停電。
一度はすぐに復電したものの、また火花が散り、ふたたび停電。
またすぐに復電するものと思いきや、今度はそのまま。
すぐに復旧すると思ってた
なかなか復電しないものの、今回の台風は足が早いので、過ぎ去ればすぐに復旧するものだろうと甘く考えていたのですが、一向に復旧するきざしは無し。
とりあえず情報を収集するべく、関西電力のホームページを見てみたけど詳しい情報はなかなか得られないため、ツイッターのリアルタイム検索などで調べたところ、同じように停電しているという声が多数書き込まれていました。
それでもすぐに復旧した、という人もいたため、こっちもそのうち復旧するだろう、とこのときはまだ思ってました。
停電範囲が広すぎる!
引き続きネットで情報を集め続けていたのですが、どんどんと膨れ上がる停電エリアに、私はだんだん不安に。(遅い)
最初は数万戸だったものが、時間がたつにつれて数十万、そしてついには100万戸を超える世帯へと広がってるじゃありませんか。
最強すぎる台風21号がもたらした停電範囲の広さは尋常ではありません。
結局その日は停電したまま・・・
昼の2時頃に停電してからは、復旧する兆しもなく、その日は結局停電したままの状態で過ごすことになりました。
電気のない生活がこれほど不便だとは・・・
私が経験した中では、阪神淡路大震災以来の長時間停電だったと思います。
電気がないと困る困る
電気がないとこちらが思っていた以上に困るものですね。
我が家が停電で困ったことをリストアップすると次のとおりです。↓↓
クーラーが使えない!
- 暑い!
扇風機も回らない!
- 暑い!
冷蔵庫が使えない!
- 中の食べ物が傷む!
- 氷が溶ける!
- 冷たいお茶を作れない!
換気扇が回らない!
- トイレの大が・・・!
電灯がつかない!
- 暗い!(特にトイレ、風呂)
お湯が出ない!
- 風呂が冷たい!
スマホが充電できない!
- これが一番つらい!
「停電で電気が使えない」ということが「ほんとうにツライ」ということを身をもって実感した次第です。
スマホがとにかく役に立つ!(バッテリーさえあれば)
そして今回改めて実感したのが、スマホがとにかく役に立つ!ということです。
バッテリーさえあればスマホは停電時において本当に役に立ちます。
停電していてもネットができる!
- テレビやラジオがなくても、サイト閲覧やSNSで情報収集ができる!
停電していてもゲームで遊べる!
- 電源がなくても「どうぶつの森」で触れ合える!
停電していても本が読める!
- 「君の膵臓をたべたい」を読んだよ!
暗いところでは明るいライトに!
- スマホのライトはなかなか強力!
あ、あと電話もできますね。
しかし、スマホのバッテリーが限界に・・・
停電になってから2日目。
やっぱり電気が使えない状態のまま、スマホをいじくりながら過ごし続けてきた私たち家族ですが、そんな楽しい?時間が終わろうとしていました。
そう、スマホのバッテリーが限界に・・・。
手持ちのモバイルバッテリー3台を駆使しながらスマホを延命し続けてきたのですが、そのモバイルバッテリーが全て残量ゼロになってしまい、残すはスマホ本体のバッテリー残量のみ。
バッテリーに気を使いながら慎ましやかにスマホを触るも、バッテリー残量が2%となり、いよいよ限界か?と思われたころ。
停電から復旧!
あとはもう眠るくらいしかないか・・・とあきらめかけた頃、突然コンセントのスイッチが点灯したんです!
ハッとして部屋のまわりを見回すと、今まで消灯していた電波時計や、液晶TVのLEDランプ、HDDレコーダーの液晶表示などがついているではありませんか!
そしてコンセントに指したままのスマホの充電器にスマホを接続すると・・・充電できる!
まさかのタイミングでの停電からの復旧。
はっきりいって、嬉しすぎる。
復旧にはもっとかかると思っていた
台風21号の被害状況を実際に街中を歩いて確認したのですが、それはもう凄まじいものでした。
- 根っこが抜けて倒れている街路樹
- 倒れている電柱
- どこからか飛んできた屋根、看板
- 電柱や電線にまとわりつくビニールや布
- 粉々に砕けた植木鉢
そんな状態の中、約200万世帯以上が停電。
それに対し関電は8,000人体勢での復旧作業。
かなり無茶なミッションだと思います。
一軒一軒家を訪ねて回っていた関電の方も「復旧には時間がかかる」とおっしゃっていたので、私もそれなりの覚悟はしていたつもりでした。
9月7日くらいを目処に復旧、とネット上ではアナウンスされていましたが、最悪1週間くらいは覚悟しないといけないのかな?と。
もし私が逆の立場だったら、とてもじゃないですが、9月7日までに完全復旧なんてできるとは思いませんもん。無理。
まとめ ~関電の底力を見た~
台風21号の停電から復旧までに感じた関電の底力について書きましたが、いかがだったでしょうか?
最強すぎる、としかいいようがない台風21号によってもたらされた大規模な停電。
8,000人の作業員による人海戦術により、停電から復旧するにいたった我が家ですが、まさかこれほど早くに復旧してもらえるとは夢にも思っていませんでした。
しかも復旧したのは夜10時を回ってからですよ。
おそらく昼夜を問わず不眠不休で復旧作業に当たられているのでしょう。
ツイッターの記事によれば、復旧作業中の作業員に対して罵声を浴びせる○○な人もいたようですね。(○○には好きな言葉をどうぞ)
今回の停電に関して言えば、とにかく関電の底力を見せつけられたな!というのが私の率直な感想です。
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