アニメ「新サクラ大戦 the Animation」観てますか?
今回は新たに新生莫斯科華撃団のカミンスキーとレイラが登場……正直めっちゃ胡散臭いです。
けれども彼らの実力は超本物……そんな新生莫斯科華撃団の霊子戦闘機での戦いっぷりに注目です。
空から変なのが降りてきた
莫斯科華撃団の空中戦艦から降りてきたのは、鉄仮面の少女達と傘を差したカミンスキー……アナスタシアさん曰く「変なの」が降りてきた。
正確には「飛び降りてきた」のが正解なんですけど……彼らは重力を制御するアイテムでも持ってるんだろうか……それとも能力的なもの?
いずれにせよ胡散臭さ満載のカミンスキーとその仲間たち……とりあえずカミンスキーに関して言えば、さくらに対して手品でバラの花一輪を捧げて美しさを称えるなど、如才ない一面を見せてはいた。
ただ、登場の仕方や、鉄仮面の不気味さのインパクトのほうが強く、個人的にはまったく信頼できない人たちだな……と感じた。
お前に食わせるジャムはねえ
莫斯科華撃団が帝劇を訪れた目的は、クラーラの引き渡しだったんですね。
カミンスキーは、カオルさん自ら淹れた紅茶を褒めるも、今度はロシアの習慣だ、とかいってジャムを所望するなど、なかなか図々しい一面を見せていた。
個人的には「お前に食わせるジャムはねえ」とツッコみを入れたくなったところだけど……もちろん花組の皆さんはそんな事しない……カオルさんがほんの少しだけ怪訝な様子を見せてたくらいか。
カオルさんも苦労が絶えませんね。
迫るレイラ、怯えるクラーラ
5人の鉄仮面のうち、一人だけ姿を現してましたね……名前はレイラ。
カミンスキーが言うには、以前の戦艦撃墜による死者はいなかったとのこと。
「生き残りはクラーラ一人」という情報とは大きく違いますよね。
ただし、乗組員達は無傷とはいかなかったようで、5人の鉄仮面達も大きな火傷を負ったとのこと……ただし不死鳥のごとく復活を遂げたらしく、実際、姿を現したレイラの姿は火傷一つないとても美しいものだった。
本来ならば感動の再会になったんでしょうけど……今のクラーラには事故以前の記憶がない……よってレイラが誰かもわからない……故に怯えて拒絶する。
そりゃそうですよね……あんな乱暴に姿を現すような少女、ちょっと普通じゃないですもんね。
これはどちらが悪いとかじゃなく、状況的に仕方のないこと……だからクラーラは気にせんでええんやで…。
レイラ降魔疑惑
キレた初穂とレイラがひと悶着起こすんですけど……レイラの雰囲気が明らか降魔っぽい。
初穂のパンチを片手で受け止め、力づくでねじ伏せる際に見せた目の赤い光……それが第1話で登場した謎の上級降魔とあきらかに同じように見えた。
おそらくは他の4人の鉄仮面も同様かと思われる……カミンスキーについては未だ不明……とりあえずジャムはやらん。
上手にたらい回します
クラーラ引き渡しを巡る交渉はもつれにもつれ……最終的には神埼すみれの登場により、その場は事なきを得ることに。
神山隊長不在を言い訳にその場で結論を出すことはせず、最終的な判断は世界華撃団連盟からの指示待ちという体を取る。
なんのことはない…ただのたらい回しですね……神崎さん、とてもお上手。
それにもともとクラーラの受け入れは、世界華撃団連盟からの辞令だったわけですし……ただの先延ばしにしかならないかもしれないけれど…少なくとも今のクラーラは引き渡しを望んでいない。
どこかの里でもそういう掟があるそうだし……ナンクルナイサ(適当)
それにしても、神崎すみれに対するカミンスキーの態度の変わり具合があからさまでしたね……さすがレジェンド、といったところでしょうか。
さくらの時とは桁違いのバラの花を差し出すあたりに、敬意の大きさを感じさせる一方で、さくらを貶める材料を花組メンバー達に与えていた……せめてさくら本人のいないところでやってあげて…。
この降魔、大きくて素早いぞ
カミンスキー達が一旦引き上げたあと、絶妙なタイミングで現れた降魔……大きい上に素早かったですね。
その際に花組の出動シーンの一部始終が描かれていたわけですが……なるほどあの隊服はキューティーハニー方式(?)を採用していたのか(勉強になるなぁ)
前回は出番のなかった無限出動ということでちょっぴりテンションをあげつつ、今回の戦いを見守る体制に入ったものの……この降魔がちょっと大きすぎた。
レイラの一件でむしゃくしゃが止まらない初穂さん……さっそく暴走するわけですが……なんとこの降魔、大きいのに素早いぞ。
あっさり回避されて、蹴り飛ばされて、あっという間に機体を損傷する初穂さん……露出魔…もとい司馬さんの通信サポートでなんとか立て直していましたね。
結局、この降魔に対する初期対応は失敗……初穂さん、今回は調子悪そうだなぁ…。
新生莫斯科華撃団の実力がヤバい
神山に隊長代理を任命されたさくらに対し、密かに嫉妬心を燃やしていた初穂……最終防衛ラインでも、彼女の暴走は止まらない。
今度は、降魔の特徴を知った上での対応ということと、メンバー達のサポートの甲斐あって、初穂らしい攻撃で一度はダウンを奪うものの……油断して決めポーズしてる間に武器を吹き飛ばされるなど、またしてもやらかしていた。
どしたん? 初穂たん……ちょっと今回ダメすぎるよ……というか今回の花組はちょっとだらしない。
街を守る事を最優先にするならば、帝国華撃団の面子よりも、カミンスキーの援護の申し出を受けるべきだったし、何よりチーム内連携の練度が低すぎるように思えた……ちょっと訓練足らんのとちゃう?
そんな帝国華撃団をあざ笑うかのように登場したのが、莫斯科華撃団の霊子戦闘機たち。
実際、彼女達の戦闘はとても見事なもので……完璧に統制のとれた連携からの、レイラのトドメの一撃で、巨大降魔もほぼ秒殺……花組のみんなもただただ感嘆するばかりだった。
単純に霊子戦闘機の性能が違うのもあるんだろうけど……莫斯科華撃団の実力がヤバいことだけはよく理解できた。
ただし、戦闘後、降魔の残骸から「核」のようなものを回収するシーンについては果てしなく胡散臭かったです。
クラーラと降魔の関係性
花組のみんなも薄々気付いているように、クラーラは降魔に狙われている……あるいは降魔を呼び寄せてしまう性質があることはほぼ確実。
実際、カミンスキーはその事を知っているようだったし、むしろそんなクラーラを利用する気満々のご様子。
おそらく彼らはクラーラを使って、大きな事を起こそうとしてるんでしょうね……その目的は定かではないけれど。
といっても、今の花組にはそんな事知る良しもなし……莫斯科華撃団との実力差にただただ落ち込むのみ……とりあえず「みんながんばれ」。
そんな様子を遠くから見守る白マントが妙に頼もしく思えた(お願い先生)
まとめ
アニメ「新サクラ大戦 the Animation」第3話「帝都激震!新生莫斯科華撃団」を視聴した感想について書きました。
今回新たに登場したカミンスキー率いる新生莫斯科華撃団……果てしなく胡散臭かったですね。
クラーラ一人だけが生き残ったはずのあの大事故……実は死者がゼロだとか、火傷負ったけど不死鳥の如く蘇ったとか、とにかく信じがたいことばかり。
しかもレイラ、ちょっと降魔っぽいし……巨大降魔倒したあとも何やら回収してたし……。
何より降魔呼び寄せクラーラちゃんに異様に執着する様子があきらかにおかしい……。
そんな彼らに対抗するためには、花組のさらなるパワーアップが急がれるところですよね…。
次回もとても気になります。
以上、アニメ「新サクラ大戦 the Animation」第3話の感想でした!
- 第1話『堂々開幕!新生華撃団』
- 第2話『正体不明!謎の怪人現る』
- 第3話『帝都激震!新生莫斯科華撃団』
- 第4話『友情満開!千年桜』
- 第5話『凸凹探偵!クラーラの秘密を探れ』
- 第6話『奇々怪々!黒マントの正体』
- 第7話『隠密作戦!デートを追え』
- 第8話『波乱万丈!華撃団対戦』
- 第9話『驚天動地!クラーラの真実』
- 第10話『帝都壊滅?ツングースカの怒り』
- 第11話『悲恋幻想!レイラの想い』
- 第12話『大団円!明日への希望』
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